松南SSH日記

7月29日 3DCAD実技講習会

2022年8月2日 17時03分
ニュース

 今年度6月末に、本校に3Dプリンターが2台導入されました。この3Dプリンターの普及活動を目的に、9月の文化祭にて物理部主催による「校内STEAM造形コンテスト(仮称)」を実施することになりました。今回は、3Dプリンターで造形するstl形式のモデルを3DCADにて作製する手法を学ぶ講習会を実施しました。講師は1年生理数科の越智さんが行いました。30名を超える参加者があり、文化祭が楽しみになりました。参加される皆さん、上手くいかないこともあるかもしれませんが、まずは触ってみることです。物理部もお手伝いしますのでまずはチャレンジしてみましょう!
   

中学生アドバンストサイエンス実験講座

2022年7月28日 15時34分

令和4年7月26日、27日、28日の3日間、本校で、中学生アドバンストサイエンス実験講座を開催しました。
 松山市内外の中学校34校から117人の中学生、69人の保護者に参加していただきました。
 物理・化学・生物・地学の4領域の中から2領域を選択し、探究活動を行っていただきました。
 物理領域:光センサーを用いて振り子の周期を測定しよう 
 化学領域:超低温(-196
)を体験しよう 
 生物領域:目と脳はつながっている?~脳の補正のしくみを体験しよう~
 地学領域:結晶を観察してジュエルソープを作ってみよう
本校理数科の生徒たちが、TAとして中学生の実験活動の支援を行いました。

      

フロンティアマテリアルサイエンス研修(西条高校)

2022年7月25日 17時25分
ニュース

  7月22日(金)に西条高校において標記の研修会がオンラインで開催され、本校からは現地に7名、リモートで18名が参加しました。
  NIMS(国立研究開発法人物質・材料研究機構)の研究者の方々が、材料研究の最前線の実験や研究施設をオンラインで紹介してくださったり、現地参加(西条高校)した生徒たちは超電導物質を用いた科学実験を行ったりしました。また、研究者の方々との質疑応答では、本校理数科生徒が積極的に質問していました。研究者からは「まだ高校生なのに、知的好奇心が旺盛で素晴らしい」とお褒めのお言葉をいただきました。これを機に自分たちの課題研究や進路探究に今以上に意欲的に取り組むことが期待されます。
 
  

科学研究研修会

2022年7月23日 20時00分

 県下から、科学系部活動の高校生が集まり、科学研究研修会が行われました。今回は感染対策を行いながら、本校への集合参加とオンラインでの参加のハイブリッド形式で行われました。まず、三島高等学校の村上浩二教頭先生による講義「課題の発見と解決のポイント」が行われ、様々な実験を交えながら考えを深めることができました。その後、全国総文に出場する代表校発表が行われ、本校からも化学分野の代表となっている研究チームが「ネギボウズで海を救おう!!!~ネギボウズによる海洋汚染物質の除去~」をテーマ発表を行いました。午後からは今治西高等学校の玉井洋介先生による「計測機器DrDAQ」に関する講義をしていただきました。大変充実した研修会となりました。
  

社会共創コンテスト2022

2022年7月19日 11時03分

 7月16日(土)愛媛大学南加記念ホールにて「社会共創コンテスト2022」表彰式が行われ、本校普通科から1班、理数科から3班が出席しました。
 普通科1班は、データサイエンスで取り組んだ課題研究「言語の多様性に富む県作り~手話 is useful~」が評価され、
  地域課題部門 奨励賞
を受賞しました。
 理数科3班は、スーパーサイエンスと部活動を通じた課題研究が評価され、
  研究・探究・DS部門
  グランプリ  シルク班
  準グランプリ 玄米班
  奨励賞    カロテン班
を受賞しました。グランプリのシルク班は表彰者プレゼンテーションも行いました。
 課題研究に御協力いただいた校内外の皆様、ありがとうございました。
 地域課題部門奨励賞 研究・探究・DS部門グランプリ 準グランプリ
 奨励賞 表彰者プレゼンテーション 表彰者全員で記念撮影

7月15日(金) バーチャル課題研究発表会

2022年7月19日 11時01分
研究発表

 午前中に引き続き、2年生理数科はオンライン上で行われた課題研究発表会に参加しました。このイベントは、西日本のSSH指定校有志が集まって発表会を行うもので、6校50チームが参加していました。研究発表は、仮想空間上のブースごとに行われ、自分の興味のある分野の研究について発表・討議を行いました。オンラインでの発表も十分になれたものではなく大変そうでしたが、今後の活動につながる良い機会となりました。
 
 

7/15(金) SS交流会

2022年7月19日 11時00分
研究発表

 本日のSSは、1~3年生理数科が交流を行うSS交流会でした。1時間目は1年生と2年生の交流の時間でした。2年生が12月に行われるアドバンストサイエンス研修の報告を行い、それに対して1年生が質問をする形式で交流しました。
 2時間目は2年生の課題研究中間発表をポスター発表形式で行いました。1・3年生は聴衆として参加し、議論に参加しました。また、本校SSH運営指導委員の先生方にもご参観いただき、大変丁寧なアドバイスをいただきました。まだまだ研究は発展途上でありますが、議論によって今後につながる知見を得られたようでした。
   

7月6日(水)データサイエンスⅡ講演会

2022年7月19日 10時56分

 7限目2年生普通科DSⅡの授業では、本校卒業生で、合同会社mitei代表社員井本望夢さんに「ミテイとデータが導くミライ」をテーマにご講演いただきました。講演では、滋賀大学データサイエンス学部1期生として大学4年生のときに滋賀大学発ITベンチャーとして起業した話や扱った事例などを紹介しながらデータサイエンスについてお話しいただきました。また、高校時代に幅広く勉強しておくことが大切であることもお話しいただき、質疑応答も活発に行われました。2年生にとって、今、行っている課題研究において、良い学習機会となりました。
 
       

【STEAM教育】レゴSPIKE™プライムの授業を実施しました。

2022年7月13日 09時18分

1年生理数科でレゴSPIKE™プライムの授業を行いました。

レゴ教材を用いることで、課題の発見や解決能力の育成が行えるよう計画的に実施していく予定です。今回取り組んだ生徒たちは、「他者と交流する、主体的に参加する、反復性がある」等の体験が自然とできており、「間違うことを恐れず」意欲的に取り組んでいました。時間が足りず、プログラミングが不十分なチームもありましたが、有意義な時間を過ごすことができました。
    

7/7(木)のSS

2022年7月7日 11時30分

2年生は来週行われるSS交流会に向けての準備をしていました。担当の先生と分かりやすく伝わりやすいポスターについて話し合っていたり、助言内容に基づいて意見を出し合いながらポスター原稿を修正していたり、発表に向けての強い熱意を感じました。

1年生は課題研究班の編制期間です。もうすでにメンバーが確定し、プチ実験が行われている班もあるようです。これからが楽しみですね。
[2年生]
   
 
[1年生]
   

6/23(SS)

2022年6月24日 06時35分

 今週のSSは各学年ともに各実験室に分かれて活動しました。1年生は、研究テーマの決定に向けて検討を進めました。2・3年生は、各種コンテストや課題研究発表会に向けて研究やポスター作りを進めています。考査期間中ではありましたが貴重な課題研究の時間であり、各教室とも熱心に活動する姿が見られました。
 

6/14(火)教科等横断型授業公開授業

2022年6月21日 17時30分

 SSH事業並びにえひめ版STEAM教育研究開発事業の一環として、標記の公開授業を実施しました。県内から20名の先生方が来校され、またオンラインで接続した30名程度の先生方が参観されました。生徒たちは既習知識を教科横断的に関連付けて学びを深めたり、身近な現象を多角的な視点で捉える感性を身に付けたりして、社会の課題を解決するための力を養っていました。参加された先生方からは好評をいただくとともに、教育課程への位置付けや評価の観点についての御意見もいただきました。この教科等横断型授業は全教員が年度内に1回以上取り組むことにしており、学期に1回は公開授業を実施することにしています。2学期は10月末、3学期は2月中旬を予定しています。
【生物基礎×保健】ヒトの性周期bio_hygiene.pdf(指導案)
   
【美術Ⅰ×数学Ⅰ】世界の「えがき方」~美術と数学~art_math.pdf指導案) 
   

国際共同研究【Water assessment collaboration Ehime and Hawaii #4】

2022年6月20日 09時40分
海外科学交流

 6月19日(日)に標記の国際共同研究のミーティング(通算4回目)が行われました。本校と宇和島東高校、そしてハワイのWaipahu High Schoolとの共同研究はおよそ1年間続いており、今夏には日本ストックホルム水大賞へ応募する予定にしています。今回のミーティングではお互いの研究の進捗状況を報告するとともに、今後の研究の方向性を再確認し、水質を浄化して途上国でもきれいな飲料水を提供できるようにするための基礎研究を継続することで一致しました。
 また、今回のミーティングにはESS部の生徒たちも参加し、発表練習に協力していただきました。今後もこのような協働的な学びを継続していきたいと思います。
 

   

6/16(木)SS

2022年6月17日 08時09分
課題研究

1年生
 先週と今週のSSは、課題研究ガイダンスを行いました。SSH推進課長、HR担任から課題研究の説明を受けた後、ブレインストーミングを行いました。各グループで出し合ったアイデアをまとめ、共有し、更に班編成を行い、再度ブレインストーミングを行いました。来週からいよいよ各分野に分かれて研究の準備を行っていきます!
    

6/2(木)SS

2022年6月2日 19時11分

 本日の理数科1年生のSSは、物理分野の実験演習を行いました。テーマは「重力加速度の大きさの測定」で、力学スタンドや記録タイマーなどを用いて直線のグラフを作成し、重力加速度の大きさを求めました。各班、協力しながらスムーズに進めていました。各分野の基礎実験演習を通して、研究の土台をしっかりと作り、その後の研究が円滑に進むことを期待しています。 

   

高大連携協力に関する覚書調印式

2022年6月1日 16時51分
高大連携事業

 愛媛大学ひめテラス(E.U. Regional Commons)地域交流スクエアにおいて、高大連携協力に関する覚書調印式が行われました。愛媛大学データサイエンスセンターから平野センター長、松浦副センター長、原本先生、本校から池田校長、濱瀬教頭、渡部教諭が参加しました。今後は、愛媛大学データサイエンスセンターと連携して、データサイエンス分野における教育の充実を図り、データ利活用して地域を支える人材を育成していきます。
   
      

5月11日(水)DSⅡ講演会

2022年5月12日 07時14分
ニュース

 7限目2年生普通科DSⅡの授業では、愛媛大学教育学部准教授 原本 博史 先生に「研究手法としての統計学・数学―科学リテラシーの側面から-」をテーマにご講演いただきました。講演では、先生がご専門とされている「疑似乱数」の分野のお話を例に、データの正しい見方を知り、適切に処理することの大切さを学びました。2年生にとっては、これから行う課題研究向けての良い事前学習機会となりました。
 
   

理数科1年生SC(サイエンスクラブ)スタート!

2022年4月27日 19時25分
ニュース

 4月27日(水)、今年度のSCがスタートしました。理数科1年生が、水曜日の放課後を利用して、理科や情報の基礎実験を行ったり、大学(院)生と一緒に実験・実習を行ったり、SSの課題研究を進めていくためのトレーニングに取り組んだりします。
 今日は生物分野で、顕微鏡の基本操作とミクロメーターの取り扱いについて実習を進めました。さすが理数科、要領をつかんでどんどん進めています。
  
    

4月24日ワイパフ高校、宇和島東高校とのオンラインミーティング

2022年4月25日 09時17分

 ハワイのワイパフ高校、宇和島東高校、本校の3校で、水の浄化に関する国際共同研究を昨年度より行っています。
 今回は3校における研究の進捗状況を相互に発表し、確認しました。本校では、様々なろ過装置の作製を試み、パックテストを用いて装置の性能を評価しました。
 また、宇和島東高校からは牡蠣殻を用いた取組、ワイパフ高校からはハワイ固有の植物「アクリクリ」を用いた河川浄化の取組が報告され、活発に意見交換が行われました。
  
      

1年生理数科スーパーサイエンス(SS)化学実験

2022年4月21日 17時45分
課題研究

 1年生理数科の本日のSSは、化学分野の実験を行いました。2人1組で安全性を十分に踏まえながら取り組み、金属イオンの沈殿を観察する実験を通じて、化学実験室の利用方法を習得しました。時には資料集を必死になって調べる姿も見られ、皆生き生きと楽しく取り組んでいました。
  
 
   

4月15日(金) データサイエンス講演会

2022年4月18日 08時55分
課題研究

 本校普通科ではデータサイエンスによる課題研究を行っています。今日は、1年生を対象に滋賀大学データサイエンス学部 准教授 姫野哲人先生にお越しいただき、ご講演いただきました。ご講演では、データサイエンスとは何かをご説明いただき、データに基づいた判断をすることがこれから求められることや、データサイエンスの活用例をお示しいただきました。1年生はメモを取りながら真剣に受講していました。また、多くの本校教職員も本講演を聴講し、生徒とともに学びました。
  
 
  

4月14日(木) SSガイダンス

2022年4月15日 16時41分
課題研究

 松山南高校理数科では、木曜日の午後にSS(スーパーサイエンス)という名称の課題研究活動の時間があります。14日はガイダンスが行われました。まず、濱瀬教頭先生より、SSHの指定を受けた当時の先生方やSSH1期生の思い、そこから21年目を迎えた今日に至るまでの先輩方の努力の結果、今の発展的活動に至っているというお話をいただきました。生徒達は、今のSSの活動が当たり前にできるのではないことを感じとり、これからの活動に決意を持ったようでした。また、SSH推進課長の若山先生から、SSの時間の目的や目標についてお話しいただきました。
 1年生理数科の生徒はその後、2年生イチョウ班による英語プレゼンを体験しました。2年生は堂々と発表し、発表だけでなく課題研究の苦労やポイントを1年生に説明しました。
 その後、2年生は研究計画、3年生は出品計画を立てていきました。今年度、興味深い研究が誕生することを期待しています。
  
      

4月10日(日) 第10回四国地区SSH生徒研究発表会

2022年4月12日 09時10分
研究発表

 四国地区のSSH指定10校がオンラインで集まり、新3年生が研究してきた成果を発表し、質疑応答を行いました。発表は各校1件ずつ、計10件のZoomによる発表が行われました。本校からは、ビタミンC班が「トウミョウに含まれるβカロテンの定量方法の確立」をテーマに発表しました。研究の過程で実験結果が再現性を示さない状況になり、その原因を考察したことを紹介しましたが、その姿勢が重要であることを講師の先生方から教えていただきました。また、2・3年生理数科全員の生徒も聴講し、積極的に質疑応答に参加する姿が見られました。
  
 
     

3月16日(水)SSH研究成果報告会ポスター発表会

2022年3月18日 07時13分
研究発表

延期となっていましたポスター発表会が16日午前中に開催されました。
 普通科1年生は各クラスの代表となった32グループが、普通科2年生は各分野の代表となった32グループが、理数科1、2年生は全21グループが、発表5分質疑応答5分のポスター発表を行いました。
 今年度は生徒端末を活用し、発表資料の配信やFormsを使った相互評価を行いました。
 1、2年生のDSは週1時間の短い活動時間ではありましたが、中間発表会から内容を大きく深化させ、データを活用しながら課題を発見し解決策を提案することができました。
 理数科の発表には多くの普通科の生徒に参観をしていただきました。普段の活動においては、普通科と理数科が研究に関して相互に交流を行うことはほとんどないため、理数科と普通科の生徒が相互に意見交換することができる貴重な機会となり、研究を深化させることができました。
                                      

3月9日(水)松山南高校SSH研究成果報告会

2022年3月11日 07時23分
研究発表

 3月9日午後13:00~15:00に令和3年度松山南高校SSH研究成果報告会が本校体育館を会場として開催されました。コロナウイルス感染予防のため、Zoomと対面のハイブリッド型で発表会を行いました。発表会のスケジュールは次のとおりです。
1 開会行事
 ・開会挨拶 校長職務代行者 教頭 重松 聖二
2 発表Ⅰ(国際性育成事業)
 ①国際性育成事業について
  ア 国際性育成事業について
  イ 国際共同研究について 「愛媛とハワイの水環境比較」
 ②理数科1年英語プレゼン
  「Research on dyes of ginkgo biloba.(イチョウの色素に関する研究)」
3 発表Ⅱ(普通科DS課題研究発表)
 ①2年データマーケティング班発表「南高生が企業と取り組む データマーケティング~愛媛県産!万能朝どれ養殖鯛~」
 ②2年DSⅡ代表班発表「FORCE LEFT~バスケットボールにおけるDF戦術の一考察~」
 ③1年DSⅠ代表班発表「道の駅でつなぐ愛媛の観光」
4 発表Ⅲ(理数科SS課題研究)
 ①2年理数科第1班発表「ネギボウズで海を救おう!!!~ネギボウズによる海洋汚染物質の除去~」
 ②2年理数科第2班発表「トウミョウに含まれるβカロテンの定量方法の確立」
5 指導講評
 SSH運営指導委員長 愛媛大学 教授 平野 幹 様
6 閉会行事
 閉会の挨拶 校長職務代行者 教頭 重松 聖二

 本校がSSH事業で取り組んでいる国際性育成に関する事業報告、国際行動研究、全校生徒で取り組む課題研究の成果発表を行いました。どのグループもこの一年間、学業や部活動とあわせて熱心に取り組んできた研究の成果を存分に発表し、質疑応答では質問が途切れることなく、活気溢れる研究発表会となりました。今後の研究の深化と飛躍に期待ができます。

 この松山南高校SSH研究成果報告会の様子が、愛媛CATV YouYubeで放送されています。こちらを御覧ください。
          

2月17日(木) 理数科課題研究発表会(2年最終発表会)

2022年2月18日 10時05分
研究発表

 2月17日(木)2~4限に、理数科2年生の課題研究発表会が開催されました。例年は会議室に理数科1、2年生と教職員が参集しての発表会でしたが、今年度は密を回避するために、発表会場と聴衆会場を2会場ずつ用意し、2年生は対面、1年生はオンラインで発表会を行いました。発表時間7分、質疑応答3分という短い時間で取り組んできた成果を存分に発表していました。オンラインでつながっている別会場からもたくさんの質疑が飛び出し、発表生徒たちは、研究内容を踏まえて的確に答えることができていました。10月の中間発表から4ヶ月ほどしか経過していませんが、各班とも実験をこつこつと積み上げ、研究内容を深化させることができていました。発表も堂々としており、成長を目の当たりにすることができました。今後の発表会やコンテストでの活躍が楽しみです。

理数系教員統計・データサイエンス授業力向上研修集会(愛媛)

2022年2月13日 07時18分

 令和4年2月11日(金)~12日(土)に、本校が共催した「理数系教員統計・データサイエンス授業力向上研修集会(愛媛)」が開催された。本来は愛媛大学大学を会場として行う予定であったが、コロナ感染拡大により、オンラインでの開催となった。
 プレセッション「データサイエンス入門講座」では、本校渡部靖司先生を座長とし、本校、三島高校、八幡浜高校、松山工業高校、松山中央高校、松山北高校、内子高校、愛媛大学附属高校から生徒41名と教員など一般参加者約100名が参加し、生徒対象に、愛媛大学データサイエンスセンター松浦真也先生による「データサイエンスとは? 」と株式会社Rejoui 代表取締役、データサイエンティスト協会スキル定義委員菅由紀子様による「データサイエンス実践模擬授業」が行われた。「データサイエンス実践模擬授業」では、「なりきり!データサイエンティスト ファミレス編」のテーマで、ワークショップが行われた。参加した生徒は、グループに分かれ、ファミレスのデータからターゲットを設定し、アプリの企画を考え、それぞれ設定したターゲットに向けておすすめメニューを掲載する提案した。
 セッションⅠ「愛媛県から発信するデータサイエンス教育」では、「購買データを用いた情報Ⅰ(データの活用)の授業実践および生徒発表」を本校重松聖二教頭が取組について説明し、1年生2名が研究発表を行った。
 セッションⅣ「中学校・高等学校での統計・データサイエンス教育の実践事例と生徒発表」では、「学校設定科目「データサイエンス」における課題研究の取組」を本校渡部靖司先生がカリキュラムについて発表し、フジ様・セキ様・TruData様のご支援のもと「データマーケティング教育プログラム」で行った「新商品の菓子による販促研究」について2年生4名が発表を行った。
 研修集会の最後に、本校教頭が閉会挨拶を行った。全国から、大学、企業、高校など281名の方々の申込があり、そのうち、愛媛県からは65名の申込であった。また、各セッション約160人に参加いただき、研修集会は盛況に開催することができた。なお、この研修集会のポスターは、本校美術部松永紗英さんの作品である。
       

2月6日(日)えひめサイエンスチャレンジ2021

2022年2月8日 18時20分
研究発表

 2月6日(日)にえひめサイエンスチャレンジ2021の交流会と表彰式がオンラインで開催されました。
 午前中の交流会ではサイエンスチャレンジに参加した愛媛県内の高校生、愛媛大学理科教育専攻の学生がオンラインでつながり交流活動を行いました。愛媛大学の学生による生物の進化についてのプレゼン学習を踏まえ、高校生がグループに分かれ「架空の生物を作る」というワークショップに取り組みました。各班にアイディアを出し合いながらきちんと生活環境に応じ進化した生物を作り上げた。午後は表彰式動画が公開され、その中で本校放送部が司会進行役を行った。審査結果では、本校ネギボウ’s班が一般部門で最優秀賞を受賞した。研究内容、発表内容、成果物全てにおいて高い評価をいただくことができた。今後さらに研究を深化させれるよう頑張ります。
  

2月6日(日) SSH第1期生萬井知康先生との科学交流会

2022年2月7日 06時44分
海外科学交流

 2月6日(日)12:00~ 本校SSH第1期卒業生の萬井知康先生(アメリカ在住、コネチカット大学アシスタントプロフェッサー)と理数科2年生17名が、オンラインで交流会を行いました。第1部では、本校代表グループ「ネギボウs」と「ビタミンC班」が研究発表を行い、それに対して萬井先生の方から、指導助言をいただきました。萬井先生の方から、今後の研究の発展につなげることができる具体的でかつ分かりやすい助言をいただくことができました。発表以外の生徒たちにとっても、課題研究を進めていく上で必要な研究の手法における重要なポイントや、発表やポスターにおける「見せ方・伝え方」のポイントなどについて丁寧に教えていただきました。第2部では、本校生徒からの質問に萬井先生に答えていただく座談会を行いました。「海外では英語がどれほど重要か?」「萬井先生の研究内容について」「たくさんの興味関心があることからどのように優先順位をつけて取捨選択をしていけば良いのか?」などの質問に対して萬井先生ご自身の経験を踏まえながら、回答をいただきました。最後に萬井先生から、理数科2年生に向けて「実験ができるときに研究をしっかり行うこと」「大学を偏差値だけで考えるのではなく、大学進学後の自分の人生を思い描いて大学を選び、そこに向かってこれからの勉学に励んで欲しい」と心強いメッセージをいただきました。本日の交流会で得たことを、今後の課題研究や進路実現に生かしていこうと思います。

WiDS HIROSHIMA アイデアソン 2022で準優勝と4位

2022年1月31日 07時27分

 令和4年1月29日(土)、広島県、広島大学、関係企業等の産官学の連携によって実施される「WiDS HIROSHIMA アイデアソン2022」において、ファイナリスト4チームのうち、本校2年生の2チームが選抜され、オンラインでファイナリストプレゼンテーション(高校生の部)を行いました。
 WiDSとは、「Women in Data Science」の略称で、米国スタンフォード大学 ICME(Institute for Computational & Mathematical Engineering)を中心とした「性別に関係なくデータサイエンス分野で活躍する人材を育成する」ことを目的とした活動です。
 今年のテーマは「“データ活用”で「次世代のお弁当」を考えよう!」で、データ活用アイデアを提案しました。
 チームかぼちゃ班は「ごみのが出ないお弁当」をテーマに、「プラスチックごみの約半分がお弁当などのパッケージである」、「海洋プラスチックごみは毎年約800万トンである」、「出荷されない野菜が約200万トン(24%)ある」ことを明らかにしました。これらの問題を解決するために、「野菜を器にするお弁当」を提案しました。さらに、「日本のこどもの絶対的貧困率の推移」を示し、「こども食堂へのお弁当の提供」、「使用済み容器は工場にて粉砕加工して飼料や家畜のえさとして提供すること」を提案し、生産からの一連の流れとして「農業→弁当屋→子ども食堂→工場→農業」とごみゼロの流れを提案しました。2020年以来の優勝は逃しましたが、昨年に続き、見事、準優勝しました。
 チームみなみの餅班は「廃棄ゼロを目指せ!お餅の弁当箱」をテーマに、「食品ロスが一人当たり毎日お茶碗一杯分である」、「廃プラスチックの45%が包装・容器などである」、「家庭ごみのうち約80%が廃プラスチックである」、「廃プラスチックの128万トン(14%)はリサイクルされず、埋立てや単純焼却などがされている」ことを明らかにしました。これらの問題を解決するために、容器がお餅でできたお弁当箱を提案しました。さらに、「お餅の容器は食後のデザートとして食べること」や「お餅のお弁当箱に発生するカビを予防するためにワサビを活用すること」を提案しました。
 2チームとも人の健康だけでなく、地球にも優しいお弁当のアイデアを提案することができました。

ロボットアイデア甲子園2021四国大会で最優秀賞を受賞(全国大会出場)

2022年1月30日 10時52分

 令和4年1月29日(土)、ロボットアイデア甲子園四国大会が開催され、12月に行われた愛媛大会で愛媛県代表となっていた本校2年河内大和君が出場しました。四国大会ということで四国の代表6名が参加しての大会でした。河内君は、聴覚障がいのある方が、自由にコミュニケーションをとることができる「手話・指文字翻訳機」というサービスロボットの提案をし、見事、最優秀賞(四国1位)となり、3月12日に東京で開催されるロボットアイデア甲子園全国大会に四国代表として出場することになりました。審査員の方からアドバイスをいただいた点をもとに改良し、全国大会に臨みたいと思います。大会を通じて、大豊産業株式会社の皆様には本当にお世話になりました。しっかり頑張ってきたいと思います。
 

スーパーハイスクールコンソーシアム

2022年1月29日 07時08分
研究発表

 1月28日(金)スーパーハイスクールコンソーシアムに理数科1、2年生が参加しました。
 理数科2年生の課題研究「ネギボウ‘s」が代表となり、SSH日ごろからで取り組んでいる課題研究に関する発表を行う、他校の生徒たちと、質疑応答や意見交換を行いました。時間が足りないくらい、研究に対する感想や意見、質問をいただき、今後の研究の糧を得ることができました。また、他の理数科生徒は、中予地区の高校生の地域や地域産業の活性化に向けての取組や、中学生のジョブチャレンジU-15での取組についての発表を聞き、意見交換を行いました。理数科生徒は、今回のコンソーシアムで異分野の研究発表や他校の生徒との交流を通じて視野を広げる貴重な経験をすることができました。

令和3年度英語プレゼンテーション大会

2022年1月27日 19時08分
研究発表

 令和4年1月27日(木)13:40~16:30、愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター特定研究員Ritterbex Sebastian Arthur Willem 先生をお迎えし、階段教室にて1年生英語プレゼンテーションを開催しました。
 発表内容は「Research on the properties of tiles」「Research on dyes of Ginkgo biloba」「Improving the Convenience of Flywheel-Based Wind Power Generation」でした。
 どの発表班も、英語でのプレゼンテーションを堂々と行い、とても素晴らしい発表でした。今後の他の研究成果発表会に向けての基礎作りができたと思います。また、司会者も生徒たちから質問をうまく引き出し、発表会を実りのあるものにしてくれました。
最後にセバスチャン先生から生徒たちの素晴らしい取り組みに対し、温かい講評をいただき大変感謝しています。今後とも日々の研究を充実させ、将来の研究者の素養を身に付けてくれることを期待します。

えひめ教育支援ボランティア、名古屋大学と連携した海洋環境プログラム

2022年1月27日 11時19分

 令和4年1月26日(水)、松山南高校、NPOえひめ教育支援ボランティア、名古屋大学が連携した「海洋環境プログラム」を実施し、理数科1・2年生が参加しました。はじめに、今回、本プログラムの連携を計画・支援していただいた、えひめ教育支援ボランティア代表の畑野智司様から本プログラム実施の経緯や名古屋大学石坂先生の話をしていただきました。
 次に、名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授 石坂丞二先生の
「宇宙から見た海洋環境の状況~温暖化から貧栄養化・プラスチック~」の御講演がありました。海洋環境について宇宙からの観測・調査・分析で様々なことが分かることについて、生徒たちに分かりやすく、興味深い講義をしていただきました。普段、海洋についてあまり考える機会がなかった生徒も、海洋環境やプランクトン等に興味関心を持つことができ、講義後、生徒は石坂先生に多くの質問をしていました。
 その後、海洋環境に関する研究をしている松山南高校理数科2年生3グループの生徒研究発表が行われました。
「ネギボウズによる海洋汚染物質の除去」理数科2年生 ネギボウ’s班
「日本近海における貝類の漁獲量変化と北上化」理数科2年生 海洋班
「海洋プラスチックへの有害物質の吸着」理数科2年生 SSHプラスチック班
 発表後、石坂先生からは、生徒の発表に関して、具体的で適切な指導助言をいただき、生徒は石坂先生のアドバイスを丁寧に書き留めていました。
 えひめ教育支援ボランティア(共同代表 北須賀逸雄氏、畑野智司氏)は、学校教育支援事業として、学校教育支援ボランティアの派遣(教職員および児童生徒に対する講話・講演等)を行っています。今回、本校生徒が「海洋環境」に関する意識や考えを深めるために、名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授 石坂丞二先生と連携していただき、本プログラムを実施することになりました。北須賀様、畑野様、石坂様、本当に素晴らしく、貴重な機会をいただき感謝いたします。
                             

Maryknoll High Schoolと連携した「プログラミングに関する国際共同研究」

2022年1月18日 10時44分

 本校は、本年度からハワイのMaryknoll High Schoolと連携し、「プログラミング、ロボティクスに関する国際共同研究」を行っています。令和4年1月17日(月)の放課後、本校からはCording Team Minamiの12名の生徒が参加しました。本日は、Maryknoll High Schoolの高校2年生、Cording ClubのキャプテンのEthan Kimura君と連携しました。Ethan君が作成した2つのGameについて説明してくれて、プログラミングの楽しさをみんなで実感しました。また、本校がPythonで作成したプログラムを動かし、コメントをいただきました。継続して連携し、Maryknoll High Schoolを目指して努力していきたいと思います。

              

ハワイ大学との連携プログラム「Space:The Ultimate Field Trip」

2022年1月10日 13時34分

 令和4年1月9日、本校が主催し、ハワイ大学宇宙研究所助成コンソーシアム所長 Art Kimura氏,Rene Kimura氏と連携したプログラム、「Space:The Ultimate Field Trip」宇宙工学や宇宙生活等に関する実験を交えた講義)を行いました。本年度は、宮崎県立延岡高校、山口県立下関西高校に御案内し、3校でプログラムに参加しました。
 本校からは、普通科、理数科の1、2年生37名の生徒が参加しました。宇宙の生活で現れる、非日常的な不思議な現象を科学実験のデモンストレーションを用いて分かりやすく説明していただきました。一見すると難しいイメージを持ってしまいがちな不思議な現象や宇宙開発や宇宙での生活に必要な知識や技術が、基礎的な科学概念や身近にある技術の応用で成立していること学ぶことができ、宇宙を身近な存在としてとらえることができました。
 Art Kimura氏によるプレゼンテーションの後、宇宙の関する質疑応答が行われ、3校とも活発に質問しました。本校の生徒たちは宇宙の生活や直近の宇宙に関するニュースなど自主的に事前学習を行い、英語での質疑応答も活発に行われ盛り上がりました。本校の質問内容がすばらしいと、Art Kimura氏から賛辞をいただきました。本取組を通して、生徒たちのチャレンジしようとしたり学ぼうとしたりする主体性・積極性の成長を強く感じることができました。
                 

北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2021」全国大会で最優秀賞

2021年12月27日 17時48分

 北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2021」全国大会で、本校理数科2年生の研究班が、マリン・サイエンス部門で全国最優秀賞(全国1位)である海の宝大賞を受賞した記事が愛媛新聞に掲載されました。


       2021年12月27日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20211227-10)

ロボットアイデア甲子園2021 in 四国大会 本校生徒が愛媛県代表に選出

2021年12月23日 16時23分

 令和3年12月22日(水)、ロボットアイデア甲子園2021 in 四国大会に本校生徒27名が参加しました。普段見ることができない、産業用ロボットを実際に見学し、ロボットに関する理解を深めるとともに、産業用ロボットの新たな使用方法の提案を各生徒が行いました。
 大豊産業(株)の神野様より「ロボットアイデア甲子園の意義」、寺奥様より「SIer(エスアイアー)の取組について」、THK(株)の小林様より「ロボットアイデアの創出」についてそれぞれお話がありました。
今後、サービスロボットが日常生活や介護等での需要が急速に増加し10兆円市場となることのお話がありました。また、アイデアのポイントについても、丁寧に説明していただきました。
 その後、多くのロボットを実際に操作させていただき、IoTやAI、ロボットによる近未来を実体験することができました。最後に、60分間で各自が考えたロボットに関するレポートを作成しました。貴重な経験により、生徒は自分の将来や日本の未来について考えを深めることができました。大豊産業株式会社の皆様、本当にありがとうございました。
 審査の結果、2年生の河内大和君が愛媛県代表に選ばれ、1月29日の四国大会に出場することになりました。

                         

アドバンストサイエンス研修(1年理数科)

2021年12月15日 07時11分
ニュース

 1年理数科を対象に、本校SSH事業のテーマに沿った先端科学を体験する研修が行われました。生徒たちはこの研修を通じてSTEAM(Science,Technology,Engineering,Art,Mathematics)のつながりをレポートにまとめました。この研修で得た知識と感動を、課題研究や進路探究にどんどん生かしたいと思います。
<1日目(12月13日):四国西予ジオパーク de STEAM>
 四国西予ジオパークは、海・里・山に4億年の物語が詰まった「大地の公園」で、「保全・教育・ジオツーリズム」を柱としています。理数科生徒は本校で「地学」を履修する機会がないので、愛媛の大地を舞台とした地球科学や生態系に触れたことで、科学を多面的かつ分野横断的に学ぶことができ、貴重な機会となりました。
・講義「四国西予ジオパークについて」(四国西予ジオパーク推進室事務局長 高橋司さん)
・ジュラ紀の化石見学(世界的にも珍しい厚歯二枚貝の化石を見学しました)
・穴神鍾乳洞見学(冬眠中の300匹ほどのキクガシラコウモリに出会いました)
・城川地質館(最も古い岩石であるアカスタ片麻岩を触りました)

          
<2日目(12月14日):愛媛大学南予水産研究センター de STEAM>
 愛媛大学南予水産研究センターは愛南町と連携して「媛スマ」や真鯛の完全養殖を目指した研究を行っています。今回はセンター長の武岡英隆先生に水産業の明るい展望と「科学する心」について講義をしていただき、午後は日夜研究に励んでいる学生さんたちに研究室や水槽、いけすなどを案内していただきました。宇和海の雄大な自然の中で水産を科学することの魅力を存分に感じることができました。
・講義「愛媛の水産の現状と展望、南水研の研究と人材育成、科学的思考など」(愛媛大学南予水産研究センター長 武岡英隆先生)
・船越ステーション見学(最先端の研究施設を見学しました)
・西浦ステーション(うみらいく愛南)見学(ゼブラフィッシュの発生をリアルタイムで観察しました)

         

国際共同研究ミーティング(第2回)

2021年12月13日 17時47分
海外科学交流

Water assessment collaboration Ehime and Hawaii Vol.2
 12月12日(日)、標記のミーティングをオンラインで開催し、宇和島東高校、ワイパフ高校(ハワイ)とともに今後の共同研究の計画についてディスカッションしました。国際共同研究チームの生徒5名と教員2名が参加しました。本校は独自のカラムを作製して水を浄化する計画を立てました。生徒たちは事前に英語のプレゼンテーションを作成して練習に励み、本番では英語の先生や、ワイパフ高校の日本語教師の先生に助けていただきながら無事に討論を終えることができました。次回は3月に中間報告会があります。生徒たちはミーティング終了後に早速実験の打ち合わせをしていました。
      

令和3年度 えひめ高校生SDGsミーティング(第1回)開催

2021年12月13日 17時42分
ニュース

 12月11日(土)、標記のミーティングが本校で開催され、生徒14名、教員1名が参加しました。今年度は以下の内容を愛媛大学の大学生が企画してくださり、大学生5名と小林修教授とともに、自分たちに何ができるか、何を変えていきたいかについて議論しました。Minecraftは最近話題のゲームアプリですが、先進国ではプログラミング教育のツールとして小学校などですでに取り入れられているそうです。高等教育においてはまだほとんど取り入れられていないそうで、まさに「アドバンストサイエンス」を体験しました。インターネットセキュリティの都合で、生徒たちが操作することはできませんでしたが、大学生のパソコンを使って「MinecraftSDGs」を体験することができました。

 

Minecraft SDGs!Withコロナ時代 のSDGs学び合い講座 〜

主催:愛媛大学環境 ESD 指導者養成講座

共催:愛媛県立松山南高等学校「えひめ高校生SDGsミーティング」

<第1回>

(1)ジェンダー何でもエリア

(2)SDGs School Area
      

愛媛大学高大連携授業(第2回)

2021年12月9日 17時59分
高大連携事業

 11月18日(木)、25日(木)午後に今年度2回目の愛媛大学の先生がたによる高大連携授業が開催されました。

1年生理数科 物理講座 「プラズマエネルギーのすべて」理工学研究科 教授 前原常弘 先生
1年生理数科 生物講座 「基礎から分かるウイルス感染症と愛媛大学プロテオサイエンスセンターにおける取組」愛媛大学プロテオサイエンスセンター 准教授 髙橋宏隆 先生

2年生理数科 医学・生命科学系講座 「細胞障害による疾病のなりたちと高大連携と総合型選抜の意義」医学系研究科 教授 増本純也 先生
2年生理数科 工学系講座「地球に優しい水素エネルギーの話」理工学研究科 教授 板垣吉晃 先生


 昨年度と今年度第1回の高大連携授業では大学への訪問が叶いませんでしたが、第2回では、愛媛大学に訪問しての連携授業を行う事ができました。
 各分野において、今抱えている課題、それを解決するための方法、研究が進むことで期待される効果など、先生がたの各ご専門の研究内容を踏まえて分かりやすくご教授いただきました。課題研究に取り組んでいる理数科生徒にとって、研究の意義を直に感じることができた良い機会となりました。愛媛大学の先生方、ありがとうございました。本校理数科生徒もSSH事業を通して科学者としての素養を身につけることができるように頑張ります。
        

理数系教員育成支援プログラム(第2回)

2021年12月9日 06時52分
高大連携事業

 12月8日(水)、1年理数科対象の課外授業「サイエンスクラブ(SC)」の一環として、「理数系教員育成支援プログラム 第2回」を実施しました。
 本プログラムは、将来の理数教育を推進する愛媛大学教職大学院の学生さんたちが探究的な授業を実践をする機会であり、また、1年理数科生が科学への興味・関心を高める機会でもあり、双方にとって絶好の学びの場となるプログラムです。
 11月の第1回に引き続き、今回は第2回目として以下のテーマで実験を行いました。生徒たちは、ホットケーキミックスに含まれている成分を踏まえて、アントシアニンがどのように変色するかについて、意欲的に議論していました。今回は実習ということもあり、事前に試作したホットケーキを使用しましたが、今度は自宅でブルーベリージャム入りのホットケーキを作ってみましょう!

【テーマ】アントシアニンの性質~ブルーベリー入りホットケーキを作ろう!~(愛媛大学教職大学院 松原依莉彩さん)
      

バイオ甲子園2021<論文の部>最優秀論文賞 受賞!

2021年12月1日 17時27分
研究発表

 松南バタフライ班(理数科3年)が以下のテーマで応募した作品が【最優秀論文賞】を受賞しました。論文の書き方や統計処理による考察などを高く評価されました。他のコンテストや発表会に比べて「論文」の力が評価されたことは今後の励みになりました。この勢いで、希望進路を実現して「はばたき」ましょう!!
<応募作品>
  形態と生態から見たチョウの飛翔
  (松南バタフライ班/伊藤優希・大澤璃奈・豊岡杏菜・難波和佳奈,以上309HR)
  ※以下のリンクで論文が紹介されています。
   バイオ甲子園 過去の最優秀校・テーマ (biotech.gr.jp)

第35回愛媛県高等学校総合文化祭

2021年11月24日 07時11分
研究発表

 11月20日に、県総合科学博物館で第35回愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門が行われ、209HRの生徒18名9作品が参加しました。
 結果は、化学部門で「ネギボウズによる海洋汚染物質の除去」が化学部門の1位に相当する優秀賞を受賞し、来年東京で行われる第46回全国高等学校総合文化祭自然科学部門に愛媛県代表として推薦されることになりました。
 しかしながら、本校の他のチームも含め、他校の先生方や生徒の皆さんと質疑応答をする中で、研究成果のまとめ方や発表の仕方に課題が見つかりました。新型コロナウイルスの影響でコンテストが中止になったり、リモート開催されたりする状況の中で、他校の大会参加生徒に自分たちの研究を発表する初めての機会になり、生徒たちはいつもになく緊張ていました。
 こうした経験を積み、他の学校の良い発表や作品に触れることで自分たちの研究をより良いものにできるのだと思います。これから、論文作成に向けて、まだまだ足りないデータをしっかりと取り、少しでもよい研究結果がまとめられるように時間を惜しんで研究してもらいたいと思います。

     

理数系教員育成支援プログラム(第1回)

2021年11月18日 08時32分
高大連携事業

 1年理数科対象の課外授業「サイエンスクラブ(SC)」の一環として、「理数系教員育成支援プログラム 第1回」を実施しました。本校は愛媛大学教職大学院の連携校であり、5月から2月までの10か月間、大学院生4名が連携校実習を行っています。

 本プログラムは、将来の理数教育を推進する愛媛大学教職大学院の学生さんたちが探究的な授業を実践をする機会であり、また、1年理数科生が科学への興味・関心を高める機会でもあり、双方にとって絶好の学びの場となるプログラムです。
 今年度は全3回を予定しおり、今回は第1回目として以下のテーマで実験を行いました。生徒たちは加水分解や中和の概念や原理について1週間前から予習し、プリプリのみかんができあがった時には歓声が上がりました。ちょっと背伸びして学習したことで、見える世界が変わることに気付いた様子でした。
【テーマ】みかんの剝皮~缶詰みかんをつくろう~(愛媛大学教職大学院 窪航平さん)

      

グローバルサイエンティストアワード“夢の翼”

2021年11月15日 06時59分
海外科学交流

 <国際共同研究チーム>
 11月14日(日)に標記の大会にオンラインで参加しました。今夏からハワイの
Waipahu High Schoolと進めてきた国際共同研究について、先日行った合同ミーティングでの意見交換を踏まえて、その研究成果を発表しました。化学部・生物部に所属する1年理数科の7名の生徒がプレゼンテーション、質疑応答に挑みました。初々しさあふれる発表ではありましたが、今後に向けて良い経験を積むことができました。

<テーマ>
愛媛とハワイの水環境比較~国際共同研究を通じて~
The Comparative study of water environment between Ehime and Hawaii
<発表生徒>
松友海音・今津陸・伊藤楓光・叶響喜・稲田鉄生・森星七翔・白石輝 以上109HR

      

北海道大学「海の宝アカデミックコンテスト2021」 で最優秀賞を受賞

2021年11月6日 20時08分

 令和3年11月6日(土)、北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2021」全国大会がオンラインで開催され、プレゼン発表、質疑応答が行われました。全国ファイナリストとなっていた本校理数科2年生の研究班が、マリン・サイエンス部門で全国最優秀賞(全国1位)である海の宝大賞を受賞しました。

     

 北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2021」全国大会で、本校理数科2年生の研究班が、マリン・サイエンス部門で全国最優秀賞(全国1位)である海の宝大賞を受賞した記事が愛媛新聞に掲載されました。


       2021年12月27日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20211227-10)

ハワイ大学主催「the 20th annual Astronaut Lacy Veach Day of Discovery」

2021年10月31日 09時28分

 令和3年10月31日(日)7:00(ハワイ時間:October 30, 2021, Saturday, 12:00 )、ハワイ大学宇宙研究所助成コンソーシアム主催のThe Stars are Calling Us: the 20th annual Astronaut Lacy Veach Day of Discovery」に本校1・2年生生徒40名が参加しました。これは、ハワイ州及び全米ネットワークを繋いでSTEM教育の振興を目的とした次世代人材育成プログラムとして実施しているプログラムです。ハワイとの時差の関係で、朝7:00から8:40の約100分の講義でしたが、基調講演のほか、大学の先生等が行うSTEM教育に関する興味深い実験についての講義を生徒は真剣に受けていました。講義をしてくださった多くの研究者から挑戦することの大切さを学びました。
        


講義、実験をしていただいた方々
The Stars are Calling Us: the 20th annual Astronaut Lacy Veach Day of Discovery
〇Astronaut Megan McArthur from the International Space Station
〇Brianne Kehau Yamada, Power Supply Engineer, Design II, Hawaiian Electric
〇Shelee Kimura, Senior Vice President, Customer Service and Consumer Affairs, Hawaiʻian Electric
〇Governor David Ige, Governor, State of Hawaiʻi
〇Dr. Heather Kaluna, Assistant Professor of Astronomy, University of Hawaiʻi Hilo
Mini hands on STEM Workshops:
〇Bernoulli: how things fly (Bryan Silver, Kalani High School)
〇Microgravity: why do you float in space? (Hawaii Space Flight Laboratory)
〇Chromatography: separating pigments (Dr. Kate Perrault, Chaminade University I am a Scientist program)
〇Forensic Science: Fingerprints (Cynthia Cheung, Chaminade University )
〇Chemistry of Butter (Dr. Francis Sakai-Kawada, Chaminade University )
〇Chemistry of Ice Cream (Dr. Kate Perrault, Chaminade University )
〇Squishy Circuits using dough (Hawaiian Electric)
〇Nature Math: Fibonacci Sequence (Ethan and Maya Kimura)
STEM Magic (Harvey Ouchi and Ron Ishimaru, Hawaii Magicians)
〇Data Science: Clustering your kitchen utensils (Dr. Laura Tipton,Chaminade University I am a Scientist program)
STEM stars
〇Amber Imai-Hong, Avionics Engineer, Hawaiʻi Space Flight Laboratory,University of Hawaiʻi at Mānoa
〇Brialyn Onodera, Thermal Systems Engineer, National Solar Observatory,Maui
〇Nicole Yamase, PhD candidate, Marine Biology, University of Hawaiʻi at Mānoa
〇Christianne Izumigawa, Computer Engineer, Naval Information Warfare Center 
〇Christina Felicitas, RF/Microwave Design Engineer, Northrup Grumman,Redeondo Beach