松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

イチョウSS+遠藤窯

2018年6月21日 18時26分
課題研究

6月21日(木) テストピース作りと遠藤窯
 今日のSSの時間は、砥部町の 遠藤 裕人 さん (えんどう窯)を訪れて、釉薬の作り方についてお話を伺う予定でしたが、愛媛大学高大連携事業に参加するため、7限のみテストピース作りをしました。今回は、イチョウの枝の灰と長石の混合比が4:6で赤色が出た結果(写真3)の追跡実験と、銅を使った釉薬の発色を確認する研究です。いよいよ、紫色を追求する実験になってきました。
 一方、砥部分校烏谷先生と自称銀杏のおいちゃんが、当初の計画通り、生徒抜きで遠藤さんの窯元を訪ねてお話をお伺いしました。
 遠藤さんは、釉薬の発色に対し、焼く温度、窯の冷ます時間や冷まし方、そして、生徒がやりやすい釉薬の調合方法など、遠藤さんの経験をもとに熱心に説明をしてくださいました。砥部焼の専門家である烏谷先生は、話の内容を記録し、焼成方法の違いによる発色の違いの確認など熱心に活動されていました。
 前回の池田さんのお話もあわせて、今回砥部焼の専門家から聞いたお話を参考に、SSHの生徒を指導していただく予定です。
 今後の研究内容が楽しみです。

 テストピース作り1

 テストピース作り2

 枝のテストピース

 遠藤窯にて1

 遠藤窯にて2 

 遠藤窯にて3

 遠藤窯にて4

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。