9/19(木)1年生理数科SS
2019年9月21日 07時42分 1年生は先週に引き続き、課題研究のテーマ決めと研究計画の立案でした。みんな熱心に調べています。中には実験をしている班もありました。
令和5年度~令和7年度 スーパーサイエンスハイスクール【先導Ⅱ期】に指定されています 先導Ⅱ期SSH事業の概要(PDF)
1年生は先週に引き続き、課題研究のテーマ決めと研究計画の立案でした。みんな熱心に調べています。中には実験をしている班もありました。
梅ちゃんズ2が「七折小梅の葉」をいただきました。
9月19日(木)に、SSH砥部焼班「梅ちゃんズ2」が、農事組合法人「ななおれ梅組合」組合長の 東 洋二 様の梅畑を訪問し、研究の材料である砥部町特産の「七折梅の葉」をいただきました。
この時期、梅はもはや落葉し始めていましたが、東様の御協力でビニール袋3袋採の梅の葉が取できました。ありがとうございました。今後、大切に使わせていただきます。
また、東様には、七折梅の枝の灰なども御提供していただいており、11月9日(土)に開催される砥部分校の文化祭で、砥部焼班の研究発表、分校のセラミック班が作った梅枝の灰釉薬を用いた小皿等の展示・販売も行う予定です。釉薬の研究はまだ続きますが、ぜひとも御来場いただき、今までの成果をご覧になってください。
採集のようす
東組合長
お世話になりました<(_ _)>
自然乾燥させています。
理数科1年生を対象にサイエンスクラブを実施しました。今回は、来週26日に愛媛大学で行われる高大連携事業(地球・沿岸)の事前学習を行いました。
運動会も終わり、いよいよ研究の季節が訪れようとしています。本日の2年生理数科スーパーサイエンス(SS)では, 今年度の高文祭に向けて各班が研究要旨やポスターを作成したり、実験を行ったり、どの班も慌ただしくも力を入れて研究活動に取り組んでいました。数学班においては、本校先輩の大学生がメンターとして来てくださいました。今後の研究について熱心に議論をしていました。各班とも、限られた時間の中で成果をあげようと集中して取り組んでいました。
数学班 メンターの先輩にアドバイスをいただいています。
アサギマダラ班 指導担当の先生と考察方法について考えています。
クモ班 ポスターと研究要旨を作成しています。
浸透圧班 浸透圧測定のための溶液の調整をしています。
重金属班 吸光度測定のための準備をしています。
ガウス班 繰り返しデーターを取っています。
水滴班 撮影した画像分析をしています。
摩擦班 新たな方法で摩擦力の測定をしています。
ブロック塀班 試作をしています。
1年生理数科SS
1年生は課題研究のテーマ決めと研究計画の立案でした。先行研究や事例について、時間をかけてしっかりと調べ、充実した研究計画書が出来上がることを期待しています。
コドンとは、タンパク質を構成するアミノ酸配列へと生体内で翻訳されるときの遺伝暗号です。本校は、4月から、関西大学が主催するコドンレタープロジェクトに参加しています。本時は、同プロジェクトに参加している県外の高校生が、暗号で書いた20通のコドンレターを、2人のペアごとで、それぞれ解読する時間でした。
関西大学の多田先生、大妻女子大学の本田先生も来校され、生徒はペアの生徒とコドン表をもとに、効率的に解読する方法を話し合い、それぞれのコドンレターを楽しみながら解読していきました。その後、iPadのロイロノートを用いて、他のグループに自分たちが解読したコドンレターについて紹介したり、解読が困難であったレターについて、協同で解読に当たったりしました。このような活動を通して、生体内で行われる翻訳作業の神秘を感じ、生物についての理解をさらに深めたいと意欲を燃やしていました。
本日8月30日、愛媛県内から多数の中学生が参加して行われた、第7回科学の甲子園ジュニア愛媛大会に、本校理数科3年の伊藤祐希くんと藤原諒くんが講演会の講師として参加しました。愛媛大学の杉浦美羽先生にご指導いただきながら取り組んだ課題研究を中学生に向けてプレゼンしました。
講演題目は、「異なる光条件で培養した植物体内のビタミンC量の違いについて」です。難しい内容ですが、中学生にわかるようにクイズも交えて、言葉を選びながら、落ち着いて講演することができました。こうした経験がこれからの研究発表にもいきてくると思います。とても良い経験になりました。
昨年、イチョウガールズが本校のイチョウの葉で作った釉薬を用いて、砥部分校の生徒がブローチを作成しました。分校の文化祭で販売したところ、高い評価を受けました。その一つが、写真のブローチです。
さて、今年は、梅ちゃんズが、砥部町の七折の梅の枝を用いて作った釉薬で、小皿を製作する予定です。先日、一回目の試作品ができました。デザイン科の生徒が作った素焼きの小鉢に、灰に含まれる鉄分を生かして緑色に、その色を長石で消すようにして白色にしたものです。今後、改良を加えながら、作品作りを進めていきます。
梅ちゃんズによる研究報告は一時途絶えましたが、順調に進んでいます。機会を得て、再び御報告させていただく予定です。そして、イチョウガールズや梅ちゃんズなどのSSHが望む色だけでなく、デザイン科の生徒さんにも使ってもらえるような釉薬を作り、私たち高校生で、魅力ある砥部焼が作れるように頑張ります。御指導よろしくお願いします。
なお、私たちが作った小鉢は、11月9日(土)に行われる砥部分校の文化祭で販売する予定です。その時までにどのような作品になっているか楽しみにしていてください。
イチョウのブローチ
梅の小皿
8月24日(土)に愛媛大学理学部で、岡山県清心中学校清心女子高等学校主催の「集まれ!理系女子」女子生徒による科学研究発表会 四国大会が開催され、本校から理数科2年水滴班の3名が発表者として、理数科1年生男子4名が参観者として参加しました。
研究発表では、本校を含む6校から8題の発表があり、本校水滴班は水のはね返りに関する研究の発表を行いました。水滴班にとっては3人で行う校外での発表が今回初めてでしたが、これまでの研究の成果についてしっかりとした態度で発表することができました。また、質疑応答でもしっかりとした対応ができ、今後の参考になるアドバイスをいただきました。男子生徒の参加者は本校の4名だけでしたが、積極的に質問を行い、発表から多くのことを学ぶことができたようです。科学発表の後は、興味のある分野に分かれて、愛媛大学の理系女子学生グループの方々と研究のことや大学生活などについてお話を、他校の生徒ともたくさん交流することができました。
参加者全員が、他校の生徒の発表に刺激を受けたようで、周りの人たちに負けないよう、しっかり頑張っていこうと決意を新たにしました。
水滴班の発表
1年生も積極的に質問
理系女子学生さんとの交流
8月19日(月),20日(火) 中国四国九州地区理数科高等学校課題研究発表大会に参加しました。
山口県健康づくりセンターを会場に中国地区,四国地区,九州地区の理数科設置校から,ステージ発表16本,ポスター発表59本が集まり,発表が行われました。本校からは理数科3年ビタミンC班,花粉化石班,数学班がそれぞれポスター発表として参加しました。初日に審査を含めポスター発表が行われ,発表1時間30分,聴衆1時間30分という長丁場の中,積極的に活動しました。2日目は,ステージ発表の聴衆として質疑応答にも挙手し発表するなど,とても意欲的でした。
審査の結果,数学班が最優秀賞を受賞しました。過密日程の中,みんな頑張ってきました。
今週も、先週に引き続いて本校SSH1期生でコネチカット大学アシスタントプロフェッサーを務められている萬井知康先生の元で研究をさせていただいています。
まずはサンプルを作り、Spectrophotometer (分光光度計)を用いて吸収を測定したり、Fluorometer(蛍光光度計)を用いて発光を測定したりしました。最初はどの実験器具の使い方にも戸惑いましたが、何度も使ううちに手際よくできるようになりました。実験をすることよりも結果を分析することの方がもちろん難しく、萬井さんにご指導をいただきながら研究を進めています。
週末は、萬井先生にショッピングモールやオーガニック系のスーパーなどに連れて行ってもらいました。お昼はハンバーガーを食べました。フライドポテトにチーズ!アメリカっぽくて、とても美味しかったです。
作製したサンプル
分光光度計を使っています
蛍光光度計(レーザーを使うため危険なので萬井先生が操作しています)
左がポテトにチーズです
第5週目になりました。今週は、本校SSH1期生の萬井知康先生が勤務している州立コネチカット大学化学科の研究室で、光化学の研究をさせていただいています。
学生さんと一緒に、Suzuki Coupling (鈴木・宮浦カップリング)法を用いて、BODIPY(boron-dipyrromethene:蛍光色素の一種)をもとにしたD-A(ドナーアクセプター)分子を精製しました。研究ではRotary evaporator(ロータリーエバポレーター)、Column chromatography(カラムクロマトグラフィー)を使用しましたし、見たことのない実験器具がたくさんあって驚きです。
しかし、もっと驚いたことがあります。アメリカでは試験管やピペットなどを一回使うと捨てています。日本では考えられないと思いました。毎日約6時間研究していますが、時間が経つのがとても速く感じて、充実した日々を送っています。
先週までは大学の寮での生活でしたが、今週は大学内のホテルで生活しています。ホテルにはプールもあって、テレビの番組は(もちろん)全部英語なので、英語のリスニングの勉強にもなります。日本のアニメなどもたくさん英語版で放送されています。スーパーにも行きました。一つの食材だけでもたくさん種類がありすぎで、まだまだ驚きの連続です。
*Suzuki Couplingとは、鈴木章氏が2010年にノーベル化学賞を受賞した、パラジウム触媒と塩基などの求核種の作用により、有機ホウ素化合物とハロゲン化アリールとをクロスカップリングさせて非対称ビアリール(ビフェニル誘導体)を得る化学反応のことです。
萬井先生から御指導いただいています
実験の様子 カラムクロマトグラフィー
ロータリーエバポレーターを使っています
8月7日(水)から8日(木)の2日間、兵庫県神戸市の神戸国際展示場で、令和元年度SSH生徒研究発表会が開催されました。
発表会には国内から218校、海外から23校の参加があり、総勢約4,500人の生徒や教員等が参加し、本校からは理数科3年物理水滴班3名が参加しました。
本年度は実験器具のミニチュア版を作成・展示し、実験操作のデモンストレーションを行ったり、手持ちのポスターを準備して少人数のグループに発表をしたりと、発表に工夫をして臨みました。その甲斐もあってか非常に多くの方々に発表を聞いていただくことができ、ほとんど休憩をとることができないほどでした。水滴班の生徒はこれまで多くの発表会を経験してきましたが、これほど長時間の発表は初めてで、7日の夕方には3名とも疲労困憊でしたが、同時に心地よい疲労感に満たされていたようでした。発表を聞いていただいた方々から多くの質問や助言をいただき、今後研究の成果をまとめていく上でのヒントをたくさんいただくことができました。
本校ブースの前にて 発表の様子
審査委員との質疑応答 発表を終えて疲労困憊の図
第4週目は「Pharmacy: Explore the Field」を選択しました。今週は実験や病院訪問など、アクティビティがとても多い一週間でした。
実験では、特にカプセル薬を作ったのが楽しかったです。2通りの方法でカプセル薬を作り、どちらの方法の方がよいのかを考えました。他にも、いくつかの違う物質を加えた薬を数種類作り、溶け方などを観察しました。
木曜日に、UConn Health Center を訪問し、見学・体験しました。病院内の見学で驚いたことがたくさんあります。一番驚いたのは、薬の届け方です。カプセルに薬を入れてセットし、ボタンを押すだけでその場所まで届くということです。壁の中のレーンを通って薬が届くようになっていたり、薬を運ぶロボットもいたりで、とても便利だなと思いました。病院には2つのタワーがあり、新しい方のタワーは患者さんの部屋がすべて個室らしく、ガラス張りのため眺めがとても綺麗でした。廊下にはいたるところにテレビのモニターがあって、患者さんの血圧・心拍数などの情報がいつでも確認できるようになっていました。さすがアメリカ、最先端の技術だな、と感じました。
アンバサダー活動第2弾として友達に茶道を披露して、お茶を点てる体験をしてもらいました。その後、抹茶をアイスクリームにかけたり、牛乳に入れたりいろいろと試してくれていて、みんな抹茶をとても気に入ってくれました。
ルームメイトは先週と同じだったのでさらに仲を深めることができました。
今週で、私の留学生活の第一部である「UConn Pre-college Summer」が終わりです。今考えてみると、アメリカに来てすでに4週間が過ぎました。特に最後の一週間は短く感じました。たくさんの人と出会い、たくさん学び、とても充実した4週間でした。一か月間通ったダイニングホールでのアメリカンなバイキングの食事、寮での生活はもう終わりです。
来週からは第二部が始まります。ホテルでの生活、そして萬井さんの研究室で研究をさせて頂きます。新しい学びと発見がたくさんあるように、一日一日を大切に残りの期間も頑張ります。
薬の製作 実験中、友だちと
UConn Health Centerの外観 お茶のお点前です
8月3日(土)・4日(日)、「つなげ!生物多様性高校生チャレンジシップ」(愛媛県主催)において、本校生物部2名が「里山におけるチョウの多様性-理論値と実測値-」の研究発表を行い、見事「県知事賞」(最優秀)を受賞しました。生物部は北条地域(風早地域)をフィールドとして毎月1回調査に行っています。地道な研究が評価され、受賞に至りました。今後も継代的に調査を続けていきたいと思います。
また、現地実習ではNPO法人森からつづく道(松井宏光代表)の御指導のもと、本校を含めた県内外8校の生徒約20名がその風早地域の里山で生物調査を行い、「地域の生物多様性を保全するためにはどうしたらよいか」というテーマでワークショップを行いました。本校から参加した花岡龍之介君(209HR)は積極的に活動し、ワークショップでまとめを発表するなど活躍しました。
<県知事賞> 里山におけるチョウの多様性-理論値と実測値-(山崎 豊・花岡龍之介)
7月31日(水)に岡山で行われました「数学甲子園2019」の予選に、本校からも3チーム12名(2・3年生、普通科・理数科)が参加しました。全国を12ブロックに分け、愛媛県は中四国ブロックに入ります。今回で12回目を迎える数学甲子園はこの10年間で出場チーム校数が急激に増えており、岡山の会場には200名以上参加するなど大変な熱気でした。
本校の数学の精鋭たちも暑い中、難しい問題に一生懸命取り組み、頑張りました。この経験を生かして、これからも数学に興味関心を持ち続けてほしいと思います。
第3週目は「Digital Animation & Motion Graphics」を選択しました。授業ではアニメーションの基礎からフォントなどの効果について学び、2人1組でショートムービーの制作も行いました。作成したものをお互いに見せ合い、意見やアドバイスなどを交換しました。みんな次々と意見を述べて、いい話し合いができました。
ワークショップでは “Connecticut Science Center” を訪問しました。とてもリアルな人体模型が刺激的で、筋肉・血管・骨など詳しく観察することができました。課題プリントがあって、理科で習ったことがある用語でも英語がわからないものが多く、問題は理解できたものの、解答を書くのに困りました。Space areaでは地球以外の場所での食べ物の重さのサンプルやプラネタリウムを見ているような映像を見ることができる場所などがありました。
ルームメイトはカリフォルニアに住んでいる中国人でした。折り紙を体験してもらったり、お互いの言語について話したりしました。彼女は日本語にとても興味があるらしく、ひらがな・カタカナを書く練習をしました。漢字は中国語と同じものもあれば違うものもあるので、お互いにその漢字が表す意味を教え合いました。学校の話でも盛り上がり、日本・アメリカ・中国それぞれの学校の違いについても学びました。
アンバサダー活動という活動があり、友達に茶道を披露し日本の文化の体験をしてもらいました。お湯がなかなか見つからなかったので、ダイニングホールでお茶を点てました。とても好評だったのでよかったです。
第4週は「UConn Pre-College Summer」最後の週です。「Pharmacy: Explore the Field」の授業を受ける予定です。
7月28日(日) 第1回FESTAT(全国統計探究発表会)に参加しました。
香川県立観音寺第一高等学校がSSH事業の重点枠で取り組まれている標記の会に、理数科3年数学班小野君,灘野君,山﨑君,普通科3年CR統計班白石君,高田君,武田君,1年生安田君が参加しました。理数科数学班は「高校野球におけるタイブレーク制度の有効性」(ポスター発表),CR統計班は「交流人口増加による愛媛県の活性化」(口頭発表,ポスター発表)と題して研究の成果を堂々と発表してきました。会場には長野県,愛知県など広くから参加校が集まり,大変盛り上がりました。午前発表の部に続き,午後は講演,講評が行われました。特に,講演では現役のデータサイエンティストの方から刺激的なお話をいただき,今後の研究かりでなく,進路選択についても大いに参考になりました。
7月27日(土)、愛媛県松山市において、ノーベル生理学・医学賞受賞者 北里大学特別栄誉教授大村智先生をお招きした特別講演会「未来を担う諸君へのメッセージ」が開催されました。本校からも、150名以上の生徒が参加しました。大村先生は、自らの歩みを振り返り、挑戦や努力を積み重ねることの大切さを話してくださいました。
令和元年7月27日(土)~29日(月)の間、佐賀大学本庄キャンパスで、第43回全国高等学校総合文化祭自然科学部門が開催され、本校理数科3年の物理水滴班と化学イチョウ班が、愛媛県代表として研究発表に参加しました。
水滴班は「水滴が水面で大きくはね返る条件を探る」、イチョウ班は「イチョウの灰を使った釉薬の開発」のテーマについて、これまで約2年間行ってきた研究の成果を発表しました。研究発表やポスター発表では、さまざまな分野の研究の発表を聞き、質問をしたり、いろいろな話をして交流を深めたりすることができました。また、2日目午後の巡検研修では佐賀県立宇宙科学館を訪問し、バックヤードや収蔵庫など普段は見られないものを見学することができるなど、多くの経験をすることができました。
結果として、イチョウ班が研究発表 化学部門で奨励賞(4位に相当)を受賞することができました。
これまでたくさんの方々の協力を得て進めてきた研究の成果を、このような晴れの舞台で発表でき、とても幸せだと感じました。今後は研究論文をまとめ、次のステージでチャレンジをしていきたいと考えています。
全国高等学校総合文化祭自然科学部門 入賞校一覧は、こちらです。
標記の大会にステージ部門に「異なる光条件下におけるシアノバクテリアに含まれるアスコルビン酸量に関する研究」、ポスター部門に「ニュージーランド研修での体験」「花粉化石による古環境の推定」の3本が参加してきました。ステージ部門では3位にあたる愛媛県教育委員会教育長賞をいただきました。
基礎科学的な研究から社会に還元できるような方向性を持った応用科学的な内容の研究まで、県外からの参加も多く、大変参考になった1日でした。
本校は、昨年度から、普通科・理数科の生徒が取り組む課題研究に統計、データサイエンスを取り入れ、膨大なデータから動向を読み取り、地域創生につながる課題研究を推進しています。昨年度は、普通科の生徒が取り組んだ複数の課題研究が全国で上位に入賞しました。
7月25日(木)、日本最大級のビッグデータホルダー企業(全国5000万人の購買行動データ)である株式会社True Data(東京)から、アナリティクス・ソリューション部の烏谷正彦様、宮岡麻耶様、経営戦略部広報課の西口美穂様の3名の方々に本校に来校していただき、「意外?納得?スーパーやドラッグストアの買い物から世の中を見てみよう」と題した講座を行っていただきました。本校からは、統計に興味のある1年から3年の60名以上の生徒が受講しました。
POSデータとID-POSデータの違いを教えてもらった後、True Dataが作成したソフトを用いて、今、何が売れているのか、その動向を分析するワークショップを行いました。各グループに分かれた生徒は、iPadを活用しながら、生きたデータから市場を推測するという経験をしました。自分たちが予想していたものと異なる結果になることもあり、楽しみながら講座を受講でき、データの先にある市場をよみ進めていくことの魅力を実感することができました。講師の3名の皆様、終始丁寧な御指導、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
このワークショップの様子を、True Data 様の公式ブログのページで紹介していただきました。
SSH1期生が勤務するアメリカコネチカット大学に留学している池田さんから、現地レポート②が届きましたので、お知らせします。
第2週目は「Food Science and Technology」を選択しました。授業は講義が中心でしたが、火曜日と木曜日の午後はラボに行って実験を行いました。
講義では、食品の背景にある科学技術を学び、健康的な食品の選択方法を考えました。実験では、紫キャベツを用いたpHの測定、アイスクリーム・チーズ・バター作りをしました。クラスメイトとの会話では、日本食のことについてたくさん聞かれ、とても話が盛り上がりました。
ワークショップは5講座受講しました。中でも「Pharmacy Compounding Workshop」が一番楽しかったです。研究室内で、原料の調合から薬を調合し、容器に入れて患者さんの名前を書くところまで、という製薬の体験をすることができました。
ルームメイトは毎週変わるシステムで、今週はマサチューセッツ州から来た生徒と同じ部屋でした。彼女はとてもフレンドリーで親しみやすく、たくさん話したり、一緒にアクティビティに参加したりしました。そして日本の折り紙を紹介して、一緒に折りました。
今週は、先週の失敗を生かして、最初に周りの人たちに「ゆっくり話して」とお願いしました。するとみんな、会話の中で分からない単語があった時は意味を教えてくれたり、簡単な表現に言い換えたりしてくれて、会話が弾み、新しいことの学びにも繋がっています。新しくできた友達とのグループチャットでは、アメリカの人たちが日頃使っている独特の表現や、省略した文章表現を学びました。
また、アメリカのことをたくさん教えてくれて、アメリカらしい飲み物や食べ物に挑戦しました。その中でもアクティビティで行ったStorrs Centerのピザ屋さんに驚きました。なんと、自分で好きな具材・生地などを選ぶことができました。とても美味しかったです。
第3週は「Digital Animation & Motion Graphics」の授業を受ける予定です。
愛媛大学社会共創コンテスト2019において、下記の作品が準グランプリを受賞しました。
理数科3年 灘野大輔 小野快斗 山﨑脩生
「『野球王国愛媛』持続可能な野球文化の醸成に向けて~タイブレーク制度導入に寄せる期待~」
令和元年7月20日(土)13:00から愛媛大学南加記念ホールで開催された表彰式に,理数科3年の小野快斗君と山﨑脩生君がご招待を受け出席しました。今回の「社会共創コンテスト2019」では,全国から寄せられた課題・探究部門171点の中から準グランプリを受賞しました。
会場では,地域課題部門と合わせてグランプリ,準グランプリの4本のステージ発表が行われました。審査員,社会共創学部の学生さんなど多くの方々の前,緊張しながらも自分たちの研究を発表してきました。
7月18日(木)1限目に、チャレンジリサーチⅠ(普通科1年)では、「リサーチクエスチョン検討会」を行いました。101HRから108HRまでのすべての班が分野別に集まり、リサーチクエスチョンや研究手法について相互に検討したり、その分野を専門としている先生からアドバイスをもらったりしました。他学年の先生にも参加していただき、クラスでの活動とは異なった視点で研究の見直しができました。これから本格的に研究活動に入ります。
理数科3年の池田夢叶さんが、文部科学省主催の「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム高校生コース」に選抜され、現在、アメリカ合衆国コネチカット州で約6週間の研修を行っています。現地からレポートが届きましたので、お知らせします。
7月6日(土)に成田空港を出発し、ワシントン経由でハートフォードに到着しました。コネチカット州と日本の時差は、現在サマータイムで-13時間です。日本とは昼夜がほぼ真逆で、最初は時差ぼけで困りました。屋外は日差しが強くてとても暑いのですが、室内はエアコンが効きすぎていて、長袖でいても寒いです。
現在、「U Conn(コネチカット大学) Pre-College Summer」 に参加しています。大学内の寮に宿泊していますが、週ごとに部屋とルームメイトが変更されるというシステムです。第1週は地元の生徒がルームメイトでした。食事は毎日バイキング形式ですが、アメリカらしい食事で、日本の食べ物が少し恋しくなっています。
第1週は「Data Science」の授業を選択しました。日曜日にオリエンテーションがあり、月曜日・水曜日・金曜日は授業とワークショップ、火曜日・木曜日は一日中授業です。毎日、夕食後にはいろいろなアクティビティがあります。
この一週間でたくさんの発見や驚くことがありました。参加しているのは、ほとんど現地の人です。もちろん日本人は私だけです。当たり前のことですが、英語を話す速さにとても驚いています。なかなか聞き取ることができないので、何度も聞き返しています。少人数での会話であれば、簡単に聞き返すことができますが、授業では聞き返すことができないので、とても困っています。でも、困っていると、近くに座っていたクラスメイトが何度も助けてくれました。
「Data Science」の授業では、映画を例に用いて、「cosine similarity」(コサイン類似度:複数の文書などの類似性を表す指数)を求めました。キーボードでの入力が独特で、(私のキーボードは日本語、他の人たちはもちろん英語)とても苦労しましたが、先生がパソコンを貸してくださったり、まわりの人に助けてもらったりで、何とか頑張れました。そして金曜日にはプレゼン発表を無事に終え、一週間の授業が終わりました。土曜日はフィールドトリップでした。
第2週は「Food Science and Technology」の授業を受ける予定です。
大学は迷子になりそうなほど敷地が広いですが、大学内を歩いているとビーバーや鹿に遭遇しました。コネチカット州は自然がいっぱいで、とてもいい環境です。
大学構内と授業の様子
ある日の食事とSession1の集合写真
7月11日(木)に、理数科SS交流会を行いました。この交流会は、2年生課題研究の現時点での成果を、異学年交流という形で普及・伝承するとともに、1年生に対して「ゴール(到達点)」をイメージさせ、効率的に学習や研究を進めるための助言を行うことを目的とします。
まず、5時間目に、2年生が5月に実施した修学旅行(台湾科学交流研修)の様子のプレゼンを1年生対象に行いました。英語の学習法や現地での過ごし方等、具体的なことまで教えてもらいました。
6時間目は、2年生の課題研究のポスター発表を行いました。3年生と1年生が参観し、発表後は3年生を中心に活発な意見交換が行われました。また、本校のSSH運営指導委員の先生方から専門的な助言をいただきました。いただいたアドバイスを参考にし、今後の研究をより良いものにしていきます。
令和元年7月6日~7月11日の期間、本校理数科2年生白石浩都君が、The 2019 Asia-Pacific Forum for Science Talented に参加するため、台湾に向けて出発しました。このフォーラムは、アジア16か国の中高校生代表が台湾に集まり、科学的内容に関するディスカッション・プロジェクト作成・プレゼンテーションや、フィールドワーク、文化訪問を通じて、国際社会で活躍するためのリーダーシップを育成することを目的としています。日本からは、本校、愛媛大学附属高校、沖縄県立球陽高校、向陽高校から合計6名の生徒が参加しています。
7月6日(土)、愛媛チームのメンバーが松山空港を出発し、羽田空港を経由して台湾に向かいました。台北への到着は当初の予定より遅れましたが、無事に現地に到着し、沖縄チームと合流しました。7月7日(日)には開会セレモニーが行われ、各国がパフォーマンスを披露しました。日本チームは、全員が浴衣を着用し、日本の文化の紹介の後、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」に合わせてダンスをしました。途中から他国の生徒さんたちもステージに上がり大変盛り上がったとのことです。
本校の白石浩都君のチーム(香港、カナダ、マレーシア、台湾、ベトナム、インドネシア、日本)は、ロボットを用いたHands-on-ProjectでDesign Awardを受賞しました。
出発前、保護者の皆さんと一緒に
大いに盛り上がったステージ
本日の2年生理数科スーパーサイエンスでは,5・6時間目に愛媛大学大学院理工学研究科数理物質科学専攻 猪奥倫左 准教授をお招きして,数学に関する講座を開いていただきました。「しゃぼん玉はなぜ丸い?~実験と数学~」をテーマに実験と講義をしていただきました。「疑問に思うこと」→「問を立てる」→「観察・定式化する」→「解く」という,課題発見から解決までのストーリーを、講義を通して学ぶことができました。今後の課題研究活動にしっかりと生かしていきましょう。
7限目は各班に分かれて,研究計画書仕上げをしたり、SS交流会に向けたポスター作りなどを行いました。
本日の1年生の探究活動の時間「SS」は、課題研究ガイダンスを行いました。課題研究メソッドを利用して、大まかな課題研究の説明を受けた後、各グループに分かれてブレインストーミングを行いました。そこで出し合ったアイデアをまとめたものをタブレットのロイロノートで共有し、それをもとに新たに班編成を行い、再びブレインストーミングを行いました。本日のSSである程度、自分がどの分野の研究をしたいのかが、見えてきたかな?
6月9日にグローバルサイエンスキャンパス(GSC)広島ホップステージ第2回セミナーが行われました。「科学リテラシー講座」「研究者倫理講座」「科学講演会」の3つを受講しました。今回も体験的な学びを取り入れながらとても楽しく,奥の深い講座でした。とても刺激的な1日でした。さて、これからレポート作りを頑張るぞ!
本日も木曜恒例2年生の探究活動の時間「SS」が実施されました。SSの時間のはじめには、アメリカ研修についての説明がありました。本日は、今年度の研究計画書の提出締め切り間近ということで,研究計画を密に練る班、文献を調べてこれからの実験の方法を考えている班、調査項目を決める班、実験を着々と進めていく班など様々でした。
写真は、ガウス班(実験装置作り。)、摩擦班(得られた結果の吟味中。)、水滴班(ひたすらデータ取り。)、植物班(花弁の観察準備をしています。緻密な作業です。)、アサギマダラ班(調査項目の選定。)、クモ班(クモの糸が採れたようです。強度のについて調べるようです)、浸透圧班(分子模型を用いての考察)、釉薬班(文献で色の出る薬品を調べています。)、重金属班(計画書の作成と貝殻に重金属を吸着させる実験の同時進行!)、数学班(先行研究の調査・)、ブロック塀班(ブロック塀の作り方など実験方法の吟味)です。
1年生も頑張ってます
中間考査、修学旅行も終わり、SSも本格的にスタートをしました。文献を調べたり今までの研究を振り返ったりして今年の研究計画書を煮詰める班や、どんどん実験を進めていく班など様々に活動していました。
写真は、順番に数学班、水滴班、摩擦班、ガウス班、浸透圧班、釉薬班、重金属班、アサギマダラ班、ブロック塀班です。
本日の1年生のCRは、(株) ベネッセコーポレーションの前田さんにお越し頂き、「高校生のための学びの基礎診断」の一環として行われました。
入学当初に行われた学力リサーチ(スタディサポート)の結果を振り返りながら、現在の学習状況を振り返り今後に生かすための具体的な方策を、わかりやすく提案して頂きました
前田さん、ありがとうございました。
1年生は重松教頭先生から、課題研究についての説明がありました。研究の見せ方や発表方法の研究を教えていただき、過去の良い研究を参考にパワーポイントのテクニックを習得しました。今後の課題研究に役立てていきたいと思います。
本日5限目に一年生普通科生徒を対象に松山大学経済学部岩田和之教授によるチャレンジリサーチⅠ講演会「統計入門」が行われました。
効果の測り方として、大数の法則や中心極限定理などの方法を教えていただきました。
今後の活動に活かしていこうと思います。
5月26日(日),広島大学主催のGSC広島に理数科1・2年生9名が参加しました。
本プログラムはホップ(講義)・ステップ(分野別セミナーと英語ポスター発表指導)・ジャンプ(大学研究室でのラボ教育と海外研修)と3つのステップからなり,ホップステージは今回と6月9日の2回となっています。科学探究のテーマ設定について細かく語っていただくとともに,メビウスの輪を題材に研究倫理のお話や、再生医療最先端の研究について紹介していただき,大変刺激を受けました。本校の参加生徒たちは講演終了後、疑問に感じたことを、先生方へ熱心に質問していました。
1年生は数学分野の実習を行いました。パズル的な要素を含む問題の中に潜む数学的な考え方をグループで話し合って考察しました。
さすがに3次元になると難しかったみたいですね。発展させて、4次元や5次元も時間があるときに考えてみましょう。
5月16日、本校理数科2年生38名が、台湾の台北市立建国高級中学(本校の姉妹校)を訪問し、互いの課題研究の発表や授業参加等の科学交流を行い、友情を深めました。建国高級中学への訪問は、これで9回目となります。今回の訪問を機会に、共同研究を開始しました。
また、5月17日、台湾の桃園市立武陵高級中学を訪問し、互いの課題研究の発表や授業参加等の科学交流を行いました。武陵高級中学への訪問はこれで6回目になります。
令和元年5月13日(月)、Presentation Meeting台湾2日目です。午前中は国立故宮博物院を見学しました。全員、昨年の修学旅行などで訪問したことがありますが、何度訪れても勉強になる場所です。時間いっぱい見学をしました。
午後は建國高級中学に移動し、Presentation Meetingです。生徒さんが主体的に運営するセレモニーやビデオの上映のあと、研究発表です。口頭発表でイチョウ班が、ポスター発表でビタミン班と雑草植生班が英語で発表をしました。準備・練習した成果を十分に発揮できたと思います。また、本校生徒一人一人にガイド役の生徒さんもついてくださり、丁寧な対応のおかげで有意義な活動ができました。発表会のあとは、ホームステイです。どのような体験をすることができるか、楽しみにしながら、それぞれの家庭に分かれました。受け入れ先の皆さん、お世話になります。 故宮博物院の前で
イチョウ班の口頭発表
ビタミン班のポスター発表。聴衆は台北市立台北市立第一女子高級中学の生徒さんです。
雑草植生班の発表。質問を受けています。
発表をした科學班(科学コース)の皆さんと集合写真
なお、今回の様子については、建国高級中学のホームページで次のように記事を掲載していただいてます。
建国高級中学の生徒の家へのホームステイ
羽田空港で飛行機を乗り継ぎ、台北の松山空港(しょうざんくうこう)に到着しました。現地の気温は30℃を超え、かつ湿度が高い状況です。ガイドさんと合流して、台湾の初代総統である蒋介石を称えて建立された中正紀念堂を見学し、蒋介石の生涯や時代背景、台湾の歴史を学習しました。その後、夕食(台湾料理)をとり、ホテルに到着しました。ホテル内では、各班、明日の英語プレゼンテーションに向けての最終チェックを行いました。
今日は今年度3回目のSSでした。中間考査中の2年生のSSはありませんでした。
1年生は化学分野の実験を行いました。金属イオンの反応性を確認し、未知の金属イオンの種類を特定する内容でした。化学実験での安全性を十分に踏まえながら進め、水溶液の色の変化や反応性の違いに驚きの声を上げていました。また、水溶液の反応性をまとめることで、イオンの種類を特定しました。こうした作業を的確に行うことで、客観性のある実験データが得られることを学びました。
新しい白衣が届きました!
実験の説明を真剣に聞いています
実験が始まりました!
どのような反応があったかな?
今日は今年度2回目のSSでした。2年生は台湾修学旅行での発表準備を行いました。
1年生は生物分野の実験基本技術について学びました。顕微鏡の基本操作について復習をし、視野の計算やサンプルの観察などを行いました。1年生は研究活動の基本を勉強し始めたところですが、土台をしっかりと作り、その後の研究が円滑に進むことを期待しています。
本日より今年度のSCがスタートしました。理数科1年生が、水曜日の放課後約1時間を使って、理科の基礎実験を行ったり、大学(院)生と一緒に実験・実習を行ったり、SSの課題研究を進めていくためのトレーニングに取り組んだりします。
今日は生物分野で、顕微鏡の基本操作とミクロメーターの取り扱いについて実習を進めました。さすが理数科、どんどん顕微鏡を操作していきます。
協力して進めています
顕微鏡にトラブル発生?
3月24日~30日の1週間,愛媛大学グローバルサイエンスキャンパス eGSの海外研修プログラムに、309HR宮内さんと菅野さんが派遣され、ニュージーランドで研修を行ってきました。初めにニュージーランドの地学系の研究機関であるGNSサイエンスというところを訪問しました。また,森と海岸に行ってニュージーランド独特の植生や地形を見ることができました。ニュージーランドは特有の地質を持ち,海沿いにある何億年も前の地層が世界中から注目されています。日本では到底体験できない研修に参加でき,とてもいい経験になりました。
本日より今年度のSSがスタートしました。1、2年生のSSでは、まず、教頭先生とSSH推進課長の先生から、研究に取り組む姿勢や今後の活動内容に関する講話がありました。
その後1年生は、2年生の生物物理班による英語での研究発表を聴きました。上級生の良いお手本を見て、1年生は自らの今後の活動の展望が持てたことでしょう。
愛媛大学は、将来グローバルに活躍する次代の科学技術人材の育成のため、昨年度から、愛媛大学GSC(グローバルサイエンスキャンパス)を行っています。昨年度、定員40名のところに、本校生徒が応募し、選考で残った16名が9月から本プログラムを受講しました。さらに、そのうちの6名が最終ステージに進出し、さらに深い研究に取り組んでいます。
本校理数科3年生の菅野さん、宮内さんはこのプログラムで最終ステージに残り、3月24日から3月30日まで愛媛大学から、ニュージーランドに派遣していただき、現地で、花粉化石に関する研究を行いました。そのこともあり、今年度の愛媛大学GSCの募集ポスターに2人が選ばれ、本日、愛媛大学でプロのカメラマンによる撮影がありました。その後、記事作成のインタビューも受けました。2人は3年生ですが、将来の研究者に向け、受験勉強もしながら、自らの課題研究を意欲的に取り組んでほしいと思います。
第7回四国地区SSH生徒研究発表会が高知県立高知小津高等学校で行われ、本校からは理数科新3年生33名が参加しました。四国地区のSSH指定校9校から、合計104チームがこれまでの課題研究の成果をポスターセッションの形式で報告をしました。
どの生徒も他校の発表を時間いっぱい見学するとともに、活発な意見交換をすることで、今後の研究の深まりや研究をまとめるためのヒントを得ることができました。
開会行事
ポスター発表
309HRの灘野君,小野君,山﨑君の数学班が,第8回スポーツデータ解析コンペティション中等教育部門(日本統計学会スポーツ統計分科会)でベスト8相当の敢闘賞を受賞しました。メジャーリーグの投手の評価指標を用いて,2017年の広島,巨人,ヤクルトの勝敗について分析しました。校内発表の「タイブレークの有効性」と並んでの研究で忙しかったですが,いいポスターができました。今後もいろいろなコンテストに挑戦します。
4月1日(月) GSC(グローバルサイエンスキャンパス)広島ジャンプステージの打ち合わせに309HRの木村凪さんが参加しました。
309HRの木村凪さんは,広島大学が主催するGSC広島の最終ステージに進出しました。300名を超える受講生から2回の選抜を経て15名が最終ステージに進出し,その1名に選ばれました!
4月から9月にかけて広島大学の先生のご指導のもと研究を進めていきます。研究成果はオーストラリアでの発表のチャンスもあるそうです。今回は,担当の先生方と研究の方向性や今後の予定について話し合いました。積極的な意見交換が行われ,今後の研究が楽しみです。