SS1年生 地学実験で太陽放射エネルギーの測定を実施しました!
2024年4月26日 11時27分先日の理数科1年生の学校設定科目「スーパーサイエンス」では、秋長由香先生のご指導の下、地学実験が実施されました。今回は簡易日射計を用いて太陽放射エネルギーを測定しました。天候にも恵まれた春空の下、生徒たちは実験に夢中になっていました。また、タブレットを用いて測定結果をもとに分析にも取り組みました。実験結果の考察では、各班の白熱した議論の様子が見られました。
来週は化学実験です。楽しみですね。
令和5年度~令和7年度 スーパーサイエンスハイスクール【先導Ⅱ期】に指定されています 先導Ⅱ期SSH事業の概要(PDF)
先日の理数科1年生の学校設定科目「スーパーサイエンス」では、秋長由香先生のご指導の下、地学実験が実施されました。今回は簡易日射計を用いて太陽放射エネルギーを測定しました。天候にも恵まれた春空の下、生徒たちは実験に夢中になっていました。また、タブレットを用いて測定結果をもとに分析にも取り組みました。実験結果の考察では、各班の白熱した議論の様子が見られました。
来週は化学実験です。楽しみですね。
STEAM探究Ⅱ(普通科2年生)では、第12回高校生ビジネスプラングランプリ(9月出品予定)に向けて、データ利活用型の課題研究に取り組みます。そのコンテストの主催者でもある日本政策金融公庫の門馬弘明様をお招きして出張講義をしていただきました。
本日は基礎編ということで、「ビジネスとは何か」について講義していただいたり、ビジネスアイデアを考えてみるワークショップをしたりして、『人が求めるものは年齢・環境・ニーズによって変化する』ことについて学ぶことができました。5/1に中級編、5/21に応用編と続きます。
松山城のジオラマを作製した自然科学部(旧 物理部)のメンバー5名が、野志克仁・松山市長から感謝状を授与していただきました。これは、目の不自由な方々が手で触った感覚で松山城の形状情報を得る手掛かりにするために作製したものです。このジオラマは今後、松山を訪れた特別支援学校の修学旅行生に貸し出すことになっています。
また、野志市長は本校の同窓生であり、在校生に向けて「授業を大切にしましょう」「『どうせ・・・』は自分の可能性を小さくするので、使わないようにしよう!」と熱いメッセージをいただきました。このメッセージを励みに、生徒、教職員一同、これからの学校生活に精進したいと思います。
標記の研究会(第11回STEAM人材育成研究会.pdf)に、自然科学部の生徒5名がオンラインで参加しました。
「半導体とSTEAM~半導体エコシステムを支える人材」と題して、世界中で注目されている半導体分野のエキスパートである豪華パネリストによる講演やパネルディスカッションを聞くとともに、熱いメッセージをいただきました。それらのメッセージに共通していたことは、「好きなことを一生懸命やる」「探究学習は社会にでる上でとても重要」ということです。松山南高校のSSH事業も背中を押されている気がしました。また、現地の会場では高校生が積極的に質問するなど、若者の明るい未来が開けていることを実感しました。本校生徒も、Classiのポートフォリオに熱心に記録する姿が見られました。
今後もこのような研究会に意欲的に参加していきましょう!
理数科1年生の学校設定科目「スーパーサイエンス」では、5月までの2か月間、物理・化学・生物・地学の各領域の基礎実験を行います。本日は、生物実験を行いました。原友樹先生の御指導のもと、顕微鏡を用いてオオカナダモ、ネンジュモ、タマネギの細胞の観察を行いました。また、ミクロメーターを用いて、細胞の大きさも測定しました。新調した白衣に身を包んだ理数科1年生の生徒たちは意欲的にミクロの世界を覗き込んでいました。来週は地学実験です。楽しみですね。
今年度の普通科の課題研究がいよいよ始まりました。本日のメニューは、STEAM探究Ⅰ(普通科1年)はオリエンテーションと年間計画、STEAM探究Ⅱ(普通科2年)は1年次の振り返りと今年度の研究班の編成を行いました。特に2年生は文理融合型の班編成が行われており、これからの課題研究でどんな新しい価値が創生されるのかが楽しみです。今年度は高校生ビジネスプラングランプリにも挑戦する予定です。
本日の午後から、今年度のスーパーサイエンスの授業が始まりました。木曜日の午後、理数科の生徒達は、自分たちの興味・関心がある科学的な内容について、課題研究活動を行っています。本日は、オリエンテーションでした。まず、横田義広教頭先生から、課題研究活動を楽しむことの大切さや、最近の科学トピック、研究を進める上での留意点についてお話しいただきました。その後、SSH推進課長の若山勇太先生から研究に愛着を持つことや、最後まであきらめないことの大切さ、研究の課題発見プロセスについて、アンパンや水の入ったコップを具体例に挙げられながら、丁寧にご説明いただきました。1年生は、2年生理数科の英語による課題研究発表を聴講しました。質疑応答では、例年になく、多くの質問が飛び交いました。今年度も、楽しく研究活動を行っていきましょう。
今年度最初のSSH事業として、標記の大会に以下の内容で発表してきました。理数科3年生が課題研究の成果を発表し、四国地区の他校の生徒と活発に交流することができました。愛媛県教育委員会の八木康行様から「今日の自分は何点ですか?」と自己評価・振り返りをするように御助言いただきました。この振り返りを大切にして、新年度の課題研究をスタートさせたいと思います。
【日程】
令和6年4月6日(土)12:30~16:00
【会場】
愛媛県立西条高等学校
【参加校】
香川県 高松第一高等学校 香川県立観音寺第一高等学校
徳島県 徳島県立城南高等学校 徳島県立徳島科学技術高等学校
徳島県立富岡西高等学校 徳島県立脇町高等学校
愛媛県 愛媛県立宇和島東高等学校 愛媛県立西条高等学校
愛媛県立松山南高等学校
高知県 高知県立高知小津高等学校
【参加生徒】
理数科3年生 38名 理数科2年生 4名
【発表内容】
理数科3年生の課題研究11作品
今年度3回目のSTEAM特講が開催され、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の永原先生と大阪工業大学の辰巳先生に「目に見えないちょっと先を予測してみよう」という題目でワークショップをしていただきました。参加生徒は、未知の「数学星」の「遺跡発掘調査員」になって、「部分的に出土しているが、地面に埋まっている未知の物体」をどのようにして測定し、調査するのかを班で考えました。どのように仮説を立てて計測したのか、また、その計測によって、数学的には何が言えることになるのかを話し合いました。活動中は常に1台端末で記録をし、最後レポートにまとめて発表しました。
l 全体の実習計画と具体的な内容【3月22日(金)】
3月16日(土)に国際共同研究の連携校であるWaipahu High School(ハワイ)と宇和島東高校、西条高校とオンラインのミーティングを行いました。
今回のミーティングでは、Waipahu High Schoolが取り組んでいる植物を用いた水質浄化の研究について、本県でも同様の研究ができないかどうかを模索するための意見交換を行いました。愛媛大学教育学部客員教授の橋越清一先生の御指導のもと、生物部員3名が3月上旬に粟井川河口(松山市粟井)でツルナTetragonia tetragonioidesとオカヒジキSalsola komaroviiを採集し、栽培してきました。その植物をどのように水質浄化に用いるかについて質問し、意見交換しました。(発表スライド.pdf)
来年度も研究を継続し、国際科学系コンテストへの出品を目指します。
3月14日(木)に本校にてSSH研究成果報告会を開催しました。この会は、本校のSSHの活動の成果を披露する場となっています。まず、普通科のデータサイエンス及びSTEAM探究、理数科のスーパーサイエンスで1・2年生の生徒が1年間研究してきた成果をポスターセッション形式で発表しました。今年度は、体育館の広いフロアを利用し、研究発表を行いました。また、県内の同じSSH校である西条高校、宇和島東高校の皆さんもお招きし、研究発表していただきました。午後からは、代表班のステージ発表を行いました。本校はえひめ版STEAM教育推進指定校でもありますので、その事業成果報告もかねて本発表を実施しました。本事業実施に当たり、運営指導委員、愛媛県教育委員会の先生方に大変お世話になっております。この場をお借りし、御礼申し上げます。
〇体育館でのポスターセッション
〇普通科データサイエンス発表の様子
〇普通科STEAM探究発表の様子
〇理数科スーパーサイエンス発表の様子
〇ステージ発表の様子
〇運営指導委員 平野 幹 先生 指導講評
〇池田哲也校長先生による閉会の挨拶。なんと、全て英語によるスピーチでした!
標記の大会に参加し、理数科1・2年生の生物講座の研究班がポスター発表を行いました。特に1年生は初めてのポスター発表が学会発表となり、最初は緊張した面持ちでしたが、発表の回数を重ねるごとに堂々と発表できるようになりました。
大学の先生や学生の皆さんからいただいた貴重な御意見を今後の研究に生かしたいと思います。
日時 2024年3月9日(土) 10:00~12:00
会場 愛媛大学教育学部
【奨励賞】
チョウの飛翔と身体的特徴の関係性
プラナリア尾部の記憶の存在
イチョウ葉および果実の抽出液によるリパーゼ活性阻害効果の検証
伊予生糸の品質に関する研究
光発芽種子の性質と温度の関係
標記の大会に普通科2年生がDSⅡ(データサイエンスⅡ)で取り組んだ課題研究のうち9作品を応募しました。その中で最終審査会(全国で5作品)に選出されたTeam diversityがプレゼンテーション発表を行い、最優秀賞(全国1位)を受賞しました。審査員の先生方からは、課題設定(着眼点)が良いこと、自分たちが提案したものを検証していることが高く評価されました。この発表は、3/14(木)の研究成果報告会でステージ発表する予定です。
【最終審査会】
日程:2月18日(日)
会場:兵庫県立大学神戸商科キャンパス情報科学研究棟 ※発表はオンラインで参加
発表:多様化する社会に対応するために(Team diversity)
大会結果ページはこちらから。
本校普通科2年生は、週一回、データサイエンスによる探究活動を行っています。本日はその研究成果をポスターセッション形式で行いました。聴衆は、2年生だけでなく、1年生や先生方も加わりました。質疑応答も活発に行われました。
物理部で取り組んでいる松山城のジオラマ作製プロジェクト、いよいよジオラマの試作品が完成しました。これは、松山を訪れる目の不自由な修学旅行生に松山城の形を触ってもらいながら松山城について理解を深めてもらうための教材として松山市の依頼により作製したものです。今日は、松山盲学校の生徒さんに実際に触ってもらい、ご意見をいただきました。サイズがもう少し大きい方が良い、点字で方角や名称が記してあるとよい、音声ガイドがあると良い、などです。また、触ってもらった生徒さんから、松山城に登りたくなったと感想をいただき、部員一同、とてもうれしく思いました。改善点をブラッシュアップし、完成させようと思います。ありがとうございました。
※最後の写真は、松山盲学校の教材であり、先生が3Dプリンターを用いて作製された校舎のジオラマです。屋根を開けると中の様子がうかがえる構造になっており、松山城作製のヒントになりました。
2023集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表交流会(オンライン全国大会)(主催催:ノートルダム清心学園 清心中学校・清心女子高等学校)が2月3日(土)開催されました。oViceというオンライン会議システムを使って、生徒1人1人がアバターを動かし、バーチャル発表会場にて、発表を聞いて質問をしたり、発表を行ったりしました。本校からは、理数科2年生2グループが参加して、現在行っている課題研究について発表を行いました。日頃の科学研究活動の成果の発表を通して分野・地域を超えた研究交流を行い、理系女子生徒間の 友好・仲間意識を深めることができました。
えひめサイエンスチャレンジ2023が愛媛大学で行われ、本校理数科2年生5チームと理数科1年生1チームが参加しました。1分間のアピールタイムプレゼンテーションの後、ポスターセッション形式で発表と質疑応答を行いました。本校での研究を県内の高校生にアピールすると同時に、本校生徒が他校の課題研究に触れる良い機会となりました。また、司会や運営スタッフとして1年生理数科が運営のお手伝いをさせていただきました。審査の結果、下敷きの変形時における音の変化の研究をテーマに発表した1年生理数科下敷き班が優秀賞を受賞しました。
1月18日木曜日の1年生スーパーサイエンス(SS)では、理数系教員育成支援プログラムとして連携校実習生による化学実験実習が行われました。「金属の酸化還元反応~イオン化傾向の大小を調べよう~」と題して、愛媛大学教職大学院1年生の中村千紗さんに授業を行っていただきました。
現在学習している酸化還元反応の知識をもとに、金属板によるイオンのなりやすさの違いを調べる実験を行い、生徒たちは熱心に取り組んでいました。どの班も実験結果をもとに活発に話し合う様子が見られ、結果や考察をクラスで共有する際には意欲的に発表を行っていました。実験をとおしてイオン化傾向について理解を深める授業となりました。
1月26日(金)に、松山市総合コミュニティセンターキャメリアホールにてえひめスーパーハイスクールコンソーシアムが行われました。理数科1・2年生全員と普通科の代表生徒が参加しました。この会は先進的な教育活動を行っている県立高等学校等による研究発表や、地域の有識者と県立学校等の生徒による地域活性化をテーマとしたパネルディスカッションを行うものです。本校からは、スーパーサイエンスハイスクール事業、えひめ版STEAM教育研究開発事業、愛媛高校生次世代人材育成事業の3つについて代表生徒がそれぞれ発表をしました。総合司会は理数科2年生の神野さんと理数科1年生の井上さんが務めました。質疑応答においても活発に意見が交わされており、有意義な時間となりました。後半には、「高校生が考える、愛媛中予の地域活性化」というタイトルでパネルディスカッションが行われ、本校2年生の保氣口さん、友井さんが登壇しました。高校生ならではの意見が多数寄せられ有意義な時間を過ごすことができました。
12月27日(水)に愛媛大学総合情報メディアセンター内メディアホールにおいてプログラミング体験教室を開催しました。中予地区の小学生27名が参加し、レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムを利用して、プログラミングを体験しました。
本校ICT教育支援員、STEAM教育支援員や大学生スクールサポーターが講師、本校2年生11名がティーチングアシスタントとして、小学生のサポートをしました。
レゴブロックで作成したロボットカーを用いて、荷物を運搬するプログラムを仲間とともに試行錯誤しながら作成しました。
参加していただいた児童のみなさん、ありがとうございました。これからもプログラミングやロボットに興味を持っていただけると嬉しいです。
12月26日に松山中央高校で行われた県高文祭自然科学部門の決勝に、予選48チームから選抜された物理研究2チームが本校から出場しました。4分のプレゼンと4分の質疑応答が行われました。今年は、審査員からのコメントも多く、発表者は緊張しながらも、丁寧に回答する姿が見られました。審査結果は次のとおりです。
小袋班(物理) 研究テーマ:開封時に中身が飛び散りにくい小袋調味料の開発 奨励
波動研究班(物理) 研究テーマ:固有振動数域の広い共鳴管の条件 優秀 ぎふ総文2024出場
日本学生科学賞中央最終審査の結果、光条研究班は入選1等を受賞しました。今回学んだことを忘れず、今後もステップアップできるようにしていこうと思います。
理数科3年生の光条研究班は日本学生科学賞に出品していましたが、愛媛県大会では県知事賞を受賞し、中央審査に出場することになりました。また、11月12日に行われた中央予備審査(書類審査)において、代表に選ばれ、17日に行われた中央最終審査(リモート)に出場しました。
中央最終審査では膨大な研究成果をスライド10枚程度、5分の発表にまとめた動画の事前提出が求められ、定期考査後には入試対策も行う中で苦労をしながら作製しました。17日の質疑応答では、先行研究の調査について、モデル実験におけるモデルの妥当性、理論式の理解や実験値との比較に関する厳密な応答が求められ、かなり根気のいる時間となりました。しかし、自分たちの今までの実験経験や知識を基に、何とか答えることができていました。出場した生徒からは「厳しい質問ばかりでとても苦しい質疑であったが、自分たちの研究を十分に理解したうえで、質問していただいたことが嬉しく、楽しい時間でもあった」という感想が聞かれました。これでこの研究班の研究活動は終わりになります。大変な時期ですが、進路実現に向けて力を発揮できるよう取り組んでほしいと思います。
研究テーマ:グレア現象に関する研究 光学的要因と低減方法に迫る
本校理数科2年生の4名の生徒が、愛媛大学GSC(SHIN-GS)令和4年度受講生課題研究成果報告会(修了式)に出席しました。
その様子はこちらから
→令和4年度課題研究生修了式を開催しました
令和5年度愛媛県統計グラフコンクール(愛媛県教育委員会・愛媛県統計協会主催)において、3年生のデータサイエンスの作品2点が入賞、そして、全10作品を応募した本校は「学校賞」をいただくことができました。来年度も積極的に応募して、課題研究の成果を地域に発信していきます。
【学校賞】愛媛県立松山南高等学校
【佳 作】快適に働くために(労基班)
【努力賞】災害時における市民と医療機関の情報共有(医療班4204)
11月18日に開催予定であった県高文祭の自然科学部門発表会が、当日の天候不良のために後日行われることになり、2年生理数科の生徒がそれぞれオンラインで行われた予選に参加しました。4分間の発表の後、4分の質疑応答に挑戦しました。今回は審査員の先生方のみの質問ということで発表者は緊張していましたが、真摯に落ち着いて答えることができていました。
審査の結果、以下の2チームが12月26日に松山中央高等学校で行われる決勝審査に進出することになりました。頑張ってください。
小袋班(物理) 研究テーマ:開封時に中身が飛び散りにくい小袋調味料の開発
波動研究班(物理) 研究テーマ:固有振動数域の広い共鳴管の条件
2023年11月19日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20231201-01)
理数科1年生と2年生が高大連携授業で、愛媛大学にて講義や研究室・施設見学をさせていただきました。
【1年】
講師:上加 裕子先生(愛媛大学院農学研究科食料生産学専攻准教)
内容:①植物工場にて収穫されたトマトの選果の様子を見学(植物工場)
②選果機で個体選別されたデータの収集
③個体重量データを使った有意差検定(情報メディアセンターにて講義と演習)
まず、太陽光利用型植物工場を見学させていただきました。普段見慣れたビニールハウスとは異なり、背が高く、ガラス張りの植物工場に入ると、トマトが栽培されていました。土からではなくロックウールに根を張り、上から吊るされている様子は、「畑」ではなくまさに「工場」という印象を受けました。生育環境をコントロールし、1年を通して安定した価格、品質で農作物を供給することができるそうです。次に、収穫したトマトを重量別に分ける様子も見せていただきました。施設見学後は情報メディアセンターに移動し、表計算ソフトを使って演習を行いながら、有意差検定について講義していただきました。今後、自分たちの研究を進めるうえで、今回学んだデータ処理の意義やその方法は大いに役立つと思います。
【2年農学領域】
講師:石田 萌子先生(愛媛大学院農学研究科生命機能学専攻助教)
演題:「動物培養細胞を用いた食品成分の機能性評価:抗アレルギー効果や抗肥満効果」
本校OG(SSH2期生)の石田萌子先生から、自身が行っている研究を中心に講義していただきました。薬やサプリメントではなく食品の摂取によってアレルギーや肥満を改善することを目的に、食品由来の機能成分を研究されているそうです。アレルギーや抗体など、免疫に関する基礎的な内容のほか、食品の機能性を評価するために行う、動物培養細胞や実験動物(マウス)を用いた実験や、機能性食品の商品化などについてもお話していただきました。また、研究室も見学させていただきました。高校生にも身近な研究テーマで大変興味深く、石田先生の親しみやすいお人柄もあり、楽しく学ぶことができました。
【2年工学領域】
講師:梶原 智之先生(愛媛大学院理工学研究科電子情報工学専攻助教)
演題:「言語を処理する人工知能~自然言語処理の最前線~」
人工知能を用いた、自然言語処理のお話を頂きました。主にChat GPTを詳しく説明していただき、3.5と4.0の違いやどのようにして具体的に処理しているのか、危険性や得意不得意・特徴について理解することができました。その際に数学のベクトルや行列を用いていることから、現在学習している内容は非常に大事であることを痛感しました。また、大学の研究室や施設見学をさせていただき、最先端の科学研究やテクノロジー開発について、高校生にも分かるようにお話をしていただきました。各領域においての研究や学問の面白さを学ぶとともに、日々研究に取り組んでいる先生方の姿勢も学ぶことができました。先生方、お忙しい中ありがとうございました。
11月12日(日)に東京理科大学で行われた坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト発表会・表彰式に本校理数科3年生の2名が参加をしました。221論文の名中から選ばれた優秀賞5研究(最優秀賞候補)の発表会であり、10分のプレゼンテーション発表と東京理科大学の先生方からの質疑応答がありました。3年間の集大成となるような発表でした。自分たちの考案したフライホイールによって、弱風時に回転が止まりやすい風力発電において回転の安定を保つことができるという可能性を示しました。結果は惜しくも優秀賞でしたが、審査員の先生方からは、「プレゼンテーションの内容が非常に良かった」、「安定性に関する研究の完成度として高いものになった」、などと評価していただきました。一方で、「実際のサイズになるとどのような課題が出てくるかを知りたい」などのご意見をいただきました。今後の進学先大学での研究にもこの経験を生かしていきたいと思えるような大会でした。
11月11日(土)に愛媛大学でおもしろ科学コンテストの本選が行われました。本校からは、予選を通過したEチーム(2年生8人のチーム)が参加しました。数学、物理、化学、生物、地学、情報の6領域の難問をチームで解いていく、という大会です。どの領域に対しても、8人で協力をしながら真剣に取り組みました。審査の結果、生物領域の成績が優秀であったことから、愛媛県高等学校教育研究会理科部会長賞を受賞しました。
SS・DS 課題研究中間発表会を実施しました。理数科2年生の研究班11班と、普通科2年生のDS班4班がポスター発表を行いました。運営指導委員の先生方、理数科1年生、指導教員等が参加して、各班2回のポスター発表・質疑応答を行いました。さらにその後、第2回松山南SSH運営指導委員会を実施しました。多くの方から指導助言をいただいたことをもとに、さらに研究の内容を深めていきます。御指導助言をいただいた運営指導委員の先生方、お忙しい中、誠にありがとうございました。
今年度2回目のSTEAM講演会が開催され、名城大学教職センター教授の竹内英人先生に「AI時代の進路選択について~AIに負けない学びとは~」という演題でご講演いただきました。
今後、世の中は「いかにしてAIと共存していくか」という時代になり、そのAIの進化の速度が速いため、本物の実力を持った者のみ生き残ることができると語っていただきました。
90分があっという間に感じられ、先生の熱い想いが生徒たちの心に充分に伝わりました。とても有意義な講演会になりました。
講演会の後、各学年の特定のクラスのみとなりましたが、竹内先生が特別授業をしてくださり、「常に疑問を持ち続けること」や「長時間考えることの大切さ」を教えてくださいました。
竹内先生、お忙しい中本当にありがとうございました!
この日も鶯歌高級工商職業学校にて、授業の見学や体験をさせていただきました。
1時間目は映像の講座でハロウィンメイクをしてもらい、撮影モデルになりました。
傷メイクは鶯歌の生徒さんにやってもらいましたが、リアルで恐怖感のある仕上がりになりました。
2時間目と3時間目はスポーツコースの2年生と1年生の日本語の授業に参加しました。
野球とボクシング専門の生徒が多く、同年代同士で仲良く交流しました。
Kahoot!を使った台湾と日本の文化クイズでは教え合いながら楽しみました。
午後は、この日ちょうど開催されていたクラスマッチに参加しました。長縄、卓球、バレーボールを各学年でしており、盛り上がっていました。
その後、学校の近くにある工藝の家に見学に行きました。焼き物で有名な町のため、このような焼き釜をもつ工場が多いようです。砥部との共通点や違いも探しながら、説明を受けました。芸術作品が緻密で素晴らしかったです。
夜は鶯歌陶瓷老街という焼き物店が並ぶ通りにて、フェアウェルパーティを開いていただきました。
1週間、鶯歌の先生方や生徒、ホストファミリーに大変お世話になりました。ありがとうございました!多謝大家!
ハロウィンメイク |
メイク完成をどきどきして |
日本語の授業 |
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お互いに相手の言語で |
日本語の授業を終えて |
クラスマッチ |
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工藝の家にて |
美しい作品が沢山ありました |
フェアウェルパーティにて |
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今日は砥部分校の姉妹校の鶯歌高級工商職業学校を訪れ、生徒たちが受けている授業の体験をさせていただきました。
まず初めは、金属とガラスの粉を使った七宝焼きをしました。新北市の鳥である「白鶴」に色付きのガラスの粉で色をつけ、高温で焼き上げました。
次に鶯歌の焼き物の絵付け体験を行いました。先生のお手本を参考にしながら、思い思いに絵付けを行いました。焼き上がりは翌日です。出来上がりが楽しみです。
最後に3Dプリンターでの作品作りの授業を見学しました。本校にあるプラスチックフィラメントを使用するタイプとは違い、滑らかな粘土で形作るタイプのものでした。
明日も色々な授業を体験させていただきます。とても楽しみです!
七宝焼体験
絵付け体験
粘土を材料に用いた3Dプリンター
皆で食事!交流を深めました。
本日は亞東科技大學にて、生徒は体験活動を、教員は教育方法についての発表と体験活動を行いました。本校の生徒も台湾や他の国の生徒と一緒に、アイマスクのデザイン作りの体験やスマートファーミングの体験をしました。昨日はぎこちなかった、砥部分校の姉妹校である鶯歌高級工商職業学校の生徒たちとの会話も、今日は少しずつ増え、最後にはみんなで写真を撮りあっていました。
アイマスクのデザイン作り
教員は学校紹介と教育活動について発表を行いました。
本校の特色である教科横断型授業について興味を持ってもらいました。
午前中は腕時計の製作会社兼博物館である、王鼎時間科藝體驗館を訪問しました。
腕時計に内蔵されている部品やクォーツを見学したあと、歯車を使った時計作りをしました。
歯車の計算をしながら、仕組みを学ぶことができました。
午後は翌日に向けて会場でリハーサルをしました。
また、夜はウェルカムパーティがあり、各国の生徒や先生方と話すことができました。
王鼎時間科藝體驗館来記念 |
腕時計に興味津々 |
時計作成中~! |
時計完成! |
発表の会場である |
ウェルカムパーティの |
台湾の新北市で開催されている、高校生による国際フォーラムで本校理数科の2年生と砥部分校の2年生が発表を行いました。
パラボラ反射板と共鳴管を使った音力発電について、英語でステージ発表をしました。ステージ発表に先だって行われたポスターセッションでは科学的で素晴らしいという声もいただきました。台湾や他の国の高校生たちの発表にも耳を傾けていました。
明日からは交流活動やホームステイも始まります。貴重な経験を自分のものにできるよう、多くのことを吸収してきます。
発表タイトル:Sound Power Generation with Plastic Parabolas and Resonance Tubes
開会セレモニーの様子
ポスターセッション
ステージ発表の様子
愛媛県教育委員会教育長様にもご覧いただきました。
楽しく交流しています!
10月21日(土)に国際共同研究ミーティングをオンラインで行いました。この研究は2021年から始まったもので、愛媛とハワイの水環境比較をテーマに、ハワイのWaipahu High School、宇和島東高校、西条高校とのコラボレーションで続けている活動です。
現在、本校生物部が中心となり、イチョウ炭を用いた簡易なペットボトルフィルターの製作を用いた水の浄化システムについて研究しています。(The Effect of Filtration by Ginkgo Charcoal.pdf)
当日は、プレゼンテーションの中で実際にイチョウ炭を用いたろ過の様子をカメラを通して演示するなど、工夫しながら発表することができていました。来年度の日本ストックホルム青少年水大賞への出品を目指し、研究を継続していきます。
松山市産業経済部様より、ご依頼を受け、3Dプリンターで松山城のジオラマを作製することになりました。この取組は、松山市に来訪する修学旅行生に対する事前学習教材の1つとして利用する予定で、特に弱視の方に対して城の形の特徴を感覚的に理解していただく教材として作製するものです。これを本校物理部の生徒5名がプロジェクトメンバーとして参加することになりました。22日夕刻、松山市の担当者の方がプロジェクトの説明に来られ、積極的に意見を交わしました。
9月22日文化祭当日、3Dプリンターで造形した作品を展示する、造形コンテストを行いました。今年度は、本校全日制だけでなく、定時制、砥部分校(デザイン科)の生徒にも作品募集を行い、展示することができました。作品は芸術性の高いものや、実用性の高いものまで工夫を凝らしたものが19点寄せられ、来場者も多く盛況でした。
9月16日(土)に愛媛大学で開催された「第2回愛媛デジタルツインフォーラム」(愛媛大学工学部付属社会基盤iセンシングセンター主催)にてDSⅡのメタバース班が発表してきました。
7月にNikkei STEAM シンポジウム2023 で最優秀賞を受賞した2年生5名が,標記フォーラムでの発表を依頼され、以下のテーマで発表してきました。このフォーラムは、デジタルツインのこれからについて,いろいろな立場から実践を報告する会でした。普段目にすることのない社会人による発表会の中で、溌溂とした発表ができました。質疑応答では暖かい質問,講評をいただき,大変貴重な経験となりました。DSⅡはまだまだこれからが研究を深めていく段階です。今日のご意見を参考にして実りある活動にしていきたいです。
テーマ「メタバースによる最強のオンライン教室!」(DSⅡ・メタバース班)
9月14日(木)に愛媛大学で理数科1年生を対象に、以下の高大連携授業が行われました。
【内分泌かく乱化学物質について】
内分泌かく乱物質が与える影響をそのメカニズムから環境汚染問題まで詳しく解説していただき、大変興味深い内容でした。最後に、es-BANK(生物環境試料バンク)の見学をさせていただきました。世界中から集められた生体標本を50年に渡り保存し、いろいろな研究に貢献しているとのことでした。-25℃の冷凍庫に入り、保存されているウミガメ、イルカ、ペンギンを見せていただきました。
【物理の目で地球や惑星の中を見る --固体地球惑星物理学--】
【基礎からわかるウイルス感染症】
ウイルスの構造や増殖方法といった基本からお話をしていただきましたが、初めて知ることや勘違いしていたことも多く、ウイルスに対するイメージが変わりました。講義の後、研究室を見学させてもらいました。実際に研究を行っている学生の姿や、専門的な実験器具、機械を見せていただき、南高でのこれからの活動や、卒業後の進路などを具体的にイメージすることができました。
標記の大会(国内大会表彰)が3月18日に行われ、普通科3年生と普通科2年生の2作品が入賞しました。この大会は、国際大会の日本代表を選出するためのポスターコンペティションです。(大会公式HPはこちら)
・"Problem solving through high school student internships"
MORI Kouki,NAKANO Naoyuki,and YOSHIDA Kouki (Ehime Prefectural Matsuyama Minami High School)
HAYASHI Sou (Ehime Prefectural Matsuyama Minami High School)
8月26日(土)に愛媛大学理学部で開催された標記の大会(愛媛大学理学部主催)に、物理部、化学部、生物部が以下のテーマでそれぞれ1ブースずつ実験を担当し、計16名の生徒が講師役を務めました。参加した親子のアンケートでは「分かりやすかった」「子供が夢中になっていた」などと好評をいただきました。
<ストローで楽器を作ろう>(物理部)
<そらとぶクラゲでみえないチカラをたいけんしよう>(物理部)
<水中でシャボン玉を飛ばそう>(化学部)
<ヒトって何?~紙でつくる頭骨の進化~>(生物部)
8月23日(木)にオンラインで開催された標記の大会(内閣府・文部科学省・経団連共催)に生物部の理数科女子生徒1名が参加しました。
中学生から大学生が対象のイベントで、数人のグループに分かれて、3人の講師の方と質疑応答を行いました。本生徒のグループは、他のメンバーが中学生で、高校選びの材料になっていたようです。他にも、研究員の方の一日の行動や持っておいた方がよい資格などについても教えていただきました。本生徒にとっては「研究員の方にも出張が結構あるということが一番衝撃的だった」そうです。研究者の仕事に対するイメージが具体化されるよい機会になりました。
課題研究で森林の利活用をテーマに研究をしているチーム(普通科2年生4名)が、8月22日(火)に四国中央市の大王製紙四国本社を訪問しました。このチームは、文系と理系を横断して結成されたチームで、それぞれの感性を生かして楽しく研究を進めています。
川之江工場では大規模な生産設備に圧倒され、国内外の商品についても理解を深めることができました。
また、四国本社では開発部門の担当の方から脱炭素に貢献できるサステナブルな素材であるCNF(セルロースナノファイバー:植物由来の高機能素材)の機能や活用例を教えていただきました。実際にCNFの質感も確認するなど、貴重な体験と学びの機会をいただきました。
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8月19日(土)にバーチャル空間oVice上で開催されたFESTAT2023(全国統計探究発表会)(香川県立観音寺第一高等学校主催)にDSⅡ(普通科2年)の水産災害班・3名が参加しました。今回は、研究初期部門への参加となりました。
午前中には立正大学データサイエンス学部の渡辺美智子教授による以下の記念講演が行われました。本校生徒は、質疑応答でも、疑問に思ったことを直接講師の先生に質問するなど、意欲的に参加していました。
【演題】AI社会の幕開けと統計・データサイエンス活用力の意義~いま、日本の大学で進められている教育改革を踏まえて~
午後から以下のテーマで研究発表と質疑応答(合わせて15分間)を2回行い、研究初期とは思えないほど堂々と発表することができました。専門家からいただいたアドバイスをもとに、さらに研究を発展させられるように頑張ります。
【テーマ】東日本大震災から考える南海トラフ巨大地震に対する愛媛県の水産業への対策
8月16日(水)にエミフルMASAKIで標記の大会が開催され、生物部4名が事前審査を通過した以下のテーマで、2018年から継続してきた5年間の調査結果をまとめて発表し、奨励賞を受賞しました。研究内容について審査員からは生物多様性の評価方法が分かりやすいと好評を得ました。
【テーマ】高縄神社の生物多様性評価~社寺林や里山の保全について考える~
8月17日(木)にはとべ動物園で交流学習会に参加しました。動物たちの糞尿やえさの残渣などを肥料へとリサイクルする工程や、ハズバンダリートレーニング(受診動作訓練)の様子を観察したり、キーパーさんから動物園の役割について、獣医師さんから獣医師の仕事について講義を受けたりしました。生徒たちは楽しみの場としての動物園から「学びの場としての動物園」に意識が変わった様子でした。
8月9日、10日に、神戸国際展示場で行われたスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に、本校理数科3年生の光条班3人が「グレア現象の発生条件」について発表し、奨励賞(物理分野で全国2位)を受賞しました。審査はポスター発表形式で行われ、多くの大学の先生方やSSH校の高校生の皆さんと積極的に議論を交わしました。とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
質疑応答では意欲的に発表しました。
表彰式では、学校名を呼ばれ、驚きました!
一緒に発表練習や議論を交わした西条高校の皆さんと最後に記念写真です。両校ともに入賞して、喜びました。
文部科学省報道発表:https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/r5sshssf.html