11月16日(土)に新居浜市の愛媛県総合科学博物館にて、愛媛県高等学校総合文化祭の自然科学部門発表会が行われました。本校からは、以下の7チーム(2年理数科)が参加しました。午前中は、それぞれの分野別のポスターセッション、午後は予選通過チームによるデジタルポスター発表が行われました。規定により、発表4分、質疑4分と厳しい時間制限のある大会でしたが、本校生徒は発表、質疑ともに積極的な議論が見られ、有意義に過ごすことができました。
発表テーマ
・太陽熱による効率と安定性のある発電(太陽熱発電班)
・ボールの回転と軌道の関係について(バレー班)
・下敷き変形時における音の発生原理(下敷き班)※優秀(来年度の「かがわ総文」出場)
・合成繊維における光沢について(レーヨン班)
・米のとぎ汁の肥料効果を検証(米班)
・ナミウズムシの頭部断片からの再生の経過と生存率(プラナリア班)
・チョウの飛翔と身体的特徴の関係性(飛翔班)※奨励
海外科学交流
立命館高校が主催する標記の大会に理数科2年の下敷き班(2名)が参加しました。
オーストラリア、カンボジア、カナダ、香港、インド、インドネシア、イラン、ケニア、マレーシア、ネパール、オランダ、フィリピン、韓国、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、イギリス、アメリカ、ベトナム、日本から計21か国37校が集まりました。
本大会のテーマは「Beyond the Horizon」。プレゼンテーションやポスターセッションをはじめとするさまざまな科学交流を経て、同世代の世界の課題研究のレベルの高さを実感するとともに、多様な価値観に触れることができました。Day4にはグループごとに京都市内観光も行われ、国境を越えた友情をはぐくむことができました。一方で、英語によるコミュニケーション、特にそのスピードに圧倒されました。この経験をこれからの英語の学習に生かすことはもちろんのこと、台湾科学交流などの国際性育成事業において「失敗を成長にかえられるように」チャレンジしていきたいと思います。
最後に、閉会式でロシアの高校生が「ここに集まる皆は国籍は違えど社会を少しでも良くしたいという目的は同じはずだ」と言ったことが今でも頭から離れません。5日間、本当に貴重な体験をすることができました。23年間、SSH事業をともにリードしてきた立命館高校に改めて敬意を表したいと思います。
公式HP : Japan Super Science Fair 2024
テーマ:Beyond the Horizon
日 程:2024年11月2日~6日
内 容:Day1 Opening Ceremony, Icebreaker Activities, Laboratory Tours, Science Disscussion
Day2 Science Project Presentasions, Special Lecture, Science Showdown
Day3 Project Poster Exhibition, Science Sleuthing, Culture Exchange Booths, Cultural Performances
Day4 Science Talk, Sightseeng in Kyoto
Day5 Science Zone, Cultural Performances, Closing Ceremony
※以下の写真について、本校生徒以外の人物については同意を得た上で掲載しています。
海外科学交流
標記の大会に理数科生徒2名、普通科生徒1名の計3名が参加しました。夏休みから準備・練習してきた以下のプレゼンテーションを行い、ディスカッションでは立派に意見を述べていました。もちろん使用言語は英語です。レセプションではくまモンの歓迎を受けたり、国内外を問わず多くの参加者と交流したりして、友情を深めることができました。
大会の様子は公式Youtube(DAY1 DAY2)で視聴することができます。
テ ー マ
熊本の教訓を世界へ、そして未来へ
~熊本地震や集中豪雨など大規模自然災害を経験した熊本で、命を守る対策と創造的復興を学ぶ~
開 催 日:2024年10月23日(水)~10月24日(木)
会 場:熊本城ホール 他
日 程:10月23日(水)
【午前】入場受付、分科会
【午後】開会式、記念撮影、分科会
【夕方】レセプション
10月24日(木)
【午前】記念植樹、記念碑除幕式、総会、閉会式
分科会:グループM③「大規模災害を教訓として創造的復興を考える」(計38名)
<参加校・地域>
本校(愛媛)、多賀城高校(宮城)、輪島高校(石川)、人吉高校(熊本)、開新高校(熊本)、高森高校(熊本)、ドイツ、メキシコ、シンガポール
<本校の発表テーマ>
AIロボットによる早期復旧で理想の街作り
Creating an Ideal City through Early Restoration by AI Robots
レセプション
記念植樹・記念撮影
標記の大会が愛媛大学で開催され、以下の3チームが参加しました。日本、インドネシアやマレーシア、台湾、インドなどアジア各国から研究者が集まる中、全20校による中高生のポスターセッションが行われました。その中で、飛翔班が『Best Presentation賞』を受賞しました。外国人から質問を投げかけられると、質疑応答は原稿がないため、生徒たちは英語で必死に応答していました。ここで得た小さな自信を大きな飛躍へつなげられるよう、これからも研究に励みたいと思います。なお、飛翔班は来年1月にオンラインで開催されるInternational Collaborative Research Fair 2025(立命館高校主催)において、タイの高校生と共同で研究発表を行います。
日 程 2024年10月14日(日)
会 場 愛媛大学教育学部
参加班
【飛翔班】『Best Presentation賞』
The relationship between butterfly flight and physical characteristics
【プラナリア班】
Regeneration process and survival rate of the Dugesia japonica from head fragments
【SHIN-GS(四国型次世代科学技術チャレンジプログラム)】
Awareness Activities on the Ecology and Conservation of Otters in Japan
本校全日制文化祭にて、オール松山南STEAM造形コンテストを開催しました。オール松山南とは、本校全日制、定時制、砥部分校デザイン科のすべての在校生が参加する事業のことを指し、松山南高校はこの取組を大切にしています。今回の本コンテストでは、芸術性、創造性の観点から創意・工夫のある作品を3Dプリンターで製作し、作品を持ち寄って展示しました。今年度は意欲的な15作品が出品されました。入賞された作品及び、当日の様子を紹介します。参加された皆さん、展示を見に来てくださった皆さん、ありがとうございました。
最優秀賞 作品名「坊っちゃん夢まんじゅう」 定時制生徒の作品
芸術賞 作品名「マスターピース」 砥部分校生徒の作品
創造賞 作品名「クルトガ専用ケース」 全日制生徒の作品
奨励賞 作品名「土星」 全日制生徒の作品
当日の様子
海外科学交流
ハワイ州の観光誘致活動の一環として視察団(ジョシュ・グリーン州知事他15名)が訪県し、本校にも来校されました。以下のようなセレモニーとキャンパスツアーを行い、ESS部の生徒を中心におもてなしをしました。ジョシュ・グリーン州知事さんは、えひめ丸事故やその御遺族の方々への思いとともに、ハワイと愛媛の友好関係がより深く結ばれていることをスピーチに込めておられました。昨年12月のハワイ修学旅行、今年6月のWaipahu High Schoolの来校、そして今回のハワイ州視察団の来校を経て、本校とハワイとの関係がますます深まっています。
【日程】令和6年9月10日(火)9:30~10:40
【内容】セレモニー(国歌斉唱、校長挨拶、ハワイ州知事挨拶)
生徒発表(高校生ハワイ派遣事業代表生徒2名)
キャンパスツアー
【参加生徒】ESS部23名
研究発表
8月19~21日に島根県で実施された第26回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会に参加しました。本校からは3年生理数科の小袋班がポスター発表に、イチョウ班がステージ発表に取り組みました。多くの他県の生徒や大学の先生方に向けて堂々と発表することができていました。また、質疑応答では研究の発展に繋がる新たな視点も与えてくださり、有意義な時間を過ごすことができました。今回の学びを踏まえて今後の活動に取り組んで行きましょう。
研究発表
研究発表
研究発表
標記の大会に以下の研究班が参加し、愛媛県知事賞と奨励賞を受賞しました。生徒たちは堂々と発表し、審査員の厳しい質疑にも柔軟に対応している姿が印象的でした。2年生はこの経験を今後の課題研究に生かし、3年生はこの経験で得たことを下級生に伝えていきましょう。
【日程】8月4日(日)10:00~16:45
【会場】愛媛県総合科学博物館
【ポスター部門】
<愛媛県知事賞>
(下敷き班/理数科2年)下敷きの変形時における音の変化
<奨励賞>
(情 報 班/理数科3年)ラズベリーパイを使用した難読漢字ゲームの開発
(溶 解 班/理数科3年)ボルタ電池における負極活物質の溶解に関する研究
【四国型次世代科学技術チャレンジプログラム(愛媛大学)】
<奨励賞>
(理数科3年)液胞に塩基性アミノ酸が蓄積されるのはなぜか?
(理数科2年)ダイラタント流体とセルロースナノファイバーの複合素材の研究
ニュース
研究発表
標記のシンポジウムに以下の4グループ,計18人が参加しました。4月からのオンラインワークショップに参加しながらこの発表まで,0から取り掛かり仕上げました。テーマ設定に悩みながら,多くの調査,考察から内容を精選しストーリーを練り上げ,グループでよく協力しながら取り組んできました。当日は多くの聴衆の前で立派な発表ができ,とても貴重な経験ができました。また,同じ高校生のレベルの高い発表や想いのこもった発表を聴き多くの刺激を受けたようでした。
前日の補習後からバス移動で前泊し、当日は朝から夕方の閉会式まで終日参加,後泊してバス移動5時間と疲労も溜まりましたが、その分とても有意義な活動となりました。
日 時 2024年7月30日(火)
会 場 大阪ATCホール
発 表 以下の4グループ(計18名)
【学生サミット-未来の地球会議】
私たちから見た未来の日本~人口減少と地域医療~
【ポスターセッション】
えひめ、みかんだけとは言わせない
【DIS steamゼミ】
Over to Future~新しい教育のための最新AI~
【デジタルアート】
遺跡の守護者
課題研究
WRO(WORLD ROBOT OLYMPIADTM) Japan 2024中国地区予選会に本校から以下の2チームが出場しました。この2チームは今年度の「Coding Team Minami」として活動してきたメンバーで、6月から2か月間、今大会に向けて準備をしてきました。今年度のテーマは「災害復興ロボット」であり、ゴミの移動、ブロックの積載、水道管パイプの架け替えなどのミッションが課せられました。本校の2チームは残念ながら予選通過できませんでしたが、学びの多い大会となりました。来年こそは全国大会に出場できるよう早めに準備をしていきたいと思います。
【WRO Japan 2024中国地区予選会】
開催日:2024年7月28日(日)
会 場:岡山情報ビジネス専門学校
部 門:エキスパート競技(シニア部門)
参加者:理数科2年生4名、理数科1年生1名、普通科2年生1名
【本校から出場した2チーム】
Minami Inovators
Coding Minami
課題研究
課題研究
課題研究
去る6月10日(月)にWaipahu High School(ハワイ)の生徒4名と教員1名、University of Hawaiiの学生2名が来校し、国際科学交流を行いました。本校からはESS部、自然科学部、茶道部の1,2年生を中心に交流し、以下の活動を行いました。昼休みには、昨年修学旅行でWaipahu High Schoolを訪問した3年生も交流し、充実した1日を過ごしました。生きた英語に触れるだけでなく、ハワイの高校生や学生さんの日本文化に対する知識が豊富なこと、コンピュータサイエンスに長けていることなど多くの刺激を受けました。
1 キャンパスツアー・セレモニー(ESS部・校長先生)
2 プログラミング体験講座(大学生スクールサポーター・自然科学部)
3 茶会体験(茶道部)
4 記念撮影
課題研究
課題研究
STEAM探究Ⅱ(普通科2年生)では、第12回高校生ビジネスプラングランプリ(9月出品予定)に向けて、データ利活用型の課題研究に取り組みます。そのコンテストの主催者でもある日本政策金融公庫の門馬弘明様をお招きして出張講義をしていただきました。
本日は基礎編ということで、「ビジネスとは何か」について講義していただいたり、ビジネスアイデアを考えてみるワークショップをしたりして、『人が求めるものは年齢・環境・ニーズによって変化する』ことについて学ぶことができました。5/1に中級編、5/21に応用編と続きます。
標記の研究会(第11回STEAM人材育成研究会.pdf)に、自然科学部の生徒5名がオンラインで参加しました。
「半導体とSTEAM~半導体エコシステムを支える人材」と題して、世界中で注目されている半導体分野のエキスパートである豪華パネリストによる講演やパネルディスカッションを聞くとともに、熱いメッセージをいただきました。それらのメッセージに共通していたことは、「好きなことを一生懸命やる」「探究学習は社会にでる上でとても重要」ということです。松山南高校のSSH事業も背中を押されている気がしました。また、現地の会場では高校生が積極的に質問するなど、若者の明るい未来が開けていることを実感しました。本校生徒も、Classiのポートフォリオに熱心に記録する姿が見られました。
今後もこのような研究会に意欲的に参加していきましょう!
課題研究
研究発表
今年度3回目のSTEAM特講が開催され、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の永原先生と大阪工業大学の辰巳先生に「目に見えないちょっと先を予測してみよう」という題目でワークショップをしていただきました。参加生徒は、未知の「数学星」の「遺跡発掘調査員」になって、「部分的に出土しているが、地面に埋まっている未知の物体」をどのようにして測定し、調査するのかを班で考えました。どのように仮説を立てて計測したのか、また、その計測によって、数学的には何が言えることになるのかを話し合いました。活動中は常に1台端末で記録をし、最後レポートにまとめて発表しました。
理論的に計測をし、それを根拠をもって発表することの大切さを学ぶことができました。
永原先生、辰巳先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
l 全体の実習計画と具体的な内容【3月22日(金)】
13:00 ~ 13:20 講義(20 分)
13:20 ~ 14:05 作業(45 分)
14:05 ~ 14:10 休憩( 5 分)
14:10 ~ 14:55 作業(45分)
14:55 ~ 15:00 休憩( 5 分)
15:00 ~ 16:00 発表(60 分) (1チーム(2班) 10分(発表8分))
16:00 ~ 16:05 振り返り(5 分)
海外科学交流
研究発表
3月14日(木)に本校にてSSH研究成果報告会を開催しました。この会は、本校のSSHの活動の成果を披露する場となっています。まず、普通科のデータサイエンス及びSTEAM探究、理数科のスーパーサイエンスで1・2年生の生徒が1年間研究してきた成果をポスターセッション形式で発表しました。今年度は、体育館の広いフロアを利用し、研究発表を行いました。また、県内の同じSSH校である西条高校、宇和島東高校の皆さんもお招きし、研究発表していただきました。午後からは、代表班のステージ発表を行いました。本校はえひめ版STEAM教育推進指定校でもありますので、その事業成果報告もかねて本発表を実施しました。本事業実施に当たり、運営指導委員、愛媛県教育委員会の先生方に大変お世話になっております。この場をお借りし、御礼申し上げます。
〇体育館でのポスターセッション
〇普通科データサイエンス発表の様子
〇普通科STEAM探究発表の様子
〇理数科スーパーサイエンス発表の様子
〇ステージ発表の様子
〇運営指導委員 平野 幹 先生 指導講評
〇池田哲也校長先生による閉会の挨拶。なんと、全て英語によるスピーチでした!
標記の大会に参加し、理数科1・2年生の生物講座の研究班がポスター発表を行いました。特に1年生は初めてのポスター発表が学会発表となり、最初は緊張した面持ちでしたが、発表の回数を重ねるごとに堂々と発表できるようになりました。
大学の先生や学生の皆さんからいただいた貴重な御意見を今後の研究に生かしたいと思います。
日時 2024年3月9日(土) 10:00~12:00
会場 愛媛大学教育学部
【奨励賞】
チョウの飛翔と身体的特徴の関係性
プラナリア尾部の記憶の存在
イチョウ葉および果実の抽出液によるリパーゼ活性阻害効果の検証
伊予生糸の品質に関する研究
光発芽種子の性質と温度の関係
研究発表
標記の大会に普通科2年生がDSⅡ(データサイエンスⅡ)で取り組んだ課題研究のうち9作品を応募しました。その中で最終審査会(全国で5作品)に選出されたTeam diversityがプレゼンテーション発表を行い、最優秀賞(全国1位)を受賞しました。審査員の先生方からは、課題設定(着眼点)が良いこと、自分たちが提案したものを検証していることが高く評価されました。この発表は、3/14(木)の研究成果報告会でステージ発表する予定です。
【最終審査会】
日程:2月18日(日)
会場:兵庫県立大学神戸商科キャンパス情報科学研究棟 ※発表はオンラインで参加
発表:多様化する社会に対応するために(Team diversity)
大会結果ページはこちらから。
研究発表
ニュース
物理部で取り組んでいる松山城のジオラマ作製プロジェクト、いよいよジオラマの試作品が完成しました。これは、松山を訪れる目の不自由な修学旅行生に松山城の形を触ってもらいながら松山城について理解を深めてもらうための教材として松山市の依頼により作製したものです。今日は、松山盲学校の生徒さんに実際に触ってもらい、ご意見をいただきました。サイズがもう少し大きい方が良い、点字で方角や名称が記してあるとよい、音声ガイドがあると良い、などです。また、触ってもらった生徒さんから、松山城に登りたくなったと感想をいただき、部員一同、とてもうれしく思いました。改善点をブラッシュアップし、完成させようと思います。ありがとうございました。
※最後の写真は、松山盲学校の教材であり、先生が3Dプリンターを用いて作製された校舎のジオラマです。屋根を開けると中の様子がうかがえる構造になっており、松山城作製のヒントになりました。
研究発表
研究発表
1月18日木曜日の1年生スーパーサイエンス(SS)では、理数系教員育成支援プログラムとして連携校実習生による化学実験実習が行われました。「金属の酸化還元反応~イオン化傾向の大小を調べよう~」と題して、愛媛大学教職大学院1年生の中村千紗さんに授業を行っていただきました。
現在学習している酸化還元反応の知識をもとに、金属板によるイオンのなりやすさの違いを調べる実験を行い、生徒たちは熱心に取り組んでいました。どの班も実験結果をもとに活発に話し合う様子が見られ、結果や考察をクラスで共有する際には意欲的に発表を行っていました。実験をとおしてイオン化傾向について理解を深める授業となりました。
研究発表
ニュース