松南SSH日記

SSHアメリカ研修(5)

2019年2月7日 10時49分
海外科学交流

 本日は、Brian Boechere 氏から御紹介いただいた水産系・科学系の高校であるBridgeport AquaCulture Science and Technology Educationを訪問しました。この高校の研究レベルは大学の研究内容に到達した非常に高いものでした。大学の単位が取れ、大学と直結している学校で、まさに高大接続の学校でした。本校の生徒は、自分たちの課題研究を英語でプレゼンテーションしたり、互いに英語による交流活動を行ったりしたほか、養殖技術に関する協同実験を行いました。この学校の学生の研究に対する意識は非常に高く、本校の生徒も大きな刺激を受けました。


    
    
   
   
      
   
    
 
 
 
   
 
  

SSHアメリカ研修(4)

2019年2月6日 13時47分
海外科学交流

 本日は、州立コネチカット大学所属のコーディネーターであるBrian Boechere 氏から御紹介いただいた公立の進学校であるNorwich Free Academyを訪問しました。本校の生徒5人に対して一人ずつNFAの生徒が迎えてくれました。学校はとても大きく、日本の大学のようでした。午前中はそれぞれ案内してもらった3時間の授業(英語、数学、生物)を受けました。午後からは自分たちが行った課題研究の内容の英語プレゼンテーション、質疑応答などを行い、互いの交流を深めました。
  
   
  
 

SSHアメリカ研修(3)

2019年2月5日 15時55分
海外科学交流

 本校SSH1期生の萬井知康氏(下の写真 左から3番目)が助教授をしている州立コネチカット大学に到着しました。萬井先生が先端科学研究をしている大学で、萬井先生をはじめとした多くの先生方、学生の皆さんに会え、感激しました。大学のことを説明していただいた後、萬井先生に講義をしていただきました。生徒は積極的に質問をし、研究職の魅力と奥深さを感じました。その後、萬井先生の研究室を案内していただき、一緒に食事をしながら、海外での研究者としての生活について詳しく話を聞くことができました。本当にすばらしい貴重な時間を過ごすことができました。
 
 
 

  
   
  
   
 
 本校SSH1期生萬井先生(右端)、研究室の皆さんとともに

SSHアメリカ研修(2)

2019年2月5日 07時01分
海外科学交流

 無事、JFケネディ空港に到着したと連絡がありました。アメリカは日本時間マイナス14時間です。先週までは冷え込み、マイナス17℃だったようですが、本日は温かいとのことでした。この後、本校SSH1期生で現在、州立コネチカット大学化学科助教授 萬井知康氏の大学に向かいます。有意義な研修にします。
  

SSHアメリカ研修(1)

2019年2月4日 11時39分
海外科学交流

 2月4日(月)、SSHアメリカ研修に参加する2年生理数科5名が、松山空港から出発しました。本日は羽田空港を経由してJFケネディ空港へ向かいます。現地ではコネチカット大学に勤務する本校SSHの第1期卒業生の先輩を訪問し、3つの高校や研究機関を訪問します。4泊6日の長丁場になりますが、実りある研修になるよう、全員でがんばってきます!
  

サイエンスチャレンジ2018 2月3日(日)

2019年2月4日 07時17分
研究発表

 愛媛大学教育学部で「サイエンスチャレンジ2018」が行われ、本校からは一般部門に2年生5班、プログラム参加部門に1年生1班が参加しました。最初に1分間のアピールタイムがあり、その後ポスター発表が行われました。講評では、全体的に水準が上がっており素晴らしいとのお褒めの言葉をいただきました。審査の結果、一般部門で2年生の「水滴が水面から大きくはね返る条件を探る」が優秀賞をいただきました。
 ポスター発表では多くの方に見ていただき、貴重な質問・ご意見をたくさん頂戴しました。今後さらに研究を進め、よりよいものにしていきます。ありがとうございました。

 花粉化石班の精一杯のアピールです。
 ビタミンC班のポスター発表です。
 1年生も懸命に発表しました。
 表彰式の様子です。
 これからもがんばります。
 水適班が優秀賞をいただきました。

英語プレゼン研究発表会

2019年1月31日 18時55分
高大連携事業

 1月31日(木)、愛媛大学情報メディアセンターにおいて、本校理数科1年生による英語プレゼン研究発表会が行われました。3つの代表班が英語で自分たちの研究内容を発表し、その後、発表内容に対して積極的な質疑応答が行われました。そして、講師の先生から、発表内容や発表の仕方について、丁寧にアドバイスをいただきました。今日の経験を生かし、分かりやすく説得力のある発表ができるようになってほしいと思います。御指導いただいた先生方、誠にありがとうございました。
【講師の先生方】
愛媛大学理工学研究科博士課程 楊 海燕氏  愛媛大学プロテオサイエンスセンター 特定研究員 Kanoi Bernard Nganga氏
松山南高校ALT Tehya先生

               

1月31日(木) SS(スーパーサイエンス)第21回

2019年1月31日 17時50分
課題研究

 今日は今年度21回目のSSの日でした。2年生は最終報告会、サイエンスチャレンジ、サイエンスミーティングに向けて準備と練習に余念がありません。実験はほぼ終わっていますが、どう発表するかも大切。周到な準備と入念な練習によってのみ、自分達の意図が伝わるのだと心得て、精一杯取り組んでほしいものです。
 1年生は英語プレゼン発表会でした。詳細は別報にて・・・。
 花粉化石班は専門家によるご指導中
 どの部屋でも同じ光景が見られました

高大連携授業 先端材料と非破壊検査

2019年1月18日 12時54分
高大連携事業

 1月17日(木)、愛媛大学工学部にて理数科2年生の高大連携授業として、愛媛大学工学部機械工学科の水上孝一先生の講義が行われました。
 非破壊検査については、渦電流・磁粉・浸透液・超音波などを用いた方法について紹介していただき、原理の説明や、一般社会・工業での利用状況について分かりやすくお話していただきました。実際にコイルを用いた渦電流での検査を体験し、品質の高い工業製品を製造する上で重要な技術であることを実感しました。先端材料としては、今後多用されることが期待されるCFRPについて説明していただきました。講義後の質問も積極的になされ、大変有意義な時間となりました。
 水上先生を初め、お世話になった方々、ありがとうございました。
  

地方創生☆政策アイデアコンテスト2018で全国ベスト4

2018年12月18日 09時58分

本校普通科の2年生白石大悟さん、髙田蒼大さん、武田裕喜さんの3人が取り組んだ課題研究が、地方創生☆政策アイデアコンテスト2018(内閣府主催)において、厳しい地方予選、全国1次審査を通過し、全国大会ファイナリスト(高校生の部 全国ベスト4)に進出し、平成30年12月15日(土)、内閣府中央合同庁舎で行われたの最終審査会に臨みました。最上位の賞を受賞することはできませんでしたが、True Data賞を受賞しました。全国ベスト4は大変すばらしい結果です。今後の発展を期待します。
 なお、本研究に多大なご協力をいただきましたいよぎん地域経済研究センター(IRC)の皆様並びに、滋賀大学データサイエンス学部 姫野哲人先生に感謝の意を表します。
 株式会社 True Data様のBlogにも本校の授賞について掲載していただきました。Blogはこちらです。 

       

理数科1年「SSH関西研修」3日目

2018年12月15日 19時35分
高大連携事業

 関西研修3日目を終えて全員無事に帰ってきました。
 第3日目の研修内容は以下の通りです。兵庫県立人と自然の博物館では、兵庫県立大学の山内健生准教授による特別講座を受講し、都市有害生物と感染症について蚊とマダニを中心に学習しました。標本を観察したり、その後国内有数の標本所蔵を誇る標本室を見学したりして、時間が足りないと感じるほど充実した研修をすることができました。播磨科学公園都市では、理化学研究所の放射線施設Spring-8やSACLAに関する展示や、著名な建築家がデザインした建築物、12,000枚以上のパネルが並ぶ太陽光発電施設を見学し、スケールの大きなまちづくりに感動しました。
 3日間の研修を終えて、持続可能な発展のために自分たちに何ができるか、どのような社会・環境にしていくべきなのかを真剣に考えることができました。この研修で受けた刺激をこれらからの学習や課題研究、進路探究に生かしてもらいたいと思います。
<第3日目>
・兵庫県立人と自然の博物館
 特注セミナー:都市有害生物と私たちとの関わり(山内健生准教授/兵庫県立大学)
   
・播磨科学公園都市(都市巡回)
   

理数科1年「SSH関西研修」2日目

2018年12月14日 21時15分
高大連携事業

 関西研修2日目です。全員元気に研修を続けています。
 第2日目の研修内容は以下の通りです。京都大学では、見学後に志望校にしたいと意気込んでいる生徒もいました。JT生命誌研究館では、生きものの歴史(誌)を知り、他の生物と共生していくことの大切さを学びました。夜間研修では研修テーマであるESD(Education for Sustainable Development)について体験学習を通じて真剣に考え、新たな行動目標を立てることができました。3日目は兵庫県立人と自然の博物館と播磨科学公園都市で研修を行います。

<第2日目>
・京都大学吉田キャンパス・京都大学総合博物館見学
  
・JT生命誌研究館(ミニレクチャーと展示ガイド付き見学)
  
・ESD研修(世界の言葉でこんにちは・100人村メッセージなど)
  

12月13日(木) SS(スーパーサイエンス)第18回

2018年12月14日 07時18分
課題研究

 今日は今年度18回目にして、2学期最後のSSの日でした。2年生の課題研究は、まとめの段階に入っています。データの整理や1・2月の発表へ向けてのポスター製作などに入っている班もあります。また実験の班も最終段階です。ここからの頑張りが、最後に花開くことでしょう。
 1年生は関西研修中です。たくさん学んで、いい顔で帰ってくることでしょう。
植物の同定を書籍以外でも
 
熱音響は苦労しています(by担当者)
 

理数科1年「SSH関西研修」1日目

2018年12月14日 07時04分
高大連携事業

 理数科1年生は12月13日(木)~15日(土)の2泊3日で関西地域の研究機関や企業、博物館などで科学体験研修を行っています。本年度は「持続可能な発展のための科学教育」という本校SSH事業の主題を研修のテーマとして掲げ、学習意欲の向上や理系人材としての心構えを身に付ける目的で研修に取り組んでいます。
 第1日目の研修内容は以下の通りです。生徒たちは事前学習で調べたことを踏まえて積極的に質問して学習を深めていました。第2日目は京都大学JT生命誌研究館で研修する予定です。
<第1日目>
・大塚食品(株)オロナミンC工場見学
 
・理化学研究所神戸キャンパス(生命機能科学研究センター・計算科学研究センター)
  
・卒業生との交流会(上岡輔乃さん、松井太一さん、武本侑己さん、仲矢喜信さん)
   

関西研修出発しました!

2018年12月13日 08時42分
高大連携事業

 本日から二泊三日で、1年9組理数科の生徒が関西研修を行います。本日の予定は、大塚食品と理化学研究所への訪問、卒業生との交流会です。朝、7時40分に元気にバスで出発しました。充実した3日間になるよう頑張ってきます!
  
 

11月24日(土) ギンナンを燃やす

2018年11月26日 07時04分
課題研究

 皆さん覚えていますか。今年の8月3日に事務室前のイチョウを剪定したことを。その時に、ギンナンを集めて分校で乾燥していただいていました。本日、試験発表で部活動がないのを利用して、ギンナンを燃やしました。約6時間かかりましたが、灰に鮮やかな青色の発色がありました。物質は特定できませんが、不思議な発色です。今後の作業は、この灰を細かく粉砕した後に水簸になりますので、とりあえずグランドで放冷し、月曜日に取り込みます。風で倒れないように、水をたっぷり入れた大き目の館で覆いをしました。
 燃焼の様子
 青色の発色
 グランドで放冷

11月22日(木) SS(スーパーサイエンス)第16回

2018年11月22日 17時42分
課題研究

 今日は今年度16回目のSSの日でした。2年生の課題研究は、時間との勝負になってきています。いろいろな方からご指摘いただいた点を踏まえ、実験を更に進め、着地点へ向けて準備していきます。
 1年生はアブストラクトの作成や実験に余念がありません。もうすぐ期末考査で研究も小休止といったところですが、継続的にできることを積み上げています。

 花粉のプレパラート作成中
 
イチョウ班も黙々と作業
 
ついに魚ロボット完成か
 
四代目も準備は順調です
 

高等学校総合文化祭自然科学部門 / 物理部門・化学部門全国大会出場

2018年11月19日 14時55分
課題研究

 11月17日(土)、標記の会に4本の発表と一般参加者として理数科2年生が参加しました。4本中3本が決勝に進み,物理水滴班と化学銀杏班が部門優秀賞として全国大会に進みます。地学化石班も決勝に進みましたが,僅差で全国を逃し,奨励賞を受賞しました。物理熱音響班も堂々とした発表で質疑にもしっかりと応えられており,みな立派な発表でした。また,一般参加生徒もポスター発表,ステージ発表において意欲的に質疑を投げかけ,大会を大いに盛り上げることができました。最後には審査員の方から「質問力は他を圧倒していた」とお褒めの言葉をいただきました。自分たちの課題研究はこれから大詰めを迎えます。今回の経験を参考に納得のいくものに仕上げてもらいたいです。
             

11月15日(木) 七折梅枝の灰と元素分析

2018年11月16日 07時02分
課題研究

 本日のSSでの梅ちゃんズの活動として、先日お世話になった七折梅協同組合代表理事 東 洋二 様 から七折梅の枝の灰をいただきました。11月になると来年度の梅の収穫のために、無駄な枝を剪定し燃やすそうです。今年は、ウメちゃんズの活動に協力しようと枝の灰を譲ってくださいました。これから水簸し、釉薬にしていきます。どんな色になるか楽しみです。東 様 本当にありがとうございました。
 続いて、愛媛県窯業技術センターで梅の実灰の元素分析をしました。テストピースの写真は先日掲載しています。すると、なんと、酸化鉄(Ⅲ)が10%越え、酸化銅(Ⅱ)も1%を超えるなど発色成分が豊富にありました。これからの研究が楽しみです。が、梅の実の灰はわずかしかなく、来年春まで実ができません。しかし、しっかり研究していきますので、お楽しみにしていてください。
七折梅林
 
梅枝の灰
 
元素分析
  

第62回日本学生科学賞表彰式

2018年11月15日 18時30分
課題研究

 11月15日(木)エスポワール愛媛文教会館において、第62回日本学生科学賞の表彰式が行われました。本校理数科3年生のマイナープラネット班の研究論文が優秀賞に選ばれ、表彰されました。
  

11月10日(土) 砥部分校文化祭でイチョウの釉薬発表

2018年11月12日 06時58分
研究発表

 平成30年度 地域に生き地域とともに歩む高校生育成事業プロジェクトで、オール松山南として取り組んできた「高校生が考える砥部焼」の研究成果が、砥部分校文化祭において発表された。ポスターとテストピースの展示で、本校の生徒が研究し作った釉薬を用いて分校の生徒がアクセサリーを作成する取り組みが紹介されていた。アクセサリーは展示・販売されていたので、今後のイチョウ班の発表は、それをつけて行いますのでお楽しみに。
分校での研究発表
  
アクセサリーでの釉薬の利用と販売
  

高大連携事業 電磁誘導と超伝導

2018年11月12日 06時57分
高大連携事業

 11月8日(木)、本校物理第2実験室にて、理数科1年生を対象として高大連携事業が行われました。

 愛媛大学大学院理学研究科の神森達雄先生をお招きし、講義と実験が行われました。身の回りの電磁誘導による現象の説明から、ファラデーの電磁誘導の法則、渦電流などの諸現象や法則についての紹介や解説の後、実験で渦電流によるアルミ板の回転や磁石の落下の様子を確かめました。
 続いて、超伝導現象について説明をされ、液体窒素を用いて超伝導物質を冷却し、超伝導状態を確認すると、いたるところから歓声が上がりました。普段目にすることのない物質や現象を間近に見て、実験をすることで、大変充実した時間を過ごすことができ、電磁気現象への興味がより高まりました。講義終了後は、神森先生に質問をする姿も見られ、高い関心を持ったようでした。

 講義をしていただいた神森先生を初め、お世話になった方々、ありがとうございました。
  

11月8日(木)高大連携事業(医学部)

2018年11月9日 11時57分
高大連携事業

 愛媛大学重信キャンパスにて、理数科2年生を対象として高大連携事業が行われました。
 まず、臨床腫瘍学 薬師神 芳洋 教授から「癌、がん、がーんとならないように~日本人の2人に1人はがん患者~」というテーマで、がんの特性とがん治療に伴って生じる様々な問題について、抗腫瘍剤の歴史に触れながら御指導いただきました。続いて、薬理学 茂木 正樹 教授から「不老不死を目指して! ~医学部での研究紹介~」というテーマで、生活習慣病に関連する基礎研究の流れと実例や、妊婦の低栄養と子供への影響などについて御指導いただきました。両講義とも、生徒からの多くの質問に丁寧に答えていただきました。
 講義後は、5つの部門に分かれてプロテオサイエンスセンターを見学させていただきました。
 普段と異なる視点で医療問題と医学に触れたり、先端研究施設を見学したりして、生命科学に対する興味・関心を一層高めることができました。講義・見学でお世話いただいた先生方、ありがとうございました。
講義風景1(薬師神教授)
 
講義風景2(茂木准教授)
 
多くの質問者
 
施設見学(寄生病原体学部門)
 

11月6日(火) 梅の実の灰に興味深い発色!

2018年11月7日 13時32分
課題研究

 砥部焼梅ちゃんズが必死で取り組んできた梅の実の灰が出来上がり、砥部分校の烏谷先生の御協力でテストピースが焼きあがりました。興味深いことに灰80%と福島長石との混合率で最も強い発色があり、灰だけでも有効な発色がありませんでした。加えて、透明な釉薬で覆うと焼きあがった時に色が消えてしまいました。
 今後、成分分析とともに梅の実の発色の仕組みの解明、ギンナンの実の発色との比較などの研究をしてみたいと思います。
  梅の実の発色
  色が消えた!!

11月3日(土)文化の日 七折梅の葉っぱ集め@梅ちゃんズ

2018年11月4日 07時33分
課題研究

 砥部焼梅ちゃんズが、課題研究の材料として砥部町の七折梅の葉っぱをの集めに行きました。七折梅協同組合代表理事 東 洋二 様 加工販売部長 竹内 勝 様の御協力いただき、樹木に残っている緑の葉っぱを集めました。木や脚立に上ったりして約1時間採取しました。十分な量とは言えませんが、乾燥させたのちに灰にします。どのような釉薬になるか楽しみです。
葉っぱ集め
  
集合写真
  
乾燥中
 

11月1日(木) SS(スーパーサイエンス)第14回

2018年11月1日 16時22分
課題研究

 今日は今年度14回目のSSの日でした。2年生の課題研究もかなり進んできました。また、愛媛大学の院生などのいろいろな方の意見をいただきながら、よりよい研究内容を探っています。残りの期間で、どこまで発展するのか楽しみです。
愛媛大学の院生の方も協力してくださいます
 
遠心分離も慣れたものです
  
酸素濃度の測定も順調です
 
数学班はデータの検討中   
 

ハワイの高校生と協同実験/オールイングリッシュ

2018年10月30日 10時41分

 ハワイ高校生受け入れ事業参加高校生等による学校訪問があり、セントルイス高校の生徒4名、プナホウ高校の生徒4名と先生方が来校され、国際交流を行いました。化学の授業では、オールイングリッシュでハワイの高校生と協同実験を行いました。イオン化傾向の違いを利用して金属樹が析出する組み合わせを考察しました。双眼実体顕微鏡を用いて金属が析出する美しい様子を共に観察し、感動を共有することができました。
      

台湾市立建国高級中学の生徒と英語で探究実験

2018年10月26日 17時32分

 本校の姉妹校である台湾台北市立建国高級中学の生徒15名と先生方が来校され、終日学校交流が行われました。本校は建国高級中学に6年連続して訪問し、課題研究発表等の交流を行っていましたが、建国高級中学の生徒さんが日本に来られるのは初めてでした。生物の授業では、自分のDNAを取り出す実験をグループに分かれ、英語でコミュニケーションをとりながら行っていました。
    

愛媛大学研究室体験

2018年10月26日 15時03分
高大連携事業

 10月24日(水)・25日(木)に愛媛大学の教育学部・理学部・工学部・農学部・医学部・プロテオサイエンスセンター・沿岸環境科学研究センター・地球深部ダイナミクス研究センターの研究室を訪問し、研究活動の一端を体験させていただきました。その様子の一部を紹介します。どの研究室も高校生活では体験できないような高度で専門的な講義や実習、実験を用意していただき、大変貴重な経験をさせていただきました。各研究室の方々、大変お世話になりました。ありがとうございました!
農学部
 
医学部
 
教育学部

沿岸科学環境研究センター

10月21日(日)GSC広島ステップステージ分野別セミナーに参加しました。

2018年10月22日 17時29分
高大連携事業

 GSC広島のステップステージに選抜されている209HRの木村さんが,広島大学での分野別セミナーに参加しました。午前中は,1月の英語プレゼンテーションに向けて,グループ毎に自分の課題研究について英語で紹介をし,意見交換をしました。また,精米機で世界シェア1位の(株)サタケの技術本部長の方から,世界に誇る技術の一端を紹介していただきました。午後は,分野別に分かれてセミナーを受講しました。専門的な内容にワクワクし,とても充実した時間となったようです。
講話の様子
物理班のメンバーと
17時過ぎまでみっちり活動しました。

CRⅡ 松山市防災センター訪問

2018年10月22日 17時25分
課題研究

 10月22日(月)に、CRで研究している「災害に強い地域づくり」について、松山市防災センターを訪問しました。災害後に仮設住宅に入られ、周囲の方とうまくコミュニケーションがとれず孤独死に至ることが多く、避難所生活のほうが幸せだと感じている問題があると聞き、驚きとそれらを改善する取組について考えるきっかけになりました。
    

SSH課題研究中間発表会/SSH運営指導委員さんからの指導助言

2018年10月21日 16時08分
研究発表

10月18日(木)、2年生理数科生徒によるSSH課題研究中間発表会が行われました。本校SSH運営指導委員の皆さん。同じSSH校である西条高校・宇和島東高校の先生方、1年生生徒、本校教員が発表を聞き、活発な質疑応答が行われました。御指摘、御指導いただいたことを基に、研究をさらに深化させ、よいものにしてほしいと思います。 
        

アクティブ・ラーニング研究授業/教科横断的な探究活動

2018年10月18日 23時32分

10月18日(木)、本校で理数科設置校連絡協議会が開催され、高橋教諭による3年生理数数学特論、若山教諭による2年生理数生物の研究授業が行われました。数学では、入試問題を様々な分野の幾何的な基礎知識を活用して解きながら、自分の考えを他の生徒と共有し、数学的思考力や表現力を高めることができました。また、理科ではパイナップルに含まれるプロテアーゼに関する探究活動を通して思考力を養うとともに生徒自身が課題解決のための実験方法をデザインしました。家庭基礎で学習した内容と関連付けて教科横断的な探究活動でした。授業後、参観者が集まり、KJ法による授業研究が行われました。
        

化学研究授業/実験を通して入試問題に挑戦

2018年10月16日 22時44分

本日、目見田教諭による2年生理系化学の研究授業が行われました。
 化学反応に伴う反応熱を実験を通して求め、エネルギー図について理解を深めた後、実際の大学入試問題に挑戦し、実験から入試問題を考える力を養いました。授業後、参観した教員が集まり、KJ法を用いた授業研究を行い、各自の授業改善に生かしていく共通理解をしました。
      

高大連携事業・愛媛大学農学部(理数科2年生)

2018年10月5日 07時15分
高大連携事業

 10月4日(木)スーパーサイエンスの時間に、高大連携事業(愛媛大学農学部)が愛媛大学農学部で行われました。「植物生体情報が支えるスマート農業」というテーマで植物工場システム学コース高山弘太郎教授に講義をしていただき、植物工場を見学しました。
 これまで人間には把握できなかった農作物の生体情報を、光などを用いて計測して生育状況を把握し、さらにAIを活用して植物工場で栽培・労務の最適化を図りSociety5.0型の食料生産を目指すというお話でした。講義では、計測技術の背景にある光の性質と計測への応用についても、実験・質疑を交えてわかりやすくご指導していただきました。

高山先生及び研究室の方々、ありがとうございました。
休憩時間も先生に質問
クロロフィル抽出液に青色光を当てると・・・
講義中も活発に質疑応答
植物工場も見学

10月4日(木) SS(スーパーサイエンス)第13回

2018年10月4日 17時31分
課題研究

 今日のSSは今年度13回目でした。2年生は高大連携事業のため、1年生のみの活動でした。課題研究予定の説明もあり、少ない活動時間でいかに計画的・効率的に実験・観測を行い、科学的にまとめるか。各班の実力が問われます。
グルコースの浸透圧の実験準備
実験計画を入念に練っています

9月27日(木) SS(スーパーサイエンス)第12回

2018年10月1日 07時14分
課題研究

 今日のSSは今年度12回目でした。
 2年生は中間発表に向けて実験をしている班がほどんとでした。そのデータを発表までに上手くまとめられるでしょうか。
 1年生は課題研究でいろいろな状態に。最初の筋道が途中で変更されることもありますが、やはり最初が肝心です。
 そして、今日もメンターの方が来てくださって、相談に乗ってくださいました!

化石班の作業の跡
色鮮やかだなあ
メンターの方と共に
本日御協力いただいたメンター

9月27日(木)ウメファミリー活動開始

2018年10月1日 07時13分
課題研究

 SS砥部焼班ウメファミリーの活動が開始されました。今日は、イチョウの枝と梅の実の燃焼です。梅の実の灰は、直接火がつけられないため特殊な焼き方をしました。この梅の実の燃焼が今回の真の目的ですが、水簸(すいひ)や篩(ふるい)がけなどの一連の作業工程を理解してもらうためにイチョウの枝も燃やしました。
 ウメファミリーは5人なのと、イチョウガールズの先行研究を利用して、ほぼ時間内に篩がけまですることができました。今後が楽しみです。
   

9月27日(水) 文化祭でイチョウ班が発表

2018年9月27日 12時21分

 松山南高校の文化祭でSSHイチョウ班が、砥部分校との共同研究「砥部焼の魅力発見プロジェクト」の研究を発表しました。もちろん、砥部分校デザイン科の生徒が作ったペンダントの試作品も展示しました。これから、イチョウの灰を使ったどのような作品ができるのかが楽しみです。
発表のようす
デザイン科のアクセサリー
 また、イチョウ班は、イチョウを使ってスクールカラーの紫色を出す研究をしてきましたが面白い研究成果が出てきましたので報告します。
3 イチョウの実(果肉と種子)の発色は、ほかのものと違ってFeが多く含まれていて独特の色を出しました。量が少ないのが難点ですが釉薬としては面白くなりそうです。
ギンナンの発色
 以下は、枝の灰40%の釉薬を使った研究です。
4 以前、この灰で渋めの赤の発色がありました。これを利用し、還元焼成の温度を若干低めにすると、枝の灰40%前後ならばこの赤色がでました。
枝の灰で赤(紫)?
5 CuOを加えて還元焼成することで深みのある赤(赤紫?)色の発色がありました。
Cuで赤(紫)?
6 CuOとBaOでを加えても赤(赤紫?)色の発色がありました。
CuとBaで赤(紫)?
7 CoOとBaOで、青紫色の発色がありました。
BaとCoで青紫?
以上、紫系統の色の発色がありましたが、今後、より安定にはっきりと発色する条件を研究していきたいです。

9月20日 SS砥部焼班

2018年9月20日 17時15分

 SSH砥部焼班は、先週から「イチョウ班」と「ウメ班」の2班になりました。砥部分校の里「七折の梅」を使った研究です。今日のSSは、イチョウ班は研究発表の準備、ウメ班は先輩のイチョウの灰をふるいにかける作業と、ウメの実を燃やすために種を割る作業を行いました。イチョウ班は面白い結果が出始めました。文化祭で発表します。また、新研究「ウメ班」にも御期待ください。
イチョウ(ふるい)
テストピース作り1
テストピース作り2
梅(種子割り)

9月20日(木) SS(スーパーサイエンス)第11回

2018年9月20日 16時19分
課題研究

 今日のSSは今年度11回目でした。
 2年生は高文祭用ポスターと研究要旨をまとめている班がほとんどでした。その内容を十分に理解し、誰でも発表できるように発表練習を重ねていってほしいところです。
 1年生は課題研究が軌道に乗り始めた班、今まさに始まろうとしている班、さまざまです。いずれにしても、目的意識を持ち、積極的に研究する姿勢を忘れないでほしいですね。
 そして、今日もメンターの方が来てくださって、相談に乗ってくださいました!愛媛大学理学部数学科の宮内浩行さんです。
雨の中の植物観察
先生を中心に作戦会議
1年数学班がメンターと共に
2年物理班もメンターと協議

9月13日(木)SS(スーパーサイエンス)にメンター来校!!

2018年9月13日 16時25分

 今日のSS(スーパーサイエンス)では、2年生は高等学校総合文化祭での発表に向けての実験やポスターの作成をし、1年生は課題研究の実験や観察に取り組みました。
  今日はメンターとして、SSH9期生神戸大学経済学部の赤﨑先輩、14期生愛媛大学医学部の伊藤先輩、岡山大学の仲矢先輩に来校していただき、課題研究のご指導をしていただきました。
     

9月13日(木) SS(スーパーサイエンス)第10回

2018年9月13日 16時14分

 今日のSSは今年度10回目でした。
 2年生は高文祭で発表に使用するポスターや研究要旨をまとめたり、研究データをさらに蓄積したり、でした。そろそろ結果も必要です。研究内容が充実するよう意欲的に取り組んでいきます。
 1年生は課題研究のテーマ決めと研究計画の立案でした。こちらも研究を既に進めている班もあれば、まだ研究計画立案中の班もあります。ここで手を抜かず、着実に前へ進んで欲しいと思います。
サンプル採取の計画中
砥部分校の協力で高縄半島のジオラマが!
水槽中の酸素濃度を測ります
釉薬作りも始まりました

8月30日(木) SS(スーパーサイエンス)第9回

2018年8月31日 18時10分

今日のSSは、2学期最初であり今年度9回目でした。
 2年生は引き続き課題研究に取り組んでいます。2学期には中間発表や高文祭での発表もあり、いよいよペースが上がってくるころです。実験結果を踏まえ、更なる研究の進捗に向けて方向を定めていきましょう。
 1年生は課題研究のテーマ決めと研究計画の立案でした。研究のスタートですが、最初の計画立案が重要です。担当の先生とよく相談し、見通しを立ててから進めていきましょう。
     
        トマトをどうするか・・・

           
         電気分解の準備中


     摩擦力の測定も協力して行います


    先輩から研究のレクチャーを受けます

第10回 マスフェスタ<全国数学生徒研究発表会>に参加しました。

2018年8月27日 14時59分
研究発表

 8月25日に関西学院大学で行われましたマスフェスタに、本校の3年生数学班と2年生数学班の代表が参加しました。
 全国から集まった生徒による7本の口頭発表、52本のポスター発表があり、本校も「トーラスパズルの製作と研究」という題で、課題研究の成果をポスターで発表しました。全国のレベルの高さを痛感すると共に、新しい視点や感性に大変刺激を受けました。今後の研究に生かしていきたいと思います。
   

『集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表会 四国大会』

2018年8月27日 14時19分

8月25日(土)、『集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表会 四国大会』が愛媛大学で行われ、本校のSSH浸透班(井上愛理、桐畑咲良、野中綾乃)が参加し、「糖の分子構造と浸透現象の関係性」というテーマで研究発表を行いました。
研究発表や質疑応答を通して、ノートルダム清心女子高等学校と愛媛県内の6校の理系女子の交流を図ることができました。
その後、女性研究者である愛媛大学農学部教授片岡圭子先生や女性未来育成センター長の堀利栄先生の講演を聞き、「リケジョ」として、研究分野の第一線で活躍することの意義を深く理解することができました。
 
 

8/22(水) IRC訪問(CR)

2018年8月24日 07時12分
課題研究

CRの研究で、いよぎん地域経済研究センター(IRC)を訪問しました。

 8月22日(水)、2年8組の3人がいよぎん地域経済研究センター(IRC)を訪問し、CRで研究している、地域創生に関してのデータ分析や活用方法、地域の活性化プランなどについてご指導いただきました。ご多忙の中ご指導いただきました、中川様、渡辺様、本当にありがとうございました。
  

第20回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会

2018年8月16日 17時19分

8月16日(木)、17日(金)、佐賀県佐賀市文化会館において、
中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表大会が行われています。本校からは、数学班、地学班が参加し、これまで研究してきたことを分かりやすく伝えるように練習を重ねてきました。本日は、ポスター発表があり、審査員の先生からの質問に、誠実に丁寧に対応しました。この後、生徒交流会で他校との交流を深めます。また、明日は、ステージ発表・講演会が行われます。


 
 

8月1日(水)・2日(木) 砥部焼班、先進校視察(佐賀県立有田工業高等学校)へ

2018年8月11日 10時53分
課題研究

 平成30年度「地域に生き・地域とともに歩む高校生育成事業」に参加しているオール松山南プロジェクト「砥部焼の魅力再発見プロジェクト」の一環として先進校視察を行いました。参加者は本校SSH2名、分校デザイン科5名でした。

 初日 朝7時に砥部分校を出発し、15時に「九州陶芸文化館」に到着しました。ここでは、歴史的・美術的価値がある焼き物が展示されており、歴史的な背景や色・形などのデザイン性についても詳細に見ることができ、素晴らしい研修になりました。その後、釉薬の専門店を訪問し、釉薬の発色について専門家から教わり、焼き物店を訪れて現在作られている有田焼の色やデザインを実際に見ました。
九州陶芸文化館
 
研修(陶芸文化会館にて)
   
有田焼(陶芸文化会館)
  
研修(釉薬専門店にて)
  
現地研修
   
泉山陶石場にて
  

  2日目 宿舎の近くにある 国の重要文化財に指定されている「武雄温泉」を見学し、今回の研修のメインである「有田工業高校訪問」を行いました。平成元年に建てられた校舎は、施設・設備とも我が校とは比較できないほど立派なものでした。そこで、セラミック科の先生方に釉薬の研究についてお話を聞かせていただきました。「イチョウの灰を使って紫の発色」には難色を示されましたが、可能性や研究方法について親切・丁寧に御指導していただきました。その後、デザイン科の先性がからの説明を聞き研修することができました。
武雄温泉(桜門)
  
武雄温泉(新館浴室にて)
 
研修(有田工業にて)
    
  

 今回の研修を生かした研究を今後実施し、イチョウの灰を使った釉薬の研究を進めていきたいと思います。
 なお、本事業は、本校SSHで「イチョウの灰」を使った釉薬の研究。分校デザイン科で、SSHが作った釉薬を用いたアクセサリーの商品開発を行う予定です。研究の経過等については、文化祭等で発表を行う予定です。
最後に、今回の訪問に際しまして、佐賀県立有田工業高等学校の先生方には本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。