日本学生科学賞中央最終審査で入選1等を受賞しました
2023年12月22日 21時15分日本学生科学賞中央最終審査の結果、光条研究班は入選1等を受賞しました。今回学んだことを忘れず、今後もステップアップできるようにしていこうと思います。
令和5年度~令和7年度 スーパーサイエンスハイスクール【先導Ⅱ期】に指定されています 先導Ⅱ期SSH事業の概要(PDF)
【理数科卒業生(56期~71期)を対象にSSH追跡調査を実施中です】(~11/30)回答はこちらからもできます
日本学生科学賞中央最終審査の結果、光条研究班は入選1等を受賞しました。今回学んだことを忘れず、今後もステップアップできるようにしていこうと思います。
理数科3年生の光条研究班は日本学生科学賞に出品していましたが、愛媛県大会では県知事賞を受賞し、中央審査に出場することになりました。また、11月12日に行われた中央予備審査(書類審査)において、代表に選ばれ、17日に行われた中央最終審査(リモート)に出場しました。
中央最終審査では膨大な研究成果をスライド10枚程度、5分の発表にまとめた動画の事前提出が求められ、定期考査後には入試対策も行う中で苦労をしながら作製しました。17日の質疑応答では、先行研究の調査について、モデル実験におけるモデルの妥当性、理論式の理解や実験値との比較に関する厳密な応答が求められ、かなり根気のいる時間となりました。しかし、自分たちの今までの実験経験や知識を基に、何とか答えることができていました。出場した生徒からは「厳しい質問ばかりでとても苦しい質疑であったが、自分たちの研究を十分に理解したうえで、質問していただいたことが嬉しく、楽しい時間でもあった」という感想が聞かれました。これでこの研究班の研究活動は終わりになります。大変な時期ですが、進路実現に向けて力を発揮できるよう取り組んでほしいと思います。
研究テーマ:グレア現象に関する研究 光学的要因と低減方法に迫る
本校理数科2年生の4名の生徒が、愛媛大学GSC(SHIN-GS)令和4年度受講生課題研究成果報告会(修了式)に出席しました。
その様子はこちらから
→令和4年度課題研究生修了式を開催しました
令和5年度愛媛県統計グラフコンクール(愛媛県教育委員会・愛媛県統計協会主催)において、3年生のデータサイエンスの作品2点が入賞、そして、全10作品を応募した本校は「学校賞」をいただくことができました。来年度も積極的に応募して、課題研究の成果を地域に発信していきます。
【学校賞】愛媛県立松山南高等学校
【佳 作】快適に働くために(労基班)
【努力賞】災害時における市民と医療機関の情報共有(医療班4204)
11月18日に開催予定であった県高文祭の自然科学部門発表会が、当日の天候不良のために後日行われることになり、2年生理数科の生徒がそれぞれオンラインで行われた予選に参加しました。4分間の発表の後、4分の質疑応答に挑戦しました。今回は審査員の先生方のみの質問ということで発表者は緊張していましたが、真摯に落ち着いて答えることができていました。
審査の結果、以下の2チームが12月26日に松山中央高等学校で行われる決勝審査に進出することになりました。頑張ってください。
小袋班(物理) 研究テーマ:開封時に中身が飛び散りにくい小袋調味料の開発
波動研究班(物理) 研究テーマ:固有振動数域の広い共鳴管の条件
2023年11月19日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20231201-01)
理数科1年生と2年生が高大連携授業で、愛媛大学にて講義や研究室・施設見学をさせていただきました。
【1年】
講師:上加 裕子先生(愛媛大学院農学研究科食料生産学専攻准教)
内容:①植物工場にて収穫されたトマトの選果の様子を見学(植物工場)
②選果機で個体選別されたデータの収集
③個体重量データを使った有意差検定(情報メディアセンターにて講義と演習)
まず、太陽光利用型植物工場を見学させていただきました。普段見慣れたビニールハウスとは異なり、背が高く、ガラス張りの植物工場に入ると、トマトが栽培されていました。土からではなくロックウールに根を張り、上から吊るされている様子は、「畑」ではなくまさに「工場」という印象を受けました。生育環境をコントロールし、1年を通して安定した価格、品質で農作物を供給することができるそうです。次に、収穫したトマトを重量別に分ける様子も見せていただきました。施設見学後は情報メディアセンターに移動し、表計算ソフトを使って演習を行いながら、有意差検定について講義していただきました。今後、自分たちの研究を進めるうえで、今回学んだデータ処理の意義やその方法は大いに役立つと思います。
【2年農学領域】
講師:石田 萌子先生(愛媛大学院農学研究科生命機能学専攻助教)
演題:「動物培養細胞を用いた食品成分の機能性評価:抗アレルギー効果や抗肥満効果」
本校OG(SSH2期生)の石田萌子先生から、自身が行っている研究を中心に講義していただきました。薬やサプリメントではなく食品の摂取によってアレルギーや肥満を改善することを目的に、食品由来の機能成分を研究されているそうです。アレルギーや抗体など、免疫に関する基礎的な内容のほか、食品の機能性を評価するために行う、動物培養細胞や実験動物(マウス)を用いた実験や、機能性食品の商品化などについてもお話していただきました。また、研究室も見学させていただきました。高校生にも身近な研究テーマで大変興味深く、石田先生の親しみやすいお人柄もあり、楽しく学ぶことができました。
【2年工学領域】
講師:梶原 智之先生(愛媛大学院理工学研究科電子情報工学専攻助教)
演題:「言語を処理する人工知能~自然言語処理の最前線~」
人工知能を用いた、自然言語処理のお話を頂きました。主にChat GPTを詳しく説明していただき、3.5と4.0の違いやどのようにして具体的に処理しているのか、危険性や得意不得意・特徴について理解することができました。その際に数学のベクトルや行列を用いていることから、現在学習している内容は非常に大事であることを痛感しました。また、大学の研究室や施設見学をさせていただき、最先端の科学研究やテクノロジー開発について、高校生にも分かるようにお話をしていただきました。各領域においての研究や学問の面白さを学ぶとともに、日々研究に取り組んでいる先生方の姿勢も学ぶことができました。先生方、お忙しい中ありがとうございました。
11月12日(日)に東京理科大学で行われた坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト発表会・表彰式に本校理数科3年生の2名が参加をしました。221論文の名中から選ばれた優秀賞5研究(最優秀賞候補)の発表会であり、10分のプレゼンテーション発表と東京理科大学の先生方からの質疑応答がありました。3年間の集大成となるような発表でした。自分たちの考案したフライホイールによって、弱風時に回転が止まりやすい風力発電において回転の安定を保つことができるという可能性を示しました。結果は惜しくも優秀賞でしたが、審査員の先生方からは、「プレゼンテーションの内容が非常に良かった」、「安定性に関する研究の完成度として高いものになった」、などと評価していただきました。一方で、「実際のサイズになるとどのような課題が出てくるかを知りたい」などのご意見をいただきました。今後の進学先大学での研究にもこの経験を生かしていきたいと思えるような大会でした。
11月11日(土)に愛媛大学でおもしろ科学コンテストの本選が行われました。本校からは、予選を通過したEチーム(2年生8人のチーム)が参加しました。数学、物理、化学、生物、地学、情報の6領域の難問をチームで解いていく、という大会です。どの領域に対しても、8人で協力をしながら真剣に取り組みました。審査の結果、生物領域の成績が優秀であったことから、愛媛県高等学校教育研究会理科部会長賞を受賞しました。
SS・DS 課題研究中間発表会を実施しました。理数科2年生の研究班11班と、普通科2年生のDS班4班がポスター発表を行いました。運営指導委員の先生方、理数科1年生、指導教員等が参加して、各班2回のポスター発表・質疑応答を行いました。さらにその後、第2回松山南SSH運営指導委員会を実施しました。多くの方から指導助言をいただいたことをもとに、さらに研究の内容を深めていきます。御指導助言をいただいた運営指導委員の先生方、お忙しい中、誠にありがとうございました。
今年度2回目のSTEAM講演会が開催され、名城大学教職センター教授の竹内英人先生に「AI時代の進路選択について~AIに負けない学びとは~」という演題でご講演いただきました。
今後、世の中は「いかにしてAIと共存していくか」という時代になり、そのAIの進化の速度が速いため、本物の実力を持った者のみ生き残ることができると語っていただきました。
90分があっという間に感じられ、先生の熱い想いが生徒たちの心に充分に伝わりました。とても有意義な講演会になりました。
講演会の後、各学年の特定のクラスのみとなりましたが、竹内先生が特別授業をしてくださり、「常に疑問を持ち続けること」や「長時間考えることの大切さ」を教えてくださいました。
竹内先生、お忙しい中本当にありがとうございました!
この日も鶯歌高級工商職業学校にて、授業の見学や体験をさせていただきました。
1時間目は映像の講座でハロウィンメイクをしてもらい、撮影モデルになりました。
傷メイクは鶯歌の生徒さんにやってもらいましたが、リアルで恐怖感のある仕上がりになりました。
2時間目と3時間目はスポーツコースの2年生と1年生の日本語の授業に参加しました。
野球とボクシング専門の生徒が多く、同年代同士で仲良く交流しました。
Kahoot!を使った台湾と日本の文化クイズでは教え合いながら楽しみました。
午後は、この日ちょうど開催されていたクラスマッチに参加しました。長縄、卓球、バレーボールを各学年でしており、盛り上がっていました。
その後、学校の近くにある工藝の家に見学に行きました。焼き物で有名な町のため、このような焼き釜をもつ工場が多いようです。砥部との共通点や違いも探しながら、説明を受けました。芸術作品が緻密で素晴らしかったです。
夜は鶯歌陶瓷老街という焼き物店が並ぶ通りにて、フェアウェルパーティを開いていただきました。
1週間、鶯歌の先生方や生徒、ホストファミリーに大変お世話になりました。ありがとうございました!多謝大家!
ハロウィンメイク |
メイク完成をどきどきして |
日本語の授業 |
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お互いに相手の言語で |
日本語の授業を終えて |
クラスマッチ |
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工藝の家にて |
美しい作品が沢山ありました |
フェアウェルパーティにて |
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今日は砥部分校の姉妹校の鶯歌高級工商職業学校を訪れ、生徒たちが受けている授業の体験をさせていただきました。
まず初めは、金属とガラスの粉を使った七宝焼きをしました。新北市の鳥である「白鶴」に色付きのガラスの粉で色をつけ、高温で焼き上げました。
次に鶯歌の焼き物の絵付け体験を行いました。先生のお手本を参考にしながら、思い思いに絵付けを行いました。焼き上がりは翌日です。出来上がりが楽しみです。
最後に3Dプリンターでの作品作りの授業を見学しました。本校にあるプラスチックフィラメントを使用するタイプとは違い、滑らかな粘土で形作るタイプのものでした。
明日も色々な授業を体験させていただきます。とても楽しみです!
七宝焼体験
絵付け体験
粘土を材料に用いた3Dプリンター
皆で食事!交流を深めました。
本日は亞東科技大學にて、生徒は体験活動を、教員は教育方法についての発表と体験活動を行いました。本校の生徒も台湾や他の国の生徒と一緒に、アイマスクのデザイン作りの体験やスマートファーミングの体験をしました。昨日はぎこちなかった、砥部分校の姉妹校である鶯歌高級工商職業学校の生徒たちとの会話も、今日は少しずつ増え、最後にはみんなで写真を撮りあっていました。
アイマスクのデザイン作り
教員は学校紹介と教育活動について発表を行いました。
本校の特色である教科横断型授業について興味を持ってもらいました。
午前中は腕時計の製作会社兼博物館である、王鼎時間科藝體驗館を訪問しました。
腕時計に内蔵されている部品やクォーツを見学したあと、歯車を使った時計作りをしました。
歯車の計算をしながら、仕組みを学ぶことができました。
午後は翌日に向けて会場でリハーサルをしました。
また、夜はウェルカムパーティがあり、各国の生徒や先生方と話すことができました。
王鼎時間科藝體驗館来記念 |
腕時計に興味津々 |
時計作成中~! |
時計完成! |
発表の会場である |
ウェルカムパーティの |
台湾の新北市で開催されている、高校生による国際フォーラムで本校理数科の2年生と砥部分校の2年生が発表を行いました。
パラボラ反射板と共鳴管を使った音力発電について、英語でステージ発表をしました。ステージ発表に先だって行われたポスターセッションでは科学的で素晴らしいという声もいただきました。台湾や他の国の高校生たちの発表にも耳を傾けていました。
明日からは交流活動やホームステイも始まります。貴重な経験を自分のものにできるよう、多くのことを吸収してきます。
発表タイトル:Sound Power Generation with Plastic Parabolas and Resonance Tubes
開会セレモニーの様子
ポスターセッション
ステージ発表の様子
愛媛県教育委員会教育長様にもご覧いただきました。
楽しく交流しています!
10月21日(土)に国際共同研究ミーティングをオンラインで行いました。この研究は2021年から始まったもので、愛媛とハワイの水環境比較をテーマに、ハワイのWaipahu High School、宇和島東高校、西条高校とのコラボレーションで続けている活動です。
現在、本校生物部が中心となり、イチョウ炭を用いた簡易なペットボトルフィルターの製作を用いた水の浄化システムについて研究しています。(The Effect of Filtration by Ginkgo Charcoal.pdf)
当日は、プレゼンテーションの中で実際にイチョウ炭を用いたろ過の様子をカメラを通して演示するなど、工夫しながら発表することができていました。来年度の日本ストックホルム青少年水大賞への出品を目指し、研究を継続していきます。
松山市産業経済部様より、ご依頼を受け、3Dプリンターで松山城のジオラマを作製することになりました。この取組は、松山市に来訪する修学旅行生に対する事前学習教材の1つとして利用する予定で、特に弱視の方に対して城の形の特徴を感覚的に理解していただく教材として作製するものです。これを本校物理部の生徒5名がプロジェクトメンバーとして参加することになりました。22日夕刻、松山市の担当者の方がプロジェクトの説明に来られ、積極的に意見を交わしました。
9月22日文化祭当日、3Dプリンターで造形した作品を展示する、造形コンテストを行いました。今年度は、本校全日制だけでなく、定時制、砥部分校(デザイン科)の生徒にも作品募集を行い、展示することができました。作品は芸術性の高いものや、実用性の高いものまで工夫を凝らしたものが19点寄せられ、来場者も多く盛況でした。
9月16日(土)に愛媛大学で開催された「第2回愛媛デジタルツインフォーラム」(愛媛大学工学部付属社会基盤iセンシングセンター主催)にてDSⅡのメタバース班が発表してきました。
7月にNikkei STEAM シンポジウム2023 で最優秀賞を受賞した2年生5名が,標記フォーラムでの発表を依頼され、以下のテーマで発表してきました。このフォーラムは、デジタルツインのこれからについて,いろいろな立場から実践を報告する会でした。普段目にすることのない社会人による発表会の中で、溌溂とした発表ができました。質疑応答では暖かい質問,講評をいただき,大変貴重な経験となりました。DSⅡはまだまだこれからが研究を深めていく段階です。今日のご意見を参考にして実りある活動にしていきたいです。
テーマ「メタバースによる最強のオンライン教室!」(DSⅡ・メタバース班)
9月14日(木)に愛媛大学で理数科1年生を対象に、以下の高大連携授業が行われました。
【内分泌かく乱化学物質について】
内分泌かく乱物質が与える影響をそのメカニズムから環境汚染問題まで詳しく解説していただき、大変興味深い内容でした。最後に、es-BANK(生物環境試料バンク)の見学をさせていただきました。世界中から集められた生体標本を50年に渡り保存し、いろいろな研究に貢献しているとのことでした。-25℃の冷凍庫に入り、保存されているウミガメ、イルカ、ペンギンを見せていただきました。
【物理の目で地球や惑星の中を見る --固体地球惑星物理学--】
【基礎からわかるウイルス感染症】
ウイルスの構造や増殖方法といった基本からお話をしていただきましたが、初めて知ることや勘違いしていたことも多く、ウイルスに対するイメージが変わりました。講義の後、研究室を見学させてもらいました。実際に研究を行っている学生の姿や、専門的な実験器具、機械を見せていただき、南高でのこれからの活動や、卒業後の進路などを具体的にイメージすることができました。
標記の大会(国内大会表彰)が3月18日に行われ、普通科3年生と普通科2年生の2作品が入賞しました。この大会は、国際大会の日本代表を選出するためのポスターコンペティションです。(大会公式HPはこちら)
・"Problem solving through high school student internships"
MORI Kouki,NAKANO Naoyuki,and YOSHIDA Kouki (Ehime Prefectural Matsuyama Minami High School)
HAYASHI Sou (Ehime Prefectural Matsuyama Minami High School)
8月26日(土)に愛媛大学理学部で開催された標記の大会(愛媛大学理学部主催)に、物理部、化学部、生物部が以下のテーマでそれぞれ1ブースずつ実験を担当し、計16名の生徒が講師役を務めました。参加した親子のアンケートでは「分かりやすかった」「子供が夢中になっていた」などと好評をいただきました。
<ストローで楽器を作ろう>(物理部)
<そらとぶクラゲでみえないチカラをたいけんしよう>(物理部)
<水中でシャボン玉を飛ばそう>(化学部)
<ヒトって何?~紙でつくる頭骨の進化~>(生物部)
8月23日(木)にオンラインで開催された標記の大会(内閣府・文部科学省・経団連共催)に生物部の理数科女子生徒1名が参加しました。
中学生から大学生が対象のイベントで、数人のグループに分かれて、3人の講師の方と質疑応答を行いました。本生徒のグループは、他のメンバーが中学生で、高校選びの材料になっていたようです。他にも、研究員の方の一日の行動や持っておいた方がよい資格などについても教えていただきました。本生徒にとっては「研究員の方にも出張が結構あるということが一番衝撃的だった」そうです。研究者の仕事に対するイメージが具体化されるよい機会になりました。
課題研究で森林の利活用をテーマに研究をしているチーム(普通科2年生4名)が、8月22日(火)に四国中央市の大王製紙四国本社を訪問しました。このチームは、文系と理系を横断して結成されたチームで、それぞれの感性を生かして楽しく研究を進めています。
川之江工場では大規模な生産設備に圧倒され、国内外の商品についても理解を深めることができました。
また、四国本社では開発部門の担当の方から脱炭素に貢献できるサステナブルな素材であるCNF(セルロースナノファイバー:植物由来の高機能素材)の機能や活用例を教えていただきました。実際にCNFの質感も確認するなど、貴重な体験と学びの機会をいただきました。
愛媛新聞ONLINE記事はこちら
8月19日(土)にバーチャル空間oVice上で開催されたFESTAT2023(全国統計探究発表会)(香川県立観音寺第一高等学校主催)にDSⅡ(普通科2年)の水産災害班・3名が参加しました。今回は、研究初期部門への参加となりました。
午前中には立正大学データサイエンス学部の渡辺美智子教授による以下の記念講演が行われました。本校生徒は、質疑応答でも、疑問に思ったことを直接講師の先生に質問するなど、意欲的に参加していました。
【演題】AI社会の幕開けと統計・データサイエンス活用力の意義~いま、日本の大学で進められている教育改革を踏まえて~
午後から以下のテーマで研究発表と質疑応答(合わせて15分間)を2回行い、研究初期とは思えないほど堂々と発表することができました。専門家からいただいたアドバイスをもとに、さらに研究を発展させられるように頑張ります。
【テーマ】東日本大震災から考える南海トラフ巨大地震に対する愛媛県の水産業への対策
8月16日(水)にエミフルMASAKIで標記の大会が開催され、生物部4名が事前審査を通過した以下のテーマで、2018年から継続してきた5年間の調査結果をまとめて発表し、奨励賞を受賞しました。研究内容について審査員からは生物多様性の評価方法が分かりやすいと好評を得ました。
【テーマ】高縄神社の生物多様性評価~社寺林や里山の保全について考える~
8月17日(木)にはとべ動物園で交流学習会に参加しました。動物たちの糞尿やえさの残渣などを肥料へとリサイクルする工程や、ハズバンダリートレーニング(受診動作訓練)の様子を観察したり、キーパーさんから動物園の役割について、獣医師さんから獣医師の仕事について講義を受けたりしました。生徒たちは楽しみの場としての動物園から「学びの場としての動物園」に意識が変わった様子でした。
8月9日、10日に、神戸国際展示場で行われたスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に、本校理数科3年生の光条班3人が「グレア現象の発生条件」について発表し、奨励賞(物理分野で全国2位)を受賞しました。審査はポスター発表形式で行われ、多くの大学の先生方やSSH校の高校生の皆さんと積極的に議論を交わしました。とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
質疑応答では意欲的に発表しました。
表彰式では、学校名を呼ばれ、驚きました!
一緒に発表練習や議論を交わした西条高校の皆さんと最後に記念写真です。両校ともに入賞して、喜びました。
文部科学省報道発表:https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/r5sshssf.html
全国21校が参加する京都大学理学部理学探究活動推進高大連携事業COCOUS-R中間発表会に、本校理数科2年生3名が参加しました。
1日目は、まずスライド発表が行われました。本校からは「銀杏に含まれる酪酸の悪臭改善について」と題する研究発表を行いました。質疑応答も活発に行われ、本校生徒も積極的に質問する姿が見られました。その後、ポスター発表が行われ、他校の生徒と実のある意見交換をすることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
2日目は、色素に関する化学実験を行った後、ポスターを囲んでの高校生同士の交流会を実施しました。
京都大学の先生方や学生の皆さん、お忙しい中このような機会を作ってくださり、本当にありがとうございました!
8月6日(日)に愛媛県総合科学博物館で標記の大会が開催され、3年理数科の5班が発表し、ポスター部門で最優秀賞(有馬明人賞)を受賞するなど、高い評価をいただきました。県内外の高校生と科学交流をすることもでき、今後の研究発表の励みになりました。
<ポスター発表部門>
最優秀・有馬明人賞
慣性モーメントが変化するフライホイールを用いた風力発電
奨励賞
イチョウの食品保存能力についての研究
チューブ食品を適量出せるロボットの開発
メダカの光走性
<ステージ発表部門>
奨励賞
翼果モデルを用いた回転体の風力発電についての研究
3年生理数科光条研究班は、7月28日~31日に鹿児島大学で行われたかごしま総文2023自然科学部門にて研究発表(物理分野)を行いました。課題は10分のパワーポイントによる研究内容説明と4分の質疑応答でした。研究タイトルは「グレア現象の発生条件 光学的要因に迫る」です。残念ながら、入賞はかないませんでしたが、自分たちが研究してきた成果を分かりやすく発表できていたと思います。発表後、会場におられた他校さんから、内容が面白かったとコメントをいただき、発表内容についての質問も数多くいただきました。
鹿児島についた初日、西条高校さんとリモートで練習会を行いました。大いに議論が盛り上がりました。
大会終了後、巡検にて、薩摩川内市入来の鹿児島大学農学部の農場と天文台を見学させていただき、研究内容をご講義いただきました。内容が興味深く、本校生徒も質問するなど、有意義な時間を過ごしました。
最終日の生徒交流会では、都道県別対抗の紙飛行機大会が行われました。愛媛県の代表チーム同士で協力しながら競技に取り組んでいました。
2日目は、統計数理研究所と株式会社True Dataを訪問しました。
統計数理研究所では、まず宮里先生から研究所の概要説明があり、施設見学の後、持橋先生から「短歌の評価をモデル化する」についての研究紹介がありました。「見えないデータ」を考えて数学的にモデル化することの重要性を学びました。
株式会社True Dataでは外山先生から「ウレコン等を活用したデータ分析の実践ワークショップ」についての実習が行われました。各班が気になった商品を調べて考察し、それをまとめ発表しました。
今回の研修を通して、データ分析やSTEAM教育についてより実践的なことを経験しました。今回学んだ知識を活用する「スキル」を磨いていき、今後の課題研究探究学習、進路探究等に活かしていきたいと思います。
統計数理研究所と株式会社True Data のホームページに記事が掲載されています!
→ 統計数理研究所
→ 株式会社True Data
本研修は、8月1日から2日間、2・3年生の希望者20名が関東方面の大学や企業等を訪問する計画です。
1日目は、東京工業大学と東京大学生産技術研究所を訪問しました。東京工業大学では永原先生から「目に見えないちょっと先を予測してみよう!」についてのワークショップが行われました。班ごとに仮説を立てて計測し、それを数学的には何が言えることになると予想されるかを考えました。後日まとめてオンラインで発表会を行う予定です。東京大学生産技術研究所では、川越先生からSTEAM教育や科学技術コミュニケーション、宇宙物理学、ニュートリノについてのお話をいただきました。その後、施設見学を行い、そこでは大学院生が開発した教育研究アプリを実際に動かして、その仕組みを考察していました。
2日目は、統計数理研究所と株式会社True Dataを訪問する予定です。
7月27日(木)・28日(金)の2日間の日程で、以下の出前講座を実施しました。道後聖母幼稚園の卒園児(小学生)を対象としたイベントとして行われました。顧問によるヒトの進化の解説を行い、続いて高校生がアシスタントとなり、親子でペーパークラフトの頭骨模型を作成してもらいました。両日合わせて約30組・33名の小学生が参加し、ヒト、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンの模型を作成してヒトの進化について楽しく学習しました。
【テーマ】ヒトってなに?~紙でつくる頭骨の進化
【会 場】道後聖母幼稚園
【参加者】小学生親子約30組・33名
【本校生徒】生物部6名
7月21日(金)に愛媛大学総合情報メディアセンター内メディアホールにおいてプログラミング体験教室を開催しました。松山市内の小学生25名が参加し、レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムを利用して、プログラミングを体験しました。
本校ICT教育支援員、STEAM教育支援員が講師となり、本校大学生スクールサポーターの愛媛大学生2名、本校1・2年生16名がティーチングアシスタントとして、小学生のサポートをしました。最初に、レゴブロックでそれぞれが創意工夫をしてロボットカーを製作し「SPIKE」というアプリを用いてプログラミングを行い、試走させました。続いて、より速く走るために歯車のパーツを使用してロボットカーを改良し、最後に皆でロボットカー競走を行いました。
参加していただいた児童のみなさん、ありがとうございました。これをきっかけにプログラミングやロボットに興味を持っていただけると嬉しいです。
日本経済新聞社主催の標記の会が大阪国際交流センターで行われ,本校から3班15名が参加しました。(詳細はこちら)
2年生参加の『DIS steam ゼミ』において最優秀賞を受賞しました。
7月22日(土)に愛媛県立長浜高等学校において、科学研究研修会が行われ、本校の科学系部活動の生徒や理数科の生徒を中心に参加しました。この研修会は本校のSSH事業の一環(アドバンストサイエンスプログラム)でもあり、本校生徒が司会と計時係を担当し、運営に協力しました。
まずはじめに長浜高校水族館部顧問の重松洋先生より長浜高校の水族館部の紹介と課題研究のポイントについてご講義いただきました。その後、長高水族館を見学し、全国高等学校総合文化祭に出場する愛媛県代表チームによる課題研究発表を聴講しました。本校から物理部門代表で出場する三年生理数科の光条班は、「グレア現象の発生条件 光学的要因に迫る」と題して研究発表を行いました。最後に、本校生徒、教員が講師役となり、県内の課題研究お悩み相談会を行いました。学校同士の垣根を越えて、積極的に交流していました。
<参加校>
西条高校、今治北高校、松山中央高校、松山商業高校、大洲高校、宇和島東高校、愛大付属高校、済美高校、松山聖陵高校、松山南高校、以上10校
<参加者>
生徒37名、教員24名、計61名
6月26日(月)に、教職員を対象にレゴ研修会を実施しました。
昨年度より本校に導入された、レゴⓇエデュケーションSPIKE™プライムを活用して、2人1組で行いました。
内容は、ロボットカーにカラーセンサーを付けてライントレースするプログラムをSPIKEアプリでプログラミングするといったものでした。
先生方は当初は悪戦苦闘していましたが、コツをすぐにつかんで、カラーセンサーで路面の色をみて、動きを変えてライントレースを実行していました。
高校生のための文化講演会(一ツ橋文芸教育振興会・愛媛新聞社主催)が開催され、漫画家の坂本眞一さんに「自分だけの漫画表現を求めて。」という演題で御講演いただきました。誠実なお人柄であり、情熱的で研究熱心。漫画を愛する人生を歩んで来られた中での成功や挫折について語っていただき、生徒たちの心にもその情熱が伝わりました。時間が足りなくなるほどの質疑応答が行われ、有意義な講演会になりました。
本校ではこの講演会をSTEAM教育の「A:Art」に位置付け、STEAM講演会として実施しました。学問分野としての分野横断的な講演内容であるとともに、研究者としての側面もお持ちの坂本先生から「漫画(研究)を愛するハート」や「失敗を恐れずにデータを取り続けることの大切さ」を学ぶことができました。
また、株式会社 集英社 様から文庫100冊と坂本先生の著書「イノサン」を寄贈していただきました。ありがとうございました。
毎週水曜の放課後に、STEAM教育支援員の武田裕喜さん(愛媛大学理学部4回生)、ICT教育支援員の東野亨省さん(愛媛大学工学部3回生)による「Python教室」が開催されています。
プログラムを組みながら、制御するロボット(VEX)を用いて、競技会に参加するチーム「Coding Team Minami」の活動の一環。遅い時間帯(16:40~)ですが、2年生を中心として熱心に学んでいます。学んでいる生徒達は徐々にPythonによるプログラミングを活用してできることが増えてきています。
【Coding Team Minamiとは】
今年度、本校の大学生スクールサポ-ターである、令和3年度理数科卒業生の田中諒さんが、理数科2年生に課題研究の進め方や大事なポイント等を講演してくれました。自身の失敗談から学んだことや卒業してから分かったことを丁寧に分かりやすく後輩たちに伝授してくれました。
理数化学と家庭基礎の教科等横断型授業で、「食べ物に含まれるビタミンCのはたらきを調べよう」というテーマで授業が実施された。まずは、化学からスタートし、清涼飲料水中に含まれているビタミンC(アスコルビン酸)の定量をポビドンヨード中のヨウ素を活用して行う実験を行い、ヨウ素を還元するのに清涼飲料水がどれくらい必要なのかを実験によって求め、そこから140mL中に含まれているビタミンCを計算で求めた。この結果を利用し、レモン1個から果汁を取り出し、その果汁中に含まれるビタミンCの量を清涼飲料水で実施した同じ方法で求めた。
その後、家庭基礎において、化学の実験で判明したビタミンCの性質について確認した。発展的な内容として、ビタミンCと鉄を同時に接種すると効果的に吸収できるという論文内容が記載されている新聞記事を紹介し、ビタミンCと鉄を同時効率よく摂取するためのレシピを班で考え、発表した。
1年生のSTEAM探究の時間に、経済産業省 四国経済産業局のRESAS普及活用支援調査員 坂口祐 様にリモートでご講演いただきました。地域経済分析システムであるRESASの説明や具体例を見たのち、実習も行われました。海外の方が利用するクレジットカードに関することについて調べて発表する生徒も見られ、意欲的に1年生が活動する姿が見られました。
プログラムを組みながら、制御するロボット(VEX)を用いて、競技会に参加するチーム、その名も「Coding Team Minami」が活動を始めました。1・2年生20名によるチームです。今日は、本校STEAM教育支援員の武田先生ご指導の下、基本的な動作をできるようにスクラッチを組みながらロボットを動かしました。なかには、スクラッチを使わずにPythonのプログラムを直接入力してロボットを制御できるメンバーもおり、これからの活動に期待感が持てる会となりました。
毎週水曜日、1時間程度の活動となる予定です。頑張りましょう。
本日の理数科1年生のSSは、地学実験実習です。「ジュエルソープを作ろう」と題してグリセリンソープを使って鉱石の結晶の形をした石鹸を作りました。生徒たちは、様々な鉱石を調べ、その形や色を上手に再現していました。この実験を通じて、鉱石のもつ形の不思議さ(Science)や色の美しさ(Art)を再確認することができました。
4月20日にオンライン会議がありました。この事業は、京都大学理学部生・理学研究科大学院生が高校生とともに探究活動を進めていきます。月に2回、オンラインでご指導をいただき、校内で行っている課題研究を深化させていきます。
令和5年度の理数科課題研究スーパーサイエンス(SS)の授業が始まりました。今日は、横田教頭先生の講話、SSH推進課長若山先生の講話のあと、それぞれの学年で活動が始まりました。入学した1年生は期待感に満ちた笑顔で受講していました。今の気持ちを忘れず、取り組んでほしいと思います。また、2年生の代表班(パラボラ班)による英語のプレゼンテーションを1年生に対して披露しました。質疑応答では1年生からも英語による質問が出るなど、積極的な姿勢で見られました。良い研究となるよう頑張りましょう!!
高知小津高等学校で行われた『四国地区SSH研究成果報告会』に理数科の2年生、3年生が参加しました。本校からは、3年生11チームが研究発表をポスターセッション形式で行いました。他校の発表に刺激を受けるとともに、本校の研究に対しても意義深い御意見をいただくことができ、次につながる有意義な会となりました。