松南SSH日記

1年理数科スーパーサイエンス(SS)化学実験

2021年5月6日 17時26分
課題研究

 本日のスーパーサイエンス(SS)は陽イオンの分離に関する化学実験を行いました。前回、学習した駒込ピペットや試験管の使い方を復習しながら、グループで協同して実験を進める様子が見られました。また、実験の終盤には、結果から考察される内容をグループで話し合う時間が設けられており、他人の意見を尊重しながら結論を導く姿勢が見られました。さらに、実験の操作を定量的かつ詳細に記録するなどの基礎を学習し、今後の実験への活用が期待されます。
      

【SSH卒業生勤務の研究室と連携】SS 発芽玄米班活動報告

2021年4月28日 19時35分
高大連携事業

 令和3年4月28日、理数科2年生のSS発芽玄米班は、愛媛大学大学院農学研究科助教の石田萌子先生とオンラインミーティングを実施しました。石田先生は、本校、第2期SSHを経験された理数科の卒業生でいらっしゃいます。
 班員が立案した研究計画の中から、免疫機能に関する専門的な実験操作を石田先生に行っていただきました。今日は、その実験結果についての情報を共有していただきました。班員は活発に質問をし、先生から今後の方針についてアドバイスを頂きました。
 大学で第一線の研究や大学生の指導をされている南高の先輩から専門的なご指導をいただくことができ、学びの多い、大変貴重な時間となりました。石田先生、ありがとうございました。
 SSH卒業生(第1期・第2期)が勤務する大学研究室との連携については、こちらを御覧ください

         

「一人一台端末の活用」学校設定科目「データサイエンスⅡ」

2021年4月27日 16時34分

 4月27日(火)、2年生普通科 学校設定科目「データサイエンスⅡ」の授業が本格的に始まりました。
 本年度から、普通科の各学年、1組から8組までの8クラスを同時開講し、各教室の学習系WiFiに接続した約320台の一人一台端末を用いて課題研究の実施、論文作成、ポスター作成、プレゼンテーション作成を行うことにしています。
 今日は、政府のビッグデータを活用できる統計サイトe-Stat(日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト)の活用の仕方、Excelデータのダウンロードの仕方を、福澤教諭が講師となってオンラインで説明し、2年生普通科全生徒は自分の端末で、e-Statの使い方を学んでいました一人一台端末を活用し、これらのビッグデータをもとに、地域や国の課題を解決する施策に関するデータサイエンスの課題研究を行っていきます。

1年理数科スーパーサイエンス(SS)化学実験/生物実験

2021年4月22日 18時37分
課題研究

 いよいよ本格的にスーパーサイエンス(SS)が始まりました。今日は2つの分野の実験を行いました。化学実験では、金属イオンの沈殿を観察する実験を通じて、試験管や駒込ピペットの使い方を習得しました。生物実験では、昨日のSCと同様に各自のパソコンに配信された画像をもとに、ネンジュモという生物の観察とスケッチ、そして長さの算出を行いました。純白の白衣に身を包み、科学者の卵たちがいよいよ動き出しました。
        
    

【一人一台パソコンの活用】1年理数科サイエンスクラブ(SC)

2021年4月21日 18時52分

 1年生理数科は、サイエンスクラブ(SC)という不定期の課外授業を行っています。主に木曜日のスーパーサイエンスで事前学習を必要とするものについて、前日の水曜日の8時間目に実施しています。
 4月21日は、明日の生物実験の事前学習ということで、顕微鏡の使い方(知識のみ)を復習しました。教師用の顕微鏡で撮影した像をロイロノートを介して配信し、各自のノートパソコンで観察することで、感染症対策を図りながら実習を行いました。生徒たちは水を得た魚のように実習を楽しんでいました。明日はさらに高度な内容に挑戦します。


学校設定科目「データサイエンスⅡ」オリエンテーション

2021年4月20日 16時14分

 4月20日(火)、2年生普通科 学校設定科目「データサイエンスⅡ」のオリエンテーションがオンラインで行われました。
 本年度から、2年1組から2年8組までの8クラスを同時開講し、一人一台ノートパソコンを用いて課題研究の実施、論文作成、ポスター作成、プレゼンテーション作成を行うことにしています。
 昨年は、内閣府のポータルサイトResas(地域経済分析システム)のビッグデータを用いた課題研究を行いましたが、2年生からは、より発展的に、e-Stat(日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト)のデータを用いてデータサイエンスの課題研究を行います。
 本日は、渡部靖司教諭が講師となってオンラインでオリエンテーションを行った後、生徒一人一人のノートパソコンからMicrosoft Formsで自分の希望する研究分野の入力を行いました。

1年理数科SSオリエンテーション

2021年4月15日 19時15分
課題研究

   1年理数科は今日からSS(スーパーサイエンス)が始まりました。オリエンテーションでは重松教頭先生とSSH推進課長の参河先生のお話を聞きました。プチ宿題も出され、みんな一生懸命考えていました。後半は、理数科2年生の先輩が英語プレゼンテーションを披露してくれました。開いた口がふさがらないとはこのことで、先輩たちの流暢な英語に驚かされました。自分たちのゴールを示していただき、モチベーションが高まりました。これからのSSが楽しみです。
        

令和3年度四国地区SSH生徒研究発表会

2021年4月12日 17時51分

 4月11日(日)、令和3年度四国地区SSH生徒研究発表会がオンラインで開催され、本校理数科2年生、3年生が参加しました。
昨年度はコロナ禍で中止となりましたが、今年度は各校の代表によるオンラインによる発表会と発表動画オンデマンドによる開催となりました。本校からは光の干渉班が15分間の研究発表・質疑応答を行いました。地域の特色を生かした研究や、環境や防災をターゲットした研究など多岐にわたる内容の研究発表が行われ充実した時間となりました。本校生徒も他校の研究発表の内容や指導助言のコメントから自分たちの研究に役立てよう熱心に参加していました。今後の研究が楽しみです。
    

産学連携データマーケティングプログラム第2回【フィールドワーク】 

2021年4月5日 14時02分

 4月3日(土)、4月10日(土)、本校の生徒31名が5グループに分かれ、フジグラン松山とフジ藤原店で、本校が企業3社と連携して行う産学連携教育プログラム学生と企業が取り組む購買ビッグデータを活用したデータマーケティング プログラム」フィールドワークを実施しました。最初に店長から地域貢献活動や店舗・バックヤードの説明を受けました。その後、食料品売り場のレイアウトや品揃えなど各自で観察しました。最後に、店長や店員の方に質問をしました。今回の店舗視察をもとに、①店内のレイアウト、②どのようなお客様が来店しているか、③お店全体について感じたこと、④工夫されていると感じた売り場、⑤お店の方のお仕事の理解、⑥店外について気付いたこと、⑦販促・キャンペーンで気付いたこと、⑧複数の売り場について、等自分の考えや提案も含めたレポートを作成して(株)フジに提出し、生徒一人一人が企業から御指導をいただきます。

 7か月間にわたる本プログラム(3社の企業との産学連携プログラム)の詳細は、こちらになります。


                

データマーケティング教育プログラム【第1回オリエンテーション】

2021年3月31日 07時54分

 令和3年3月30日(火)、株式会社フジ様、セキ株式会社様にご来校いただき、また、株式会社True Data様にはオンラインで参加いただき、企業と学生が取り組むデータマーケティング教育プログラムオリエンテーションが行われました。
 このプログラムの全体シラバスをセキ株式会社赤尾様からご説明いただきました。
 その後、関係各社の紹介をしていただきました。
 セキ株式会社の関様から、生徒の皆さんが小学生の夏休みの課題として取り組んだ問題集やミネラルウォーターのペットボトルのラベルを印刷していること。また、タウン情報誌の発行やHPなどのウェブデザインなどを手掛けていることをご紹介いただきました。
 株式会社True Dataの米倉様からは、企業理念(パーパス)である「データと知恵で未来をつくる」についてお話しくださり、データマーケティングには「データ」「テクノロジー」「活用ノウハウ」の3領域が不可欠であることをお教えいただきました。また、True Dataで長期のインターンを行っている本校卒業生で、東京大学1年生の白石君から生徒皆さんに向けてメッセージがありました。白石君は生徒の相談役として参加していただきます。
 株式会社フジの大西様からは、フジ出店形態やグループ会社などを紹介いただき、地域のニーズに総合的にお応えするために「フジカンパニーズ」を形成し、地域の豊かな暮らしを創造する取組をご紹介いただきました。
 続いて、流通業について、株式会社フジの矢野様からご説明いただきました。流通業や小売業、スーパーマーケットの売り場や購買データの活用、来週から行う店舗でのフィールドワークのポイントについてお話しいただきました。
 最後に、データ活用について株式会社True Dataの烏谷様から、ご説明いただきました。
 このプログラムは、10月まで行われます。生徒は、今後、フジの購買データを活用して、店舗のレイアウトや品揃えを提案し、店舗で検証を行います。4月3日と10日に店舗でフィールドワークが始まります。

 本プログラムのプレスリリースはこちらです。

          
       

【愛媛新聞掲載】SSH研究成果報告会

2021年3月30日 17時38分

本校のSSH研究成果報告会の様子が愛媛新聞に掲載されました。


   2021年3月30日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20210330-06)

全国探究コンテスト2020(探究ナビ×マナビジョンLab)の最終審査に出場

2021年3月29日 12時58分

本校2年生が全国探究コンテスト2020(探究ナビ×マナビジョンLab)の最終審査に出場しました。
2年生普通科CRで、「砥部焼の認知度アップ大作戦~砥部焼作りに来てみんけん!~」と題して、様々なデータを組み合わせ、理数科SSと砥部分校デザイン科の取組を織り交ぜながら、砥部焼の認知度を向上させる政策を提案しました。残念ながら入賞ななりませんでしたが、理数科の釉薬を用いて、デザイン科の生徒が作った砥部焼のブローチなどの実物を見ていただくと、審査員先生や運営の方々から「早速、形にできていてすごい!」と評価いただきました。

  

WiDS HIROSHIMA アイデアソン 2021で準優勝と3位

2021年3月22日 07時49分

 3月21日(土)、広島県、広島大学、関係企業等の産官学の連携によって実施される「WiDS HIROSHIMA アイデアソン2021」において、全国ファイナリスト3チームのうち、本校普通科2年生の2チームが選抜され、オンラインでファイナリストプレゼンテーション(高校生の部)を行いました。

 コンテストのホームページはこちらです。

 WiDSとは、「Women in Data Science」の略称で、米国スタンフォード大学 ICME(Institute for Computational & Mathematical Engineering)を中心とした「性別に関係なくデータサイエンス分野で活躍する人材を育成する」ことを目的とした活動です。
 今年のテーマは「データサイエンスとヘルスケア」で、データ活用アイデアを提案しました。
 チーム南は「子どもたちを心的負担から救うために」をテーマに、「局地的な小児医療の供給不足」を「都道府県別人口10万人あたりの小児科標榜施設数」や「愛媛県の市町別小児人口1000人あたりの小児科医数」で明らかにしました。また、「小児患者の心的負担」の要因をアンケートや先行研究から入院環境によるものだと考え、「ホスピタルアートの活用」を提案し、砥部分校デザイン科が四国がんセンターへのホスピタルアートの提供を行っていることを紹介しました。さらに、「空き家を活用した医療用施設の提供」を提案し、ホスピタルアートを取り入れた施設とすることを提案しました。僅差で昨年に続く優勝を逃しましたが、見事、準優勝しました
 チーム血糖値管理隊は「糖尿病患者削減プロジェクト~カムカムケアの提案~」をテーマに血糖測定器を使って血糖値を測り、「食べたもの」、「食べる速さ」、「食べる順番」の違いでどのように変化し、血糖値が上昇しにくくなるのかを考えました。血糖値は、噛むことや生活習慣、食事の仕方を変えることで低下できると考え、生活習慣を管理するアプリ「カムカムケア」(機能:万歩計+咀嚼計+カロリー管理)を提案しました。その結果、3位入賞を果たしました。
     

DIG災害図上演習を活用した防災対策演習

2021年3月20日 16時40分
 DIGとは、地図や図面を囲みながら、参加者全員で災害リスクをイメージ(見える化)し、予防策や対応策を考える(カイゼンする)参加型図上演習のことです。愛媛ME(Maintenance Expert)、岐阜MEの方々だけでなく、愛媛大学や岐阜大学の先生方と協働して、地理において防災学習を行っています。
 令和3年3月18日(木)6・7限目に愛媛ME、岐阜MEの方々とDIG演習を行いました。

 DIGとは、災害(Disaster)のD、想像力(Imagination)のI、遊び(Game)のGの略称であり、この演習を生かして、自分たちが普段生活している地域の危険を知り、自分の身を自分で守るため、考え・行動する『力』をつけることを目的としています。
 Step1 学校周辺の過去と現在の違いを見つける。
 Step2 学校周辺の危険な箇所や避難する場所を見つける。
 Step3 大雨が降った時どうするか?を考える。
演習の最後に、
 ① 松山市内において、災害リスクが高い箇所はどこか?
 ② 各班の想定箇所からの避難行動はどうするか?
 ③ その他、各班でディスカッションした内容
について発表しました。
 岐阜大学沢田先生や愛媛大学森脇先生から、実際に災害が発生したときに考えるので遅く、まずは自分の命を守るための最大限の行動を常に考えて、事前に行動計画を立て、家族と災害時のことを話し合っておくなど生活することの大切さを教えていただきました。

 DIG演習で用いた資料は、こちらです。



第17回日本物理学会ジュニアセッションで奨励賞受賞

2021年3月20日 13時56分
研究発表

 3月13日(土)に、第17回日本物理学会ジュニアセッションの研究発表会がオンラインで開催され、本校から理数科新3年生「光の干渉班」が発表を行いました。約20分間の発表と質疑応答を行い、専門の先生方から貴重な質問やアドバイスをいただくことができ、今後の研究の励みとなる有意義な発表会となりました。3月19日(金)には、審査結果発表がオンラインで行われ、「奨励賞」を受賞することができました。
   

台北市立建國高級中学と、Microsoft TeamsでOnline meeting

2021年3月16日 07時59分

 令和3年3月15日(月)、本校の姉妹校である台北市立建國高級中学と、MicrosoftTeamsのオンラインで「令和2年度 SSH台湾科学交流研修」を行いました。これまで、互いの国を訪問して、課題研究発表や授業参加で科学交流を図ってきましたが、新型コロナウイルス感染症のため、本年度は台湾を訪問することができなくなりました。
 そこで、本年度の科学交流について
建國高級中学の担当者と話し合った結果、互いの学校の全生徒がMicrosoftアカウントをもっているということで、「Microsoft Office365 Education」におけるMicrosoft Teamsに、教員用チームの「For Teacher International collaborative research」を、生徒用のチームとしてFor Student International collaborative research」を開設し、互いの実験の成果の写真、レポート、論文、プレゼンテーション、ポスターを共有し、継続的な科学交流を行ってきました。

 本日は、互いに4本ずつの研究発表および質疑応答を行う科学交流研修を行いました。代表生徒は会議室で発表・質疑応答、その他の生徒は教室で、本プログラムに参加しました。Microsoft Teamsで、継続的に交流し、互いのプレゼンテーションを確認していたため、これまでの科学交流研修に比べて、質疑応答がより活発に行われました。その結果、科学交流の時間が不足し、全ての発表を終えることができませんでした。そこで、残りの研究発表は、3月18日(木)に再度行いました。
 Microsoft Teamsを用いることで、科学交流が継続的かつ活発になり、国際性を育成するツールとしての有効性を実感しました。



 






          


            
     

日本生物教育学会四国支部第4回研究会 奨励賞受賞

2021年3月15日 07時11分
研究発表

 3月13日(土)に標記の大会がオンラインで開催され、以下の2班がプレゼンテーションを行い、奨励賞を受賞しました。発表もさることながら、他の発表に対する質問も積極的に行い、愛媛大学の先生やとべ動物園の職員の方々と活発な意見交換を行うことができました。
【チョウの翅から見た省エネ飛翔の可能性】
(209HR 伊藤優希・豊岡杏菜・難波和佳奈・大澤璃奈)
【アカハライモリにおける色覚を​利用した学習の研究​】
(209HR 家山倖貴・島田紗菜・水野華恋​)
      

令和2年度松山南高校SSH研究成果報告会

2021年3月10日 13時21分

 令和3年3月9日(火)、令和2年度松山南高校SSH研究成果報告会を、松山南高校で開催しました。
 生徒の研究内容が充実してきたことから、本年度の報告会から、これまでより多くの生徒が発表できるようにするために、各教室を用い、多くのブースが設定できる学校で行うことにしました
 午前中は各クラスの代表生徒(各クラス4グループ)がポスター発表を行いました。全校生徒は複数のブースをまわりながら多くの質問をし、発表者はその質問に適切に応答することで、
各教室での発表・質疑応答がこれまでの報告会以上に盛り上がり、学校で開催することで、大きな成果を得ることができました。
 ポスター発表 
  普通科 2年生各クラス代表34班  1年生各クラス代表34班
  理数科 2年生13班  1年生13班
  合計90班が代表としてポスター発表

 
午後からは、下記の全体の内容でSSH研究成果報告会(全体会)を体育館で行いました。報告会の様子はZoomで県内外の参加者の方にも配信しました。午前中と同様に多くの生徒が質問を行い、充実した研究報告会となりました。
 ①発表Ⅰ(国際性育成事業)  
     国際科学研修・STEAM教育(理数科2年)、英語プレゼンテーション(理数科1年)

 ②発表Ⅱ(普通科課題研究 データサイエンス・チャレンジリサーチ) 
       2年生文系代表班発表、2年生理系代表班発表、1年生代表班発表

 ③発表Ⅲ(理数科課題研究 スーパーサイエンス) 
       理数科2年生代表班 2班発表
 
 
                              

3/4(木) 中高生・スポーツデータ解析コンペティション―2020―

2021年3月5日 11時02分
研究発表

 2年8組海野瑞貴君,佐伯健斗君,那須太誠君がCRで作成したポスター「攻撃的サッカーがもたらすサッカー観戦文化の深まり」が,日本統計学会スポーツ統計分科会主催の標記コンペで全国ベスト12に当たる敢闘賞を受賞しました。主催者から提供されたJ1,J2のデータから,2018年シーズンの名古屋グランパスの「超攻撃的サッカー」を題材に分析しました。内容を絞っていく過程で悪戦苦闘しましたが,少しずつ分析が深まり何とか完成にたどり着きました。多くの気づきが得られた貴重な経験になったようです。

砥部焼班 「えひめ南予 きずな博」をイメージしたオレンジ色に挑戦

2021年3月1日 07時08分
課題研究

 自分たちの研究をほぼ終えた「ぎんなんズ」のメンバーが、今年の7月から開催される予定の「えひめ南予 きずな博」のイメージを「オレンジ色」で表現する実験を行いました。同時に、「ぎんなんズ」が開発した釉薬研究のために開発した釉薬の塗り方を、後輩「小梅ブラザーズ」にも伝えました。
 今回用いた灰は、卒業生の梅ちゃんズが用いた七折梅の枝灰を用い、写真の上段6枚がフリットを用いた透明釉、下段の6枚が福島長石を用いたマット釉を目指したものです。また、左の6枚が酸化チタンを、右の6枚が酸化鉄を用いたものです。酸化チタンは、別の試薬を加える必要がありましたが、鉄の釉薬では、何となくオレンジのような色が出ました。今後の研究のご期待ください。ただし、今回の研究は、オレンジ色を出すために、1230℃の酸化焼成という今までと異なる焼成で行いました。
    

ホノルル マリーノル高校とSTEAM教育に関する科学交流

2021年2月24日 08時49分

 令和3年2月23日(祝)、朝7:00(時差の関係でこの時間の実施となりました)、ハワイ大学とハワイのホノルルにあるマリーノル高校(Maryknoll School)と連携し、それぞれの学校のチームが作成した「PaperRollerCoaster」で競い合うSTEAM教育に関する科学交流を実施しました。
 ホノルルマリーノル高校からは3チームが参加、本校からは、15チーム133名が参加しました。36cm×48cmのベースで高さ2m以内のビー玉が転がるジェットコースターを、25種類の型紙を自由に用い、設計、作製するのですが、本校生徒は約2か月かけて作製しました。15チーム、それぞれが、物理学の位置エネルギーと運動エネルギーの関係を計算しながら、各チームオリジナルのアイデアで設計しており、生徒の発想力の豊かさと各チームの団結力に感心しました。今後も、海外の高校や大学とこのような科学交流を行っていきたいと思います。

【スコア:
得点加算のルール

①ビー玉がスタートしてからゴールするまでの秒数×1ポイント
②360度ループの数×3ポイント
③ジャンプの箇所×2ポイント
④1個目のビー玉がゴールした後、仕掛け(糸、輪ゴム、クリップ、押しピンなど)を用いて2個目のビー玉を発射し、5秒以上動くこと×5ポイント

 


                                 

ホノルル マリーノル高校と実施したSTEAM教育に関する科学交流が愛媛新聞に掲載されました。
  

           2021年3月5日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20210305-03)

ハワイ大学と連携したSTEAM教育

2021年2月21日 07時02分
海外科学交流

 令和3年2月20日、ハワイ大学宇宙研究所助成コンソーシアムと本校が連携し、所長 Art Kimura氏,Rene Kimura氏による、Zoomを用いての宇宙での生活に関するオンラインプレゼンテーションを開催し、本校から、普通科、理数科の1、2年生46名の生徒が参加した。
 宇宙の生活で現れる、非日常的な不思議な現象を科学実験のデモンストレーションを用いて分かりやすく説明していただいた。一見すると難しいイメージを持ってしまいがちな不思議な現象や宇宙開発や宇宙での生活に必要な知識や技術が、基礎的な科学概念や身近にある技術の応用で成立していること学ぶことができ、宇宙を身近な存在としてとらえることができた。
 Art Kimura氏によるプレゼンテーションとその後の質疑応答が英語で行われた。生徒たちは宇宙の生活や直近の宇宙に関するニュースなど自主的に事前学習を行っており英語での質疑応答も活発に行われ盛り上がった。
 愛媛の宇宙関連産業の事例についてArt Kimura氏に紹介し説明する場面もあり、Art Kimura氏から賛辞をいただいた。生徒たちのチャレンジしようとしたり学ぼうとしたりする主体性・積極性の成長を強く感じることができた。

              

SSH卒業生活躍事例集で本校SSH卒業生が紹介されました

2021年2月17日 11時29分

 文部科学省と国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が作成したSSH卒業生活躍事例集(全国で20名紹介)で、本校SSH卒業生(理数科卒業生)でアメリカコネチカット大学化学科アシスタントプロフェッサーの萬井知康氏と愛媛大学大学院農学研究科助教の石田萌子氏の2名の研究者としての活躍の様子が紹介されました。理数科卒業生の素晴らしい活躍を誇りに思うとともに、今後の更なる活躍を願います。




えひめサイエンスチャレンジ2020 表彰式

2021年2月16日 12時25分

 令和3年2月14日(日)、えひめサイエンスチャレンジ2020 表彰式がオンラインで行われました。表彰式の進行は、本校の放送部の生徒が務めました。結果発表では、本校の「媒熔剤が鉄(Ⅱ)イオンの発色に及ぼす影響の研究」と「チョウの翅から見た省エネ飛翔の可能性」の2つの研究が一般部門の努力賞を受賞しました。各学校の研究レベルは非常に高いもので、今後の研究を進めるうえで勉強になりました。

     

2020年2月7日(日) えひめサイエンスチャレンジ2020

2021年2月9日 06時49分
研究発表

 例年愛媛大学にて、ポスター発表および交流会等を実施していましたが、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、「えひめサイエンスチャレンジ2020」はオンデマンド配信型のオンライン発表会となりました。
 本年度は、21高校から、202名の生徒が参加し、一般部門37テーマ、プログラム部門26テーマ、合計63テーマの研究が応募されました。2月7日からの発表動画の公開に伴い、サイエンスチャレンジ参加者同士のオンライン交流会が開催されました。この交流会では、数学・情報、物理、化学、生物、地学の5領域に分かれて、コロナ禍でありながらも懸命に進めてきた自分たちの研究について紹介し合ったり、質問しあったりするなどしました。また、愛媛大学の大学院生さんもホスト役として参加され、大学院生の視点での研究に対する鋭い質問を受けたり研究や大学生活について逆に質問をしたりするなど、有意義な時間となりました。
 2月14日(日)には、表彰式がオンデマンド方式で開催されます。審査結果が楽しみです。
 なお、発表動画の司会は本校理数科1年生が務めました


             

松山南高等学校 スーパーサイエンスハイスクール研究成果報告会の開催

2021年2月1日 11時33分

令和2年度愛媛県立松山南高等学校スーパーサイエンスハイスクール研究成果報告会の開催について

 さて、今年度の研究成果報告会を下記の実施要項のとおり開催いたします。
 御多用のことと拝察いたしますが、ぜひ御参加いただき御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げます。

 参加申込みは、実施要項内の参加申込書により、令和3年2月22日(月)までにFAXまたはメールにてお申し込みください
 なお、運営指導委員以外の県内外からの一般参加者はオンラインでの視聴となります。下記の実施要項内の参加申込書にご記入いただいたメールアドレス宛に、視聴方法等のご連絡を差し上げます。

 実施要項はこちらです(PDF)



砥部焼ファミリーが発色の評価方法について検討会を開催

2021年2月1日 07時21分
課題研究

 1月30日(土)の模擬試験終了直後から、砥部焼ファミリー(SSH砥部焼班1~3年)が、化学実験室に集まり、作成したテストピースの色の評価方法に対する検討会を行いました。色の評価の研究は、梅ちゃんズから始まり、ぎんなんズがRGB法を確立し、今後の研究発表で用いる予定です。そこで、今回の検討会では、1年生の小梅ブラザースが、研究でGoSpectro という反射光を分析する道具を使うべきかの話し合いでした。この道具は、梅ちゃんズの渡部さんが、愛媛大学でeGSを担当されている林教授からお借りしているもので、反射光の分析データを解析することで、反射光に影響している元素が分かるかもしれないというものです。実際に分析データを測定したり、そのデータを比較検討することで、2時間以上にも及ぶ議論は、砥部焼ファミリーの結束の強さと、釉薬に対する愛情の深さを象徴しているものでした。結論としては、2年生が確立したRGB法を用いつつ、大学においてGospectroの研究も行うようになりました。今後、皆さんにいい結果が報告できるように砥部焼ファミリーが一丸となって頑張ります。御指導・御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
   

英語プレゼン研究発表会

2021年1月29日 15時14分
研究発表

 1月28日に松山南高校で、理数科1年生による英語プレゼン研究発表会が行われました。1年間研究したことを、全て英語で発表します。新型コロナウイルスの影響で、6月から本格的に高校生活が始まり、その最初の課題研究が、2年生の英語プレゼン発表見学でした。堂々と英語で発表し、クラスの外国籍生徒と英語でディスカッションする姿に圧倒され、自信を失ったときから、約7か月が経ち自分たちの番がやってきました。
 プレゼン自体は、事前に選ばれた「地学班、生物班、数学班」の3班でしたが、その後に質疑応答では、普段あまり手をあげない生徒も積極的に英語で質問し、非常に活発なプレゼン大会になりました。また、普段英語が苦手な生徒が一生懸命英語で発表する姿は非常に輝いて見えました。
 また、愛媛大学から3名の外国人講師の方々をお招きし、発表や質疑応答の様子にコメントをいただきました。プレゼン発表そのものが初めてにも関わらず、英語で発表したため、まだまだ改善しないといけないスピード感やスライドのまとめ方など課題はありましたが、「一生懸命何とか英語でコミュニケーションを取ろうとする積極性が素晴らしい。ぜひ、愛媛大学で一緒に学びましょう。」とほめていただきました。
 代表班の生徒や司会の生徒は、冬休みなどを利用して10分の発表のためにかなりの時間を費やしてきました。今回の苦労は、きっと今後の自信となって、未来の研究者としての糧になったと思います。
         

SSH卒業生が勤務する大学研究室との連携

2021年1月28日 19時08分

1月28日(木)、本校が第2期SSHの時の卒業生で愛媛大学大学院農学研究科で大学教員として研究されている石田萌子先生に、本校理数科2年生の生徒が研究の指導を受けました。植物色素であるアントシアニンを安定化させた後、その抗アレルギーについて研究を進めていくうえで大切なことについて、プレゼンテーションを交えながら丁寧に御指導いただきました。先週の1年生に加えて、2年生についても御指導をよろしくお願いいたします。石田先生、お忙しい中、ありがとうございました。
       

1月26日(火)スーパーハイスクールコンソーシアム

2021年1月26日 16時45分
研究発表

 令和2年度スーパーハイスクールコンソーシアムがZoomオンラインで開催されました。県内の高校生・中学生(合計16校、一般参加生徒数965名)がオンラインで集いました。
 本校からは、SSH部門で2年生理数科の砥部焼ぎんなんズが、次世代人材育成事業で生徒会長の安田君が発表者として参加しました。また、理数科1年生、2年生の生徒が一般参加者として4つのグループを編成して参加しました。
 第一部では、発表校によって各校の取組内容が発表されました。第二部では、一般参加校が発表校のブースを訪問し、質疑応答や感想、意見交換などが活発に行われ、活気のあるディスカッションを行うことができました。
 各学校が主体的にさまざまな愛媛県の地域課題に対してさまざまなアプローチで解決に取り組もうとしていることを知ることができ、自分が今取り組んでいる研究や活動の励みとなる有意義な会でした。


         

広島大学グローバルサイエンスキャンパスの最終ステージに3名が選抜

2021年1月26日 09時44分

 1月25日(月)に、グローバルサイエンスキャンパスGSC広島(広島大学)のジャンプステージに選抜された生徒に対する面談がZOOMで行われました。GSC広島の最終ステージであるジャンプステージには、本校の理数科生徒3名が選抜されました。本日は、生物分野で選抜されている理数科2年生2名が面談を行いました。最初にポスターを用いて研究計画を説明し、その後、広島大学の先生方の指導・助言を頂きました。1時間程度の面談でしたが、あっという間に時間が過ぎ、とても充実した内容となりました。今後は、実験の条件等をよく練って、再度より細かい研究計画を作成していきたいと思います。
  

SSH卒業生が勤務する大学研究室との連携

2021年1月22日 17時48分

本校が第2期SSHの時の卒業生の石田萌子先生は、現在、愛媛大学大学院農学研究科で大学教員として、研究をされています。
先生の所属は、生命機能学専攻 応用生命化学コース 動物細胞工学教育分野で、動物細胞だけでなく,実験動物やヒトを対象にして食品の機能性を研究し,その研究成果を利用した商品開発を行っておられます。
本校理数科1年生が、発芽条件を変えながら発芽玄米を生育させ、その抗アレルギーについて研究を考えています。
現在、愛媛大学に行って直接指導を受けることができないため、本日、オンラインで、研究の進め方について、専門的見地から御指導いただき、これからの方針を明確にすることができました。石田先生、お忙しい中、ありがとうございました。今後とも後輩たちの御指導をよろしくお願いいたします。
   

愛媛大学データサイエンスセンター キックオフ・シンポジウム

2021年1月21日 20時47分

 愛媛大学データサイエンスセンター キックオフ・シンポジウム「未来×DS ~データドリブンな社会における未来創造に向けた協働~」が、1月21日(木)オンラインで開催されました。その中で、本校の渡部教諭が「松山南高校におけるデータ利活用人材の育成」というテーマで本校の取組について発表しました。
 

 

台北市立建国高級中学とMicrosoft Teamsでオンラインミーテイング

2021年1月21日 18時57分

 本校の姉妹校である台北市立建国高級中学と本年度より共同研究を開始することに至った。課題研究担当者と研究内容や研究の進め方について話し合った結果、互いの学校の全生徒がMicrosoftアカウントをもっているということで、「Microsoft Office365 Education」におけるMicrosoft Teamsに、教員用チームの「For Teacher International collaborative research」を、生徒用のチームとして「For Student International collaborative research」を開設し、互いの実験の成果の写真、レポート、論文、プレゼンテーション、ポスターを共有しながら共同研究を進めています。2月に合同発表会をオンラインで実施しますが、本日、それに向けてMicrosoft Teamsでオンラインミーティングを行いました。
 
     

1月14日木曜日 本日のSS

2021年1月19日 13時17分
課題研究

 3学期第1回目のSSの時間です。理数科2年生はサイエンスチャレンジ、課題研究発表会、SSH研究成果報告会等があり、研究もいよいよ仕上げの時期となりました。地道に研究を重ねるとともに成果のまとめも頑張って取り組み、充実した3学期にして欲しいものです。理数科1年生は、課題研究がいよいよ本格的になる学期となります。週2時間と時間は限られていますが、計画的にグループで協力して取り組んで2年生でのSSにつながるように頑張っていきましょう。
           

「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」で特別賞受賞

2021年1月4日 09時21分

北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」において、マリン・サイエンス部門で全国ファイナリストになっていた理数科3年生徒が、全国ベスト6にあたる賞(ちょうちんあんこう賞)と特別賞(医食同源賞)を受賞しました。その記事が愛媛新聞に掲載されました。
なお、北海道大学のコンテスト公式ホームページはこちらです。




2020年12月30日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20210104-02)

アドバンストサイエンス研修

2020年12月17日 07時11分
高大連携事業

 12月15日、16日の2日間、理数科1年生がアドバンストサイエンス研修を行いました。愛媛県が抱える諸問題を解決するための先進的な研究施設を巡り、普段の授業や生活の中では学べない、専門的な講義と施設見学を通して、課題研究活動や進路探究活動に向けての意欲を高めました。
 1日目は、南予地域の水産研究センターとみかん研究所を訪れ、水産業や農業が抱える課題やその解決に向けてどのような取組が行われているかを学んだあと、愛媛県薬剤師会宇和島支部所属の薬剤師で、災害医療の問題について専門的に取り組まれている森正一様から、今後発生が予想される南海トラフ地震への医療的な備えと人財(人は宝)の確保についてご講演していただきました。
 2日目は、東予地方の総合科学博物館で本校がSSHの第1期に指定を受ける際に尽力された丸尾秀樹学芸課長の松山南校生へのSSH事業に対する取り組み方について、ご講演いただいたあと愛媛の生んだ天才化学者小川正孝の悲運な生涯についての講義を学芸員の久松洋二様にしていただきました。愛媛にゆかりのある偉人と言えば、「正岡子規」や「夏目漱石」を思い浮かべる人も多いと思いますが、彼らに勝るとも劣らない天才化学者「小川正孝」の生涯と新元素発見をめぐる歴史は、非常に面白く生徒たちも身体を前のめりにして聴き入っていました。昼からは、紙産業技術センターで愛媛の誇る紙産業の発展について、先進的な研究内容を交えた講義のあと、1台数千万円する機器を実際に触らせていただくなどして、施設見学を行いました。
 この2日間で、水産業、農業、医療、理学、工学の分野について、愛媛県が抱える諸問題とその解決のために行われている研究やその仕事に携わる人の苦労を学ぶことができました。その中で、どの分野でも言われていたことがあります。それは、「付加価値」です。これから地方が、日本が世界の中で生き残っていくためには、「付加価値」をどのように付けていくのかが重要であると感じました。これは、人も同じです。自分の付加価値をどこに見いだし、どのように伸ばすのか。今回の研修やこれからの高校生活の中で様々なことに積極的にチャレンジすることで、自分の付加価値を伸ばしていってほしいと思います。

           

令和2年度 えひめ高校生SDGsミーティング 第2回開催

2020年12月14日 15時06分
ニュース

 12月12日(土)に標記のミーティング第2回をオンラインで開催し、本校からは16名の生徒と3名の教職員が参加しました。日程の都合で今回は他校からは伊予農業高校の2名の生徒さんが参加されました。
  この企画は全3回で構成されており、今回は第2回として前回からの課題になっていた「SDGs一言多い張り紙」の発表を行い、その後プラスチックごみについて考える班と地産地消について考える班に分かれて意見交換をしました。生徒たちはテーマについてさまざまな視点を持ってよく考え、高校生が主体的に取り組むことができることについて真剣に意見を発表していました。今回の活動を踏まえて、第3回では各班で探究した内容を発表することになります。また、今回は「miro」というアプリ(シンキングツール)を使ってオンラインで情報共有しました(写真参照)。生徒たちは新しい学びのスタイルに柔軟に対応し、上手にアプリを使いこなしていました。

      

砥部焼ぎんなんズ 小皿作りに挑戦

2020年12月13日 15時04分
課題研究

 12月12日(土)理数科の砥部焼ぎんなんズ4人は、砥部分校烏谷先生の御指導のもと、小皿に自分たちが作った釉薬をかける挑戦をしました。テストピースを作る作業と異なり、余分な場所に釉薬がかからないようにすること、規定以上の大きさの釉薬粒子を除去するなど細心の注意を払いながら釉薬をかけました。
 その後、烏谷先生に砥部分校のガス窯を見せていただき、本焼き時の複雑かつ繊細な作業の話をしていただきました。
 なお、今回の小皿にかけた釉薬は、ギンナンの灰を用いたもので、優しい緑青に発色するように調整していますが何色になるか楽しみです。21日(月)に焼きあがる予定です。お楽しみに。
     

RESAS de 地域探究実践校 「探Q!RESAS-成果発表会-」 

2020年12月12日 15時30分

 本校では、学校設定科目「データサイエンスⅠ」において、1年生普通科全生徒がRESAS(地域経済分析システム)を活用した課題研究を行っています。 本年度、本校は「RESAS de 地域探究実践校」(主催 内閣府 地方創生推進室)に選ばれ、「地方のチェンジ・メーカー育成プログラム」という授業モデルをもとに、身近な地域から課題を設定し、解決することを目的としたプログラムを実施し、「地方創生☆政策アイデアコンテスト」に向けて取り組んでいます。本日の「探Q!RESAS-成果発表会-」において、1年生の代表班がこれまでの取組の成果として、水耕栽培の促進による農業ノーマライゼーション」と題した課題研究発表しました。まだ、研究は途中ですが、本日御指導・御助言いただいたことをもとに、さらに深め、実践してまいりたいと思います。
                 

12/3(木) SS

2020年12月4日 17時46分
高大連携事業

 理数科1年生は英語プレゼンに向け、外国人講師の2名の先生に講義をしていただきました。
講義はすべて英語。質疑応答も英語でしたが、積極的に挙手し取り組んでいました。
 さらに、全体での講義の後、英語プレゼンを行う3つの班は、プレゼンテーションの進め方やポイントを個別でご指導いただきました。もちろん英語です。
 英語もプレゼンについても学べ、充実した活動となりました。

        

第34回愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会

2020年11月15日 23時11分
研究発表

 令和2年11月14日土曜日 第34回愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会(会場:愛媛県総合科学博物館)

 本校からは、物理部4班、化学部2班、生物部2班、地学部1班の合計9班(18名)が発表会に参加しました。予選では質疑応答と合わせて8分間のポスター発表を3回行いました。化学分野では砥部焼ぎんなんズ(大西・松浦ペア)と物理分野では熱音響班(田中・村上ペア)が予選を通過し決勝に進みました。決勝のステージ発表では、他校の高校生たちとの質疑応答が活発に行われ、発表者、参加者ともに有意義な発表会となりました。
 結果は、化学部門の砥部焼ぎんなんズが優秀賞を獲得し、来年度の全国高等学校総合文化祭(和歌山大会)への出場が決まりました。
 物理部門の熱音響班は惜しくも全国大会は逃しましたが、奨励賞を獲得しました。
 参加した多くの生徒たちにとって対外的な発表会は初めてでしたが、堂々と楽しみながら発表をすることができました。この大会の経験を今後の研究や発表に生かしていけるよう頑張ります。

            

北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」で入賞

2020年11月15日 16時37分

 11月15日(日)、北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2020 全国大会」がオンラインで行われ、マリン・サイエンス部門で全国ファイナリストになっていた本校理数科生徒が発表しました。その結果、全国ベスト6にあたる賞(ちょうちんあんこう賞)と特別賞(医食同源賞)を受賞しました。
 コンテスト公式ホームページはこちらです。

                 

2020年12月30日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20210104-02)



慶應義塾大学主催 データビジネス創造コンソーシアム第21回勉強会

2020年11月13日 13時01分

 学校設定科目「データサイエンス」の授業の一環として、コンテストへの出場を目指し、107HRの生徒12名(オンライン開催のため、学校の情報教室で9名、家庭で自宅のパソコンなどを使って3名)と教員が11月6日(金)にオンラインで行われた「データビジネス創造コンソーシアム第21回勉強会」(慶應義塾大学データビジネス創造・ラボ主催)に参加しました。 
 講義タイトルは、「ぐるなびの飲食店支援の取り組みとWithコロナの飲食店支援について」で、講義内容は「ぐるなびがどういった事業をしているのか」「飲食店との関わり方」「コロナ過の飲食店の現状」などでした。
 今回の勉強会の対象コンテストは「食は笑顔を作る」をテーマに、ぐるなびデータから飲食業の新しい価値を創造しようというコンセプトで募集されているものです。ぐるなびの担当者の方が現在の飲食業界の状況や取組を教えてくださり、質疑応答の時間を設けてくれました。本校生徒も飲食店のサブスクリプションに関する質問をするなど、有意義な学びの場となりました。
 

11/12 SS

2020年11月12日 17時27分
課題研究

 3年生のSSは図書館で行いました。希望する進路に関する本を読み、専門的な知識を得ることは、今後の進路実現のために大切なことです。検索の仕方を教えてもらい、役に立ちそうな本を見つけた生徒は、メモをとりながら読み進めています。
    
 今週末の県高文祭自然科学部門に参加する2年生の生徒は、時間を計りながら発表の練習をしています。ぎりぎりまでポスターを練り直す班もあります。どの班も、今までの成果を存分に発揮できますように!
     

11/9 SS

2020年11月9日 20時46分
課題研究

 今日は時間割変更のため、1時間だけSSの時間がありました。1枚目の写真は、1年生の班です。実験に使う金属板をカットしているのですが、きれいな円にならず試行錯誤しています。2枚目の写真は2年生です。3Dプリンターで作製した模型が、設計通りのサイズになっているか確認しています。このように、実験に用いる器具も自分たちで工夫して作成しています!
        

高校生おもしろ科学コンテスト本選(科学の甲子園愛媛県大会)

2020年11月9日 12時30分
ニュース

 県教育委員会主催の高校生おもしろ科学コンテストの予選を突破した2チーム(2年生理数科チームと1・2年生合同チーム)が,11月8日(日)に松山北高校で行われた本選(科学の甲子園愛媛県大会)に出場しました。知識だけでは太刀打ちできない練り上げられた物理,化学,生物,地学,数学,情報の6分野の課題に,知恵を振り絞り,チーム全員で協力しながら挑みました。問題を見た瞬間にガッツポーズをする姿や、試験が終わった後に間違いに気が付いて悔しがったり、時間が足りず終わった後も仲間と議論したりする姿が印象的でした。結果、愛媛県高等学校教育研究会理科部会長賞を受賞しました。
 とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

        

データサイエンスⅠ講演会 「データサイエンス入門」

2020年11月6日 21時03分

 令和2年11月6日(金)、本校体育館 1年生普通科・理数科生徒対象に、「データサイエンスⅠ講演会」が行われました。
 講師は、滋賀大学データサイエンス学部准教授 姫野哲人先生です。本年度から1年生は、学校設定科目「データサイエンス」でRESASのデータを活用した課題研究を行っていますが、姫野先生から、Society5.0の実現に向けて、データサイエンスが、AI、自動運転、天気予報、家電、購買、医療をはじめとした多くの分野で活用されていること、データサイエンスの中でのグラフや数値の扱い方、テキストマイニング等、専門的に話をしていただき、生徒はデータサイエンスについて理解を深めるとともに、興味関心を深めることができました。姫野先生、ありがとうございました。
                       

11/5 SS

2020年11月6日 07時56分
課題研究

 先週、1年生は英語プレゼンの説明を受けました。英語プレゼンは代表の班が行いますが、英語の要旨(abstract)は全ての班が作成します。日本語でも、要旨をまとめるのは大変です。英語となるとさらにハードルが上がります。また、実験も進めていかなければなりません。班員と連携しながら、計画的に進めています。
 2年生は、課題研究を進めながら、来週末に行われる愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門に参加する班はその準備もしています。先月の中間発表での経験を生かし、さらにレベルアップした発表ができるよう試行錯誤しています。