松南SSH日記

砥部焼班 「えひめ南予 きずな博」をイメージしたオレンジ色に挑戦

2021年3月1日 07時08分
課題研究

 自分たちの研究をほぼ終えた「ぎんなんズ」のメンバーが、今年の7月から開催される予定の「えひめ南予 きずな博」のイメージを「オレンジ色」で表現する実験を行いました。同時に、「ぎんなんズ」が開発した釉薬研究のために開発した釉薬の塗り方を、後輩「小梅ブラザーズ」にも伝えました。
 今回用いた灰は、卒業生の梅ちゃんズが用いた七折梅の枝灰を用い、写真の上段6枚がフリットを用いた透明釉、下段の6枚が福島長石を用いたマット釉を目指したものです。また、左の6枚が酸化チタンを、右の6枚が酸化鉄を用いたものです。酸化チタンは、別の試薬を加える必要がありましたが、鉄の釉薬では、何となくオレンジのような色が出ました。今後の研究のご期待ください。ただし、今回の研究は、オレンジ色を出すために、1230℃の酸化焼成という今までと異なる焼成で行いました。
    

ホノルル マリーノル高校とSTEAM教育に関する科学交流

2021年2月24日 08時49分

 令和3年2月23日(祝)、朝7:00(時差の関係でこの時間の実施となりました)、ハワイ大学とハワイのホノルルにあるマリーノル高校(Maryknoll School)と連携し、それぞれの学校のチームが作成した「PaperRollerCoaster」で競い合うSTEAM教育に関する科学交流を実施しました。
 ホノルルマリーノル高校からは3チームが参加、本校からは、15チーム133名が参加しました。36cm×48cmのベースで高さ2m以内のビー玉が転がるジェットコースターを、25種類の型紙を自由に用い、設計、作製するのですが、本校生徒は約2か月かけて作製しました。15チーム、それぞれが、物理学の位置エネルギーと運動エネルギーの関係を計算しながら、各チームオリジナルのアイデアで設計しており、生徒の発想力の豊かさと各チームの団結力に感心しました。今後も、海外の高校や大学とこのような科学交流を行っていきたいと思います。

【スコア:
得点加算のルール

①ビー玉がスタートしてからゴールするまでの秒数×1ポイント
②360度ループの数×3ポイント
③ジャンプの箇所×2ポイント
④1個目のビー玉がゴールした後、仕掛け(糸、輪ゴム、クリップ、押しピンなど)を用いて2個目のビー玉を発射し、5秒以上動くこと×5ポイント

 


                                 

ホノルル マリーノル高校と実施したSTEAM教育に関する科学交流が愛媛新聞に掲載されました。
  

           2021年3月5日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20210305-03)

ハワイ大学と連携したSTEAM教育

2021年2月21日 07時02分
海外科学交流

 令和3年2月20日、ハワイ大学宇宙研究所助成コンソーシアムと本校が連携し、所長 Art Kimura氏,Rene Kimura氏による、Zoomを用いての宇宙での生活に関するオンラインプレゼンテーションを開催し、本校から、普通科、理数科の1、2年生46名の生徒が参加した。
 宇宙の生活で現れる、非日常的な不思議な現象を科学実験のデモンストレーションを用いて分かりやすく説明していただいた。一見すると難しいイメージを持ってしまいがちな不思議な現象や宇宙開発や宇宙での生活に必要な知識や技術が、基礎的な科学概念や身近にある技術の応用で成立していること学ぶことができ、宇宙を身近な存在としてとらえることができた。
 Art Kimura氏によるプレゼンテーションとその後の質疑応答が英語で行われた。生徒たちは宇宙の生活や直近の宇宙に関するニュースなど自主的に事前学習を行っており英語での質疑応答も活発に行われ盛り上がった。
 愛媛の宇宙関連産業の事例についてArt Kimura氏に紹介し説明する場面もあり、Art Kimura氏から賛辞をいただいた。生徒たちのチャレンジしようとしたり学ぼうとしたりする主体性・積極性の成長を強く感じることができた。

              

SSH卒業生活躍事例集で本校SSH卒業生が紹介されました

2021年2月17日 11時29分

 文部科学省と国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が作成したSSH卒業生活躍事例集(全国で20名紹介)で、本校SSH卒業生(理数科卒業生)でアメリカコネチカット大学化学科アシスタントプロフェッサーの萬井知康氏と愛媛大学大学院農学研究科助教の石田萌子氏の2名の研究者としての活躍の様子が紹介されました。理数科卒業生の素晴らしい活躍を誇りに思うとともに、今後の更なる活躍を願います。




えひめサイエンスチャレンジ2020 表彰式

2021年2月16日 12時25分

 令和3年2月14日(日)、えひめサイエンスチャレンジ2020 表彰式がオンラインで行われました。表彰式の進行は、本校の放送部の生徒が務めました。結果発表では、本校の「媒熔剤が鉄(Ⅱ)イオンの発色に及ぼす影響の研究」と「チョウの翅から見た省エネ飛翔の可能性」の2つの研究が一般部門の努力賞を受賞しました。各学校の研究レベルは非常に高いもので、今後の研究を進めるうえで勉強になりました。

     

2020年2月7日(日) えひめサイエンスチャレンジ2020

2021年2月9日 06時49分
研究発表

 例年愛媛大学にて、ポスター発表および交流会等を実施していましたが、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、「えひめサイエンスチャレンジ2020」はオンデマンド配信型のオンライン発表会となりました。
 本年度は、21高校から、202名の生徒が参加し、一般部門37テーマ、プログラム部門26テーマ、合計63テーマの研究が応募されました。2月7日からの発表動画の公開に伴い、サイエンスチャレンジ参加者同士のオンライン交流会が開催されました。この交流会では、数学・情報、物理、化学、生物、地学の5領域に分かれて、コロナ禍でありながらも懸命に進めてきた自分たちの研究について紹介し合ったり、質問しあったりするなどしました。また、愛媛大学の大学院生さんもホスト役として参加され、大学院生の視点での研究に対する鋭い質問を受けたり研究や大学生活について逆に質問をしたりするなど、有意義な時間となりました。
 2月14日(日)には、表彰式がオンデマンド方式で開催されます。審査結果が楽しみです。
 なお、発表動画の司会は本校理数科1年生が務めました


             

松山南高等学校 スーパーサイエンスハイスクール研究成果報告会の開催

2021年2月1日 11時33分

令和2年度愛媛県立松山南高等学校スーパーサイエンスハイスクール研究成果報告会の開催について

 さて、今年度の研究成果報告会を下記の実施要項のとおり開催いたします。
 御多用のことと拝察いたしますが、ぜひ御参加いただき御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げます。

 参加申込みは、実施要項内の参加申込書により、令和3年2月22日(月)までにFAXまたはメールにてお申し込みください
 なお、運営指導委員以外の県内外からの一般参加者はオンラインでの視聴となります。下記の実施要項内の参加申込書にご記入いただいたメールアドレス宛に、視聴方法等のご連絡を差し上げます。

 実施要項はこちらです(PDF)



砥部焼ファミリーが発色の評価方法について検討会を開催

2021年2月1日 07時21分
課題研究

 1月30日(土)の模擬試験終了直後から、砥部焼ファミリー(SSH砥部焼班1~3年)が、化学実験室に集まり、作成したテストピースの色の評価方法に対する検討会を行いました。色の評価の研究は、梅ちゃんズから始まり、ぎんなんズがRGB法を確立し、今後の研究発表で用いる予定です。そこで、今回の検討会では、1年生の小梅ブラザースが、研究でGoSpectro という反射光を分析する道具を使うべきかの話し合いでした。この道具は、梅ちゃんズの渡部さんが、愛媛大学でeGSを担当されている林教授からお借りしているもので、反射光の分析データを解析することで、反射光に影響している元素が分かるかもしれないというものです。実際に分析データを測定したり、そのデータを比較検討することで、2時間以上にも及ぶ議論は、砥部焼ファミリーの結束の強さと、釉薬に対する愛情の深さを象徴しているものでした。結論としては、2年生が確立したRGB法を用いつつ、大学においてGospectroの研究も行うようになりました。今後、皆さんにいい結果が報告できるように砥部焼ファミリーが一丸となって頑張ります。御指導・御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
   

英語プレゼン研究発表会

2021年1月29日 15時14分
研究発表

 1月28日に松山南高校で、理数科1年生による英語プレゼン研究発表会が行われました。1年間研究したことを、全て英語で発表します。新型コロナウイルスの影響で、6月から本格的に高校生活が始まり、その最初の課題研究が、2年生の英語プレゼン発表見学でした。堂々と英語で発表し、クラスの外国籍生徒と英語でディスカッションする姿に圧倒され、自信を失ったときから、約7か月が経ち自分たちの番がやってきました。
 プレゼン自体は、事前に選ばれた「地学班、生物班、数学班」の3班でしたが、その後に質疑応答では、普段あまり手をあげない生徒も積極的に英語で質問し、非常に活発なプレゼン大会になりました。また、普段英語が苦手な生徒が一生懸命英語で発表する姿は非常に輝いて見えました。
 また、愛媛大学から3名の外国人講師の方々をお招きし、発表や質疑応答の様子にコメントをいただきました。プレゼン発表そのものが初めてにも関わらず、英語で発表したため、まだまだ改善しないといけないスピード感やスライドのまとめ方など課題はありましたが、「一生懸命何とか英語でコミュニケーションを取ろうとする積極性が素晴らしい。ぜひ、愛媛大学で一緒に学びましょう。」とほめていただきました。
 代表班の生徒や司会の生徒は、冬休みなどを利用して10分の発表のためにかなりの時間を費やしてきました。今回の苦労は、きっと今後の自信となって、未来の研究者としての糧になったと思います。
         

SSH卒業生が勤務する大学研究室との連携

2021年1月28日 19時08分

1月28日(木)、本校が第2期SSHの時の卒業生で愛媛大学大学院農学研究科で大学教員として研究されている石田萌子先生に、本校理数科2年生の生徒が研究の指導を受けました。植物色素であるアントシアニンを安定化させた後、その抗アレルギーについて研究を進めていくうえで大切なことについて、プレゼンテーションを交えながら丁寧に御指導いただきました。先週の1年生に加えて、2年生についても御指導をよろしくお願いいたします。石田先生、お忙しい中、ありがとうございました。
       

1月26日(火)スーパーハイスクールコンソーシアム

2021年1月26日 16時45分
研究発表

 令和2年度スーパーハイスクールコンソーシアムがZoomオンラインで開催されました。県内の高校生・中学生(合計16校、一般参加生徒数965名)がオンラインで集いました。
 本校からは、SSH部門で2年生理数科の砥部焼ぎんなんズが、次世代人材育成事業で生徒会長の安田君が発表者として参加しました。また、理数科1年生、2年生の生徒が一般参加者として4つのグループを編成して参加しました。
 第一部では、発表校によって各校の取組内容が発表されました。第二部では、一般参加校が発表校のブースを訪問し、質疑応答や感想、意見交換などが活発に行われ、活気のあるディスカッションを行うことができました。
 各学校が主体的にさまざまな愛媛県の地域課題に対してさまざまなアプローチで解決に取り組もうとしていることを知ることができ、自分が今取り組んでいる研究や活動の励みとなる有意義な会でした。


         

広島大学グローバルサイエンスキャンパスの最終ステージに3名が選抜

2021年1月26日 09時44分

 1月25日(月)に、グローバルサイエンスキャンパスGSC広島(広島大学)のジャンプステージに選抜された生徒に対する面談がZOOMで行われました。GSC広島の最終ステージであるジャンプステージには、本校の理数科生徒3名が選抜されました。本日は、生物分野で選抜されている理数科2年生2名が面談を行いました。最初にポスターを用いて研究計画を説明し、その後、広島大学の先生方の指導・助言を頂きました。1時間程度の面談でしたが、あっという間に時間が過ぎ、とても充実した内容となりました。今後は、実験の条件等をよく練って、再度より細かい研究計画を作成していきたいと思います。
  

SSH卒業生が勤務する大学研究室との連携

2021年1月22日 17時48分

本校が第2期SSHの時の卒業生の石田萌子先生は、現在、愛媛大学大学院農学研究科で大学教員として、研究をされています。
先生の所属は、生命機能学専攻 応用生命化学コース 動物細胞工学教育分野で、動物細胞だけでなく,実験動物やヒトを対象にして食品の機能性を研究し,その研究成果を利用した商品開発を行っておられます。
本校理数科1年生が、発芽条件を変えながら発芽玄米を生育させ、その抗アレルギーについて研究を考えています。
現在、愛媛大学に行って直接指導を受けることができないため、本日、オンラインで、研究の進め方について、専門的見地から御指導いただき、これからの方針を明確にすることができました。石田先生、お忙しい中、ありがとうございました。今後とも後輩たちの御指導をよろしくお願いいたします。
   

愛媛大学データサイエンスセンター キックオフ・シンポジウム

2021年1月21日 20時47分

 愛媛大学データサイエンスセンター キックオフ・シンポジウム「未来×DS ~データドリブンな社会における未来創造に向けた協働~」が、1月21日(木)オンラインで開催されました。その中で、本校の渡部教諭が「松山南高校におけるデータ利活用人材の育成」というテーマで本校の取組について発表しました。
 

 

台北市立建国高級中学とMicrosoft Teamsでオンラインミーテイング

2021年1月21日 18時57分

 本校の姉妹校である台北市立建国高級中学と本年度より共同研究を開始することに至った。課題研究担当者と研究内容や研究の進め方について話し合った結果、互いの学校の全生徒がMicrosoftアカウントをもっているということで、「Microsoft Office365 Education」におけるMicrosoft Teamsに、教員用チームの「For Teacher International collaborative research」を、生徒用のチームとして「For Student International collaborative research」を開設し、互いの実験の成果の写真、レポート、論文、プレゼンテーション、ポスターを共有しながら共同研究を進めています。2月に合同発表会をオンラインで実施しますが、本日、それに向けてMicrosoft Teamsでオンラインミーティングを行いました。
 
     

1月14日木曜日 本日のSS

2021年1月19日 13時17分
課題研究

 3学期第1回目のSSの時間です。理数科2年生はサイエンスチャレンジ、課題研究発表会、SSH研究成果報告会等があり、研究もいよいよ仕上げの時期となりました。地道に研究を重ねるとともに成果のまとめも頑張って取り組み、充実した3学期にして欲しいものです。理数科1年生は、課題研究がいよいよ本格的になる学期となります。週2時間と時間は限られていますが、計画的にグループで協力して取り組んで2年生でのSSにつながるように頑張っていきましょう。
           

「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」で特別賞受賞

2021年1月4日 09時21分

北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」において、マリン・サイエンス部門で全国ファイナリストになっていた理数科3年生徒が、全国ベスト6にあたる賞(ちょうちんあんこう賞)と特別賞(医食同源賞)を受賞しました。その記事が愛媛新聞に掲載されました。
なお、北海道大学のコンテスト公式ホームページはこちらです。




2020年12月30日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20210104-02)

アドバンストサイエンス研修

2020年12月17日 07時11分
高大連携事業

 12月15日、16日の2日間、理数科1年生がアドバンストサイエンス研修を行いました。愛媛県が抱える諸問題を解決するための先進的な研究施設を巡り、普段の授業や生活の中では学べない、専門的な講義と施設見学を通して、課題研究活動や進路探究活動に向けての意欲を高めました。
 1日目は、南予地域の水産研究センターとみかん研究所を訪れ、水産業や農業が抱える課題やその解決に向けてどのような取組が行われているかを学んだあと、愛媛県薬剤師会宇和島支部所属の薬剤師で、災害医療の問題について専門的に取り組まれている森正一様から、今後発生が予想される南海トラフ地震への医療的な備えと人財(人は宝)の確保についてご講演していただきました。
 2日目は、東予地方の総合科学博物館で本校がSSHの第1期に指定を受ける際に尽力された丸尾秀樹学芸課長の松山南校生へのSSH事業に対する取り組み方について、ご講演いただいたあと愛媛の生んだ天才化学者小川正孝の悲運な生涯についての講義を学芸員の久松洋二様にしていただきました。愛媛にゆかりのある偉人と言えば、「正岡子規」や「夏目漱石」を思い浮かべる人も多いと思いますが、彼らに勝るとも劣らない天才化学者「小川正孝」の生涯と新元素発見をめぐる歴史は、非常に面白く生徒たちも身体を前のめりにして聴き入っていました。昼からは、紙産業技術センターで愛媛の誇る紙産業の発展について、先進的な研究内容を交えた講義のあと、1台数千万円する機器を実際に触らせていただくなどして、施設見学を行いました。
 この2日間で、水産業、農業、医療、理学、工学の分野について、愛媛県が抱える諸問題とその解決のために行われている研究やその仕事に携わる人の苦労を学ぶことができました。その中で、どの分野でも言われていたことがあります。それは、「付加価値」です。これから地方が、日本が世界の中で生き残っていくためには、「付加価値」をどのように付けていくのかが重要であると感じました。これは、人も同じです。自分の付加価値をどこに見いだし、どのように伸ばすのか。今回の研修やこれからの高校生活の中で様々なことに積極的にチャレンジすることで、自分の付加価値を伸ばしていってほしいと思います。

           

令和2年度 えひめ高校生SDGsミーティング 第2回開催

2020年12月14日 15時06分
ニュース

 12月12日(土)に標記のミーティング第2回をオンラインで開催し、本校からは16名の生徒と3名の教職員が参加しました。日程の都合で今回は他校からは伊予農業高校の2名の生徒さんが参加されました。
  この企画は全3回で構成されており、今回は第2回として前回からの課題になっていた「SDGs一言多い張り紙」の発表を行い、その後プラスチックごみについて考える班と地産地消について考える班に分かれて意見交換をしました。生徒たちはテーマについてさまざまな視点を持ってよく考え、高校生が主体的に取り組むことができることについて真剣に意見を発表していました。今回の活動を踏まえて、第3回では各班で探究した内容を発表することになります。また、今回は「miro」というアプリ(シンキングツール)を使ってオンラインで情報共有しました(写真参照)。生徒たちは新しい学びのスタイルに柔軟に対応し、上手にアプリを使いこなしていました。

      

砥部焼ぎんなんズ 小皿作りに挑戦

2020年12月13日 15時04分
課題研究

 12月12日(土)理数科の砥部焼ぎんなんズ4人は、砥部分校烏谷先生の御指導のもと、小皿に自分たちが作った釉薬をかける挑戦をしました。テストピースを作る作業と異なり、余分な場所に釉薬がかからないようにすること、規定以上の大きさの釉薬粒子を除去するなど細心の注意を払いながら釉薬をかけました。
 その後、烏谷先生に砥部分校のガス窯を見せていただき、本焼き時の複雑かつ繊細な作業の話をしていただきました。
 なお、今回の小皿にかけた釉薬は、ギンナンの灰を用いたもので、優しい緑青に発色するように調整していますが何色になるか楽しみです。21日(月)に焼きあがる予定です。お楽しみに。
     

RESAS de 地域探究実践校 「探Q!RESAS-成果発表会-」 

2020年12月12日 15時30分

 本校では、学校設定科目「データサイエンスⅠ」において、1年生普通科全生徒がRESAS(地域経済分析システム)を活用した課題研究を行っています。 本年度、本校は「RESAS de 地域探究実践校」(主催 内閣府 地方創生推進室)に選ばれ、「地方のチェンジ・メーカー育成プログラム」という授業モデルをもとに、身近な地域から課題を設定し、解決することを目的としたプログラムを実施し、「地方創生☆政策アイデアコンテスト」に向けて取り組んでいます。本日の「探Q!RESAS-成果発表会-」において、1年生の代表班がこれまでの取組の成果として、水耕栽培の促進による農業ノーマライゼーション」と題した課題研究発表しました。まだ、研究は途中ですが、本日御指導・御助言いただいたことをもとに、さらに深め、実践してまいりたいと思います。
                 

12/3(木) SS

2020年12月4日 17時46分
高大連携事業

 理数科1年生は英語プレゼンに向け、外国人講師の2名の先生に講義をしていただきました。
講義はすべて英語。質疑応答も英語でしたが、積極的に挙手し取り組んでいました。
 さらに、全体での講義の後、英語プレゼンを行う3つの班は、プレゼンテーションの進め方やポイントを個別でご指導いただきました。もちろん英語です。
 英語もプレゼンについても学べ、充実した活動となりました。

        

第34回愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会

2020年11月15日 23時11分
研究発表

 令和2年11月14日土曜日 第34回愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会(会場:愛媛県総合科学博物館)

 本校からは、物理部4班、化学部2班、生物部2班、地学部1班の合計9班(18名)が発表会に参加しました。予選では質疑応答と合わせて8分間のポスター発表を3回行いました。化学分野では砥部焼ぎんなんズ(大西・松浦ペア)と物理分野では熱音響班(田中・村上ペア)が予選を通過し決勝に進みました。決勝のステージ発表では、他校の高校生たちとの質疑応答が活発に行われ、発表者、参加者ともに有意義な発表会となりました。
 結果は、化学部門の砥部焼ぎんなんズが優秀賞を獲得し、来年度の全国高等学校総合文化祭(和歌山大会)への出場が決まりました。
 物理部門の熱音響班は惜しくも全国大会は逃しましたが、奨励賞を獲得しました。
 参加した多くの生徒たちにとって対外的な発表会は初めてでしたが、堂々と楽しみながら発表をすることができました。この大会の経験を今後の研究や発表に生かしていけるよう頑張ります。

            

北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」で入賞

2020年11月15日 16時37分

 11月15日(日)、北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」がオンラインで行われ、マリン・サイエンス部門で全国ファイナリストになっていた本校理数科生徒が発表しました。その結果、全国ベスト6にあたる賞(ちょうちんあんこう賞)と特別賞(医食同源賞)を受賞しました。
 コンテスト公式ホームページはこちらです。

                 

2020年12月30日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20210104-02)



慶應義塾大学主催 データビジネス創造コンソーシアム第21回勉強会

2020年11月13日 13時01分

 学校設定科目「データサイエンス」の授業の一環として、コンテストへの出場を目指し、107HRの生徒12名(オンライン開催のため、学校の情報教室で9名、家庭で自宅のパソコンなどを使って3名)と教員が11月6日(金)にオンラインで行われた「データビジネス創造コンソーシアム第21回勉強会」(慶應義塾大学データビジネス創造・ラボ主催)に参加しました。 
 講義タイトルは、「ぐるなびの飲食店支援の取り組みとWithコロナの飲食店支援について」で、講義内容は「ぐるなびがどういった事業をしているのか」「飲食店との関わり方」「コロナ過の飲食店の現状」などでした。
 今回の勉強会の対象コンテストは「食は笑顔を作る」をテーマに、ぐるなびデータから飲食業の新しい価値を創造しようというコンセプトで募集されているものです。ぐるなびの担当者の方が現在の飲食業界の状況や取組を教えてくださり、質疑応答の時間を設けてくれました。本校生徒も飲食店のサブスクリプションに関する質問をするなど、有意義な学びの場となりました。
 

11/12 SS

2020年11月12日 17時27分
課題研究

 3年生のSSは図書館で行いました。希望する進路に関する本を読み、専門的な知識を得ることは、今後の進路実現のために大切なことです。検索の仕方を教えてもらい、役に立ちそうな本を見つけた生徒は、メモをとりながら読み進めています。
    
 今週末の県高文祭自然科学部門に参加する2年生の生徒は、時間を計りながら発表の練習をしています。ぎりぎりまでポスターを練り直す班もあります。どの班も、今までの成果を存分に発揮できますように!
     

11/9 SS

2020年11月9日 20時46分
課題研究

 今日は時間割変更のため、1時間だけSSの時間がありました。1枚目の写真は、1年生の班です。実験に使う金属板をカットしているのですが、きれいな円にならず試行錯誤しています。2枚目の写真は2年生です。3Dプリンターで作製した模型が、設計通りのサイズになっているか確認しています。このように、実験に用いる器具も自分たちで工夫して作成しています!
        

高校生おもしろ科学コンテスト本選(科学の甲子園愛媛県大会)

2020年11月9日 12時30分
ニュース

 県教育委員会主催の高校生おもしろ科学コンテストの予選を突破した2チーム(2年生理数科チームと1・2年生合同チーム)が,11月8日(日)に松山北高校で行われた本選(科学の甲子園愛媛県大会)に出場しました。知識だけでは太刀打ちできない練り上げられた物理,化学,生物,地学,数学,情報の6分野の課題に,知恵を振り絞り,チーム全員で協力しながら挑みました。問題を見た瞬間にガッツポーズをする姿や、試験が終わった後に間違いに気が付いて悔しがったり、時間が足りず終わった後も仲間と議論したりする姿が印象的でした。結果、愛媛県高等学校教育研究会理科部会長賞を受賞しました。
 とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

        

データサイエンスⅠ講演会 「データサイエンス入門」

2020年11月6日 21時03分

 令和2年11月6日(金)、本校体育館 1年生普通科・理数科生徒対象に、「データサイエンスⅠ講演会」が行われました。
 講師は、滋賀大学データサイエンス学部准教授 姫野哲人先生です。本年度から1年生は、学校設定科目「データサイエンス」でRESASのデータを活用した課題研究を行っていますが、姫野先生から、Society5.0の実現に向けて、データサイエンスが、AI、自動運転、天気予報、家電、購買、医療をはじめとした多くの分野で活用されていること、データサイエンスの中でのグラフや数値の扱い方、テキストマイニング等、専門的に話をしていただき、生徒はデータサイエンスについて理解を深めるとともに、興味関心を深めることができました。姫野先生、ありがとうございました。
                       

11/5 SS

2020年11月6日 07時56分
課題研究

 先週、1年生は英語プレゼンの説明を受けました。英語プレゼンは代表の班が行いますが、英語の要旨(abstract)は全ての班が作成します。日本語でも、要旨をまとめるのは大変です。英語となるとさらにハードルが上がります。また、実験も進めていかなければなりません。班員と連携しながら、計画的に進めています。
 2年生は、課題研究を進めながら、来週末に行われる愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門に参加する班はその準備もしています。先月の中間発表での経験を生かし、さらにレベルアップした発表ができるよう試行錯誤しています。

              

GSC広島ステップステージ課題研究発表会

2020年11月5日 09時26分
研究発表

 11月1日(日)にGSC広島ステップステージ課題研究発表会をオンラインで実施しました。
 受講生は、それぞれの分野で研究計画のポスターを作成し、オンラインで審査員の先生方と意見交換を行うなど、充実した発表会となりました。以下は参加生徒の感想です。

○今日はジャンプステージの選考も兼ねたポスター発表でした。他の発表者の人の意見に多く触れることができ、良かったです。また、大学の先生の意見は、いつもとは違う角度で聞かれることが多いと感じました。
○今日はポスター発表を行いました。他人の発表を見ることで自分の視野を広げることができました。また、自分の発表に関しては、大学の先生から興味深い意見をいただき、自分の研究の課題を知ることが出来ました。
○三人だけのポスター発表の最初ということで緊張しましたが、8分ちゃんと自分の伝えたいことが言えました。他の人の研究も聞いて、大事なことが何かよく分かりました。
○今回はポスター発表ということでとても緊張しました。ですが、無事上手く終えることが出来ました。先生からも、貴重なご意見を頂きとても勉強になりました。

   

理数教員育成支援プログラム その2

2020年10月30日 07時09分
高大連携事業

 10月28日(水)8限目、1年理数科の生徒42名を対象に、理数教員育成支援プログラムで愛媛大学教職大学院M1の窪さんによる、授業を行いました。内容は、「みかんの剥皮」と題して、先週に引き続いて化学反応を用いたみかんの剥皮を行いました。
 今回は、水酸化ナトリウムや塩酸などの薬品を用いたため、安全に気を付けながら実験を行いました。窪先生による、実験成功のヒントを元に、どの班がきれいにみかんの皮を剥くことができるか、お互いで競い合いながら楽しんで実験することができました。
 自分たちが今学習している「中和反応」が、みかんの缶詰を作るために使われていることに驚くと同時に、身近な化学現象への興味を深めた、非常に有意義な1時間でした。少し内容の難しいところもありましたが、無事にプログラムを終えることができました。

      

ハワイ大学宇宙研究所助成コンソーシアムと連携したSTEAM教育

2020年10月25日 11時47分

 令和2年10月25日、ハワイ大学宇宙研究所助成コンソーシアム主催の「19th annual Astronaut Lacy Veach Day of Discovery」(ハワイ州及び全米ネットワークを繋いでSTEM教育の振興を目的とした次世代人材育成プログラムとして実施しているプログラム)に、本校から46名の生徒が参加しました。
ハワイとの時差の関係で、朝6:30からの講義でしたが、基調講演のほか、大学の先生等が行うSTEM教育に関する興味深い実験についての講義を生徒は真剣に受けていました。
講義を聞く中で、海外の大学等の研究者の熱意・情熱を生徒たちは感じていました。

参加した国 US West, US East,  India Mumbai,  India Hyderabad, Amsterdam Netherlands, Germany, Australia,  Hong Kong SAR,  Brazil,  Canada, Japan
プログラム

◆宇宙ステーションからスピーチ(クリス・キャシディー、レーシー・ヴーチ家族、ハワイアンエレクトリックCEO)
◆基調講演 ホクレア号船長 ナイノア・トンプソン
◆ワークショップ
◆Galaxy Treasure Hunt Ads
プログラム構成:基調講演2テーマ、ワークショップ11テーマ、Galaxy Treasure Hunt AD
(1)Keynote: Nainoa Thompson, President, Polynesian Voyaging Society; master navigator and best friend of Astronaut Lacy Veach
<基調講演>ナイノア・トンプソン氏(ポリネシアン航海協会会長、ホクレア号船長)>
(2)Workshop #1: Imiloa  Astronomy Center, Planet Formation (density of liquids and solids)
【ワークショップ♯1】イミロア天文台、惑星構造
(3)Ad #1: Emily Peavy, astronomy educator/technician (Imiloa Astronomy Center)
【Ad#1】 イミロア天文台天文学教師 エミリー・ピーヴィ-氏
(4)Workshop #2: Hawaiian Electric (making your own Air Battery)
【ワークショップ#2】ハワイアンエレクトリック社
(5)Ad #2: Ben Honey, aerospace engineer, flight director, NASA Johnson Space Center
【Ad#2】NASAジョンソン宇宙センター、航空宇宙エンジニア ベン・ハニー氏
(6)Workshop #3: Hawaii Space Flight Laboratory, University of Hawaii(rotocopter)
【ワークショップ#3】ハワイ大学ハワイ宇宙飛行研究所
(7)Keynote: Astronaut Bill Shepherd (crew member of Astronaut Veach, STS 52)
<基調講演>宇宙飛行士ビル・シェファード氏(ヴィーチ飛行士のクルーメンバー)
(8)Workshop #4: Larry Wiss, Jet Propulsion Laboratory Solar System Ambassador, JPL  (Cartesian diver)
Educator Astronaut Joe Acaba (Veach day keynote, 2019)
【ワークショップ#4】ジェット推進研究所ソーラーシステム(デカルトダイバー) ジョー・アカバ氏】
(9)Ad #3: Dr. Frances Zhu, Aerospace Engineer (Hawaii Institute of Geophysics and Planetology)
【Ad#3】フランセス・ヅ博士 航空宇宙エンジニア(ハワイ地球物理及び惑星研究所)
(10)Workshop #5: Engineering Council University of Hawaii (center of gravity)
【ワークショップ#5】ハワイ大学工学研究所
(11)Ad #4: Dr. Kumiko Usuda (National Astronomical Observatory of Japan)
【Ad#4】クミコ・ウスダ・サトウ博士(日本国立天文台専門員)
(12)Workshop #6: Hawaii Science Teachers Association (chemistry: polymer bouncing ball, elephant toothpaste)
【ワークショップ#6】ハワイ州理科教師協会(化学:ポリマーバウンシングボール、エレファントトゥースペイスト)
(13)Ad #5: Eisha Matsubara Tyler, Electrical Engineer, NASA Jet Propulsion Laboratory (Earth Satellites)
【Ad#5】エイシャ マツバラ タイラー氏(NASAジェット推進研究祖電気系エンジニア(地球衛星)
(14)Workshop #7: Oceanit (Electrolysis of water using a 9V battery)
【ワークショップ#7】オセアニット
(15)Ad #6: Sarah Tran Leony, Mechanical Engineer (Oceanit)
【Ad#6】サラ・トラン・レオニー氏(オセアニット機械工学士)
(16)Workshop #8: Kauai Community College, Cognition Learning Center (light painting)
【ワークショップ♯8】カウアイコミュニティーカレッジ認知学習センター 
(17)プレゼンのみ: Dr. Jeff Taylor (Hawaii Institute of Geophysics and Planetology)
【プレゼン】ジェフ・タイラー博士(ハワイ地球物理及び惑星研究所)
(18)Workshop #9: Dr. Kumiko Usuda Sato, Astronomer, National Astronomical Observatory of Japan,  galaxy cruise
【ワークショップ#9】クミコ・ウスダ・サトウ博士(日本国立天文台専門員)
(19)Ad #7:  Adria Fung, robotics engineering/teacher (St. Louis School)
【Ad#7】セントルイス高校エイドリア・ファン(ロボット工学)
(20)Workshop #10: NASA NextGen STEM (On Target)
【ワークショップ#10】NASA 次世代STEM(On Target)
(21)Ad #8: Dr. Devin Chu, Astronomy/Astrophysics  (post doc, UCLA)
【Ad#8】UCLAポスドク デヴィン・チュ博士(天文学/天文物理学)
(22)Workshop #11: NASA Next GenSTEM (coding: rendezvous space craft with the space station)
【ワークショップ#11】NASA 次世代STEM(宇宙ステーションとのランデブー宇宙船)
(23)Ad #9: Dr. Matthew Sakumoto, medical doctor (Circle Medical)
【Ad#9】マシュウ・サクモト博士(医学ドクター)
(24)Ad #10: Dr. Nolan Kamitaki, human geneticist (Harvard Medical School) 
【Ad #10】ノラン・カミタキ博士(人間遺伝学)

プログラム構成:基調講演2、ワークショップ11、Galaxy Treasure Hunt AD
                             

 その後、
ハワイ大学
宇宙研究所助成コンソーシアム所長  アート・キムラ氏、ハワイ大学等のSTEM教育担当の先生と、松山南高校が単独で行う個別ワークショップを実施しました。
 本校の生徒は、自分たちの課題研究を英語プレゼンテーションで発表し、ハワイ大学等のSTEM教育担当の先生11名から貴重な指導助言をいただきました。生徒は自分たちが準備してきて「できたこと」「できなかったこと」について考え、今後の研究に意欲を燃やすとともに、グローバルを実感していました。
 ハワイ州のSTEM教育のトップの先生方にアドバイスを受けることができ、本当に感謝しています。

〇Mr.Weyne Iwaoka ハワイ大学農学食物学部教授。専門は食物栄養学。
〇Ms.Diane Iwaoka 元ハワイ大学教育学部教授
〇Mr.Roger Kwok リーワード・コミュニティ・カレッジ教授。物理、化学が専門
〇Mr.Richard Jones ハワイ大学ウェストオアフ校教育学部教授
〇Mr. Craig Segawa    スティーブンソン中等学校理科教師。地球、宇宙科学、物理、ロボテックスが専門
〇Ms. Julia Segawa スティーブンソン中等学校理科教師。地球、宇宙科学、物理、ロボテックスが専門
〇Ms. Silvia Kaizuka    元小学校教師。優れた理科教師としてホワイトハウスから表彰
〇Ms.Arlene Yoshimura 元小学校教師。優れた理科教師としてホワイトハウスから表彰
〇Dora Nakafuji   機械航空宇宙工学博士。電力供給のための再生可能エネルギーや太陽光発電についてカメハメハ学園戦略的革新研究グループで責任者を務めている。
〇Mr. Art Kimura ハワイ大学宇宙研究所助成コンソーシアム所長 「レイシー・ヴィーチ・デー」主催者、「ハワイロボット工学の父」と呼ばれている。
〇Ms. Rene Kimura アート・キムラ氏の配偶者。高校の理科教師としての勤務の経験があり、アート氏と共にハワイ州のSTEM教育に貢献している。
                                     

令和2年度 えひめ高校生SDGsミーティング 第1回開催

2020年10月24日 19時33分

 10月24日(土)に標記のミーティングをオンラインで開催し、本校からは15名の生徒と2名の教員が参加しました。今年度は愛媛大学国際連携機構の小林修准教授との共同開催が実現し「SDGsを農業とプラスチックごみ問題から考える」というテーマのもと、愛媛大学でESD(持続可能な開発のための教育)について学んだ学生さんたちが高校生とともに課題解決に向けた探究活動を行うことになっています。現在のところ県下の高校は本校を含めて5校参加しています。
  この企画は全3回で構成されており、今回は第1回として大学生から直接講義を受けたり他校の生徒と意見交換をしたりして意識付けを行いました。次回は農業班とプラスチックごみ班に分かれて、各学校・大学を横断して探究活動が行われる予定になっています。
 参加した生徒たちは、参加希望して集まっただけあって大変意欲的かつ活発に活動していました。次回に向けてSDGsに関する知識が身に付き、意識が高まったと思います。次回も楽しみですね。

              

理数系教員育成支援プログラム

2020年10月22日 17時19分
高大連携事業

 10月21日水曜日の8時間目を利用して、1年生理数科42名を対象に理数教員育成支援プログラムの一環として、愛媛大学教職大学院M2の増田さんとM1の窪さんによる、TT形式の授業を行いました。
 内容は、「酢酸エチルの加水分解反応」と題して、来週行うメイン実験のための準備実験を行いました。新型コロナウイルスの影響で、なかなか実験の機会が得られない中の活動だったので、生徒は目を輝かせながら真剣に取り組みました。
 わずかなにおいの変化を頼りに、加水分解反応が進む仕組みを体験しました。においという非常に抽象的なものにも関わらず、生徒たちは自分たちの言葉で的確な表現で反応を捉えている様子は、やはり理数科の生徒だと感心しました。
 来週はいよいよメインの実験になります。化学の力が身近なところにも応用されていることを体験して、ますます化学に興味を持ってもらいたいと思います。

    

10.21 SS

2020年10月21日 18時45分
課題研究

 2年生は、先週中間発表会を行い、たくさんの方からご助言をいただきました。今日は、それを踏まえて今後の研究の方針や進め方を話し合うようすが多くの班で見られました。課題研究もいよいよ佳境を迎えようとしています!
     
 1年生は、担当の先生からアドバイスをもらったり、先行研究を調べたりして、これから始める課題研究の具体的な方法を考えています。先週の2年生の発表に刺激をもらった生徒が多くいるようです。
     
 3年生は、これまで数回にわたり生命倫理について考えを深めてきました。その集大成として、地域医療に携わる医師のドキュメントを視聴しました。みんな真剣に見入っていたので、たくさん写真を撮るのは控えました。
 

理数科2年生SS課題研究中間発表会

2020年10月15日 20時12分

 令和2年10月15日(木)、理数科2年生SS課題研究中間発表会が行われました。運営指導委員の先生方、理数科1年生、指導教員が参加して、各班2回のポスター発表・質疑応答を行いました。多くの方から指導助言をいただいたことをもとに、さらに研究の内容を深めていってほしいと思います。御指導助言をいただいた運営指導委員の先生方、誠にありがとうございました。

                                

10.1 SS

2020年10月2日 06時59分
課題研究

 昨日から2日続けてのSSです。今日は、3年生の活動を紹介します。
 3年生は、課題研究は一段落しました。様々な科学コンテストに出品し、結果を楽しみに待っているところです。また、受験も近づいてきています。
 そんな中、今日は「医療」に関する内容をテーマにディベートを行いました。
 世の中には正解のない課題がたくさんあります。根拠を示し、その課題に対して自分なりの考えを相手に伝えます。反対意見に対しては反論を考え、それに対する応答も行います。
 これまで取り組んだ課題研究で培った論理的思考が試されます!
 最後のまとめでは、先生の体験も踏まえて話をしてもらい、みんな真剣に聞き入っていました。
        

9.30 SS

2020年10月2日 06時53分
課題研究

 2年生は、校内での中間発表も控えています。ポスターの見直しを行う班、さらに詳しくデータをとるために実験の準備を行う班、それぞれの班で今必要としている活動を行いました。
      
 1年生は、研究計画書のブラッシュアップをする班もあれば、早速作業を始めた班もあります。化学分野の研究班は、梅の灰をふるいにかけています。地道な作業ではありますが、班員で協力し、楽しそうに取り組んでいました。
  

本校のデータサイエンスの取組が愛媛新聞で紹介

2020年9月23日 14時24分

 本校のデータサイエンスの取組(高校野球のタイブレーク制度に関する課題研究)が愛媛新聞で紹介されました。
 本研究の内容はこちらを御覧ください。
 
愛媛大学社会共創コンテスト2019 研究・探究部門 準グランプリ(2位)
 発表題名『野球王国愛媛 』持続可能な野球文化の醸成にむけて ~タイブレーク制度導入に寄せる期待~


  2020年9月22日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20200923-07)

9/17 SS

2020年9月18日 16時01分
課題研究

 1年生は、研究計画書を作成しています。自分たちのやりたい研究が明確になってきました。黙々と情報収集する班もあれば、熱く議論を交わす班もありました。今、しっかりと具体的な計画を作成しておけば、今後の研究がスムーズに進むはずです。
         
 2年生は先週に引き続き、愛媛県高等学校総合文化祭の準備をしています。どの班も、ポスター、研究要旨をより良いものにするため、悩みながら何度も見直し校正しています。
        

GSC広島第2回ステップステージセミナー

2020年9月14日 13時09分
研究発表

 9月13日(日)に、広島大学グローバルサイエンスキャンパス(GSC広島)第2回ステップステージセミナーがオンラインで実施されました。Microsoft Teamsのグループテレビ会議を利用し、「情報リテラシー講座」や「各分野別科学セミナー」を受講しました。以下、参加生徒の感想です。
〇「実験して失敗したときに、答えが相当難しくても繰り返し考えて、次の実験に役立てるのが実験だ。」という言葉に感銘を受けました。私もSSの実験で、予想通りの結果にならない時など、諦めずに考え頑張ろうと思いました。
〇内容が少し難しかったけど、自分なりに理解することができたので良かったです。先生がおすすめしてくださった本を読みたいと思います。また、本日学んだことをしっかり復習し、次の講義の内容が理解できるようにしておきたいと思います。
〇今日は量子力学の内容で、予備知識もなく難しい内容でしたが、クオークやレプトンなどの構成要素のことや、その素粒子の世代混合について知ることができました。今回学んだことを、今後しっかりと生かしていきたいと思います。
〇「「正解」に満足することなかれ」という言葉が印象深いです。全てのものに疑いの目をもって生活することが重要だと改めて感じました。また、生物多様性の大切さを教科書目線とは違う生物学者の目線で考えることができ、知らないことが多々出てきてとても楽しかったです。
〇化学分野では「ミネラルウォーター・水道水の硬度の測定」のセミナーを受けました。セミナーでは初めて聞く指示薬や、100ml測れるホールピペットなど、今まで行ってきた実験で見たことないものが多く、大変興味深かったです。

     

FESTAT2020~全国統計探究発表会~

2020年9月14日 07時26分

FESTAT2020(主催 香川県立観音寺第一高校に本校生徒4人(3班)と教員2人が参加しました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインで行われました。
事前に発表動画や講演動画を見て、質問を送り、それに答える形式で行われました。
東京医科歯科大学メディカル統計数理研究部門教授高橋先生からは、医療と統計について、株式会社Rejoui代表取締役菅先生からは、データサイエンティストやAIについてなど、様々な質問に対してすべてお答えいただきました。
その後は、各分科会に分かれて、各発表者への質疑応答や大学の先生や企業の方、大学生の方々から、アドバイスをいただきました。
発表会の後は、大学の先生や企業の方、高校教員の情報交換会が行われました。

        

9/10 SS

2020年9月10日 19時41分
課題研究

 2年生は、愛媛県高等学校総合文化祭に向けて研究要旨とポスターの作成など、準備をしています。データを取り直したり、担当の先生からアドバイスをもらったりしている班もあります。これまでの成果がつまったものができるよう、どの班も頑張っています!
          

「集まれ!理系女子」女子生徒による科学研究発表Web交流会

2020年8月31日 07時26分
研究発表

 8月29日土曜日 「集まれ!理系女子」女子生徒による科学研究発表Web交流会-第3回四国大会-が開催されました。今年はZOOMを用いてのオンライン発表会となりました。本校からは、理数科2年生のイモリ班、光の干渉班、ビタミンC班、青色釉薬班の4班の理系女子8名が発表しました。岡山県の清心女子高等学校がホストとなり、愛媛大学附属高校、新居浜高専、今治西高校、西条高校、宇和島東高校の6校で研究発表を通じて交流活動を行いました。また、大学の先生からは、研究者の視点に立った的確なアドバイスをいただくことができました。11月には高文祭の発表会がありますのでそれに向けての良い刺激を受けることができました。
      

8/27 SS

2020年8月27日 17時14分
課題研究

 1年生は、研究テーマが絞れてきました。先行研究を調べたり、研究の進め方を話し合ったりしています。これから研究が始まるのが楽しみです。
   
 2年生は、班ごとにポスターを作成したり、研究を進めたりしています。今週末、「『集まれ!理系女子!』女子生徒による科学研究発表交流会」で発表を行う班は、発表の練習をしました。練習から緊張が伝わってきます。釉薬について研究している班は、銀杏を用いた釉薬を作成しました。このあと丸1日かけて焼くそうです。鉄が含まれているため、緑色になるのではないかと予想しています。どんな色になるのか楽しみです。
       

WiDS HIROSHIMA アイデアソン 2020ファイナリストプレゼンテーションで優勝

2020年8月24日 13時59分

 8月22日(土)、広島県、広島大学、関係企業等の産官学の連携によって実施される「WiDS HIROSHIMA アイデアソン2020において、ファイナリストに選抜されていた本校生徒がオンラインで、ファイナリストプレゼンテーション(高校生の部)を行いました。
 WiDSとは、「Women in Data Science」の略称で、米国スタンフォード大学 ICME(Institute for Computational & Mathematical Engineering)を中心とした「性別に関係なくデータサイエンス分野で活躍する人材を育成する」ことを目的とした活動です。
 「南海トラフ地震に備えて」をテーマに、内閣府や総務省の統計データ(RESAS、e-Stat)等をもとに、「新たな指定避難所と救護所の設置」、「外国語の災害マニュアルの設置」、「留学生のボランティアの活用」「ピクトグラムの活用」を発表し、見事、全国優勝しました。おめでとうございます。
 出場した生徒の感想を紹介します。
〇新たな災害時の対策を考えるのはとても難しかったです。今回の大会のテーマが災害ということで、自分たちも考えさせられ、とても良い経験ができました。賞も頂くことができたので嬉しかったです。
〇前回の和歌山県データ利活用コンペティションで悔しい思いをし、そのリベンジをはたすことができたので嬉しかったです。外国人観光客の方たちへの施策を考えるにあたって、本校の外国籍の生徒にも直接話を聞くことができたので良かったです。
〇今回、初めてのコンテスト出場しました。とても良い経験ができ、満足のいく結果となって良かったです。今回の経験を活かして、これからの課題研究にも取り組んでいきたいと思います。

      



8/20 SS

2020年8月20日 18時01分
課題研究

 2学期最初のSSです。2年生の様子を紹介します。
 アサギマダラという蝶を研究している班は、動画をスロー再生しながら蝶が羽ばたく回数を計測しています。集中力が必要な作業です。
 小惑星のライトカーブを研究している班は、実験室を真っ暗にし、模型に光を当て、反射した光の強度を調べています。実験室はまさに小宇宙です。模型も、いろいろな形のものを作成しました。

       

中学生アドバンストサイエンス実験講座

2020年8月19日 16時14分
研究発表

 8月18日(火曜日)19日(水曜日)の2日間、中学生アドバンストサイエンス実験講座が本校会議室、各実験室において開催されました。
 多くの中学生の皆さん、保護者の皆様に御参加いただき、誠にありがとうございました。参加される皆様が安心して体験学習ができるように、一人一人の健康観察、マスク着用、消毒等の新型コロナウイルス感染予防対策をした上に、徹底した予防対策として、本校の教員と生徒はフェイスシールドを着用して学校の説明を行いました。
 全体説明会では、理数科2・3年生の生徒たちが、本校理数科の特色についての説明、関西研修と台湾修学旅行についての報告、課題研究の研究発表を行いました。
 その後、参加した中学生は、物理・化学・生物・地学の中から希望する2つの実験講座を各実験室で受講しました。
 物理ではパソコン計測機器を用いて単振り子の運動の解析を、化学では液体窒素を用いた極低温空気から液体酸素を取り出す実験を、生物では口腔上皮細胞中の遺伝子を析出させる実験を、地学ではチオ硫酸ナトリウムを用いた結晶の成長観察実験を行いました。
 各講座においては、理数科2年生の生徒たちが実験の支援役となり、中学生に対しての実験の支援や実験内容・学習内容に関する質問に対しての説明を行いました。参加した中学生たちも意欲的かつ真剣に実験に取り組んでいました。講座の時間が終わっても最後まで粘り強く実験を続けてくれた中学生もいました。「絶対に松山南高校理数科に入学する!」という心強い言葉をいただきました。

              

WiDS HIROSHIMA アイデアソン2020 事前リハーサル&ブラッシュアップセミナー

2020年8月13日 11時04分

 広島県、広島大学、関係企業等の産官学の連携によって実施されるWiDS HIROSHIMA アイデアソン2020」において、本校のチームがファイナリストに選抜されました。
 WiDSとは、「Women in Data Science」の略称で、米国スタンフォード大学 ICME(Institute for Computational & Mathematical Engineering)を中心とした「性別に関係なくデータサイエンス分野で活躍する人材を育成する」ことを目的とした活動です。
 8月11日(火)に、WiDS HIROSHIMA アイデアソン2020「事前リハーサル&ブラッシュアップセミナー」がオンラインで行われ、本選に出場する本校生徒3人が参加しました。
 本選で披露するプレゼンテーションを見ていただき、WiDS HIROSHIMAアンバサダー(株式会社Rejoui 代表取締役)菅 由紀子さんからアドバイスをいただきました。菅さんよりいただいたアドバイスをもとに、8月22日(土)に行われる本選に向けて、さらにプレゼンテーションをより良いものに仕上げていきたいと思います。
 なお、WiDS HIROSHIMA アイデアソン2020はオンラインで視聴ができます。是非、応援をよろしくお願いいたします。


WiDS HIROSHIMAアンバサダー(株式会社Rejoui 代表取締役)菅 由紀子さんからアドバイス




               2020年8月14日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20200814-02)