松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

教科等横断授業(理数化学×家庭基礎)を実施しました

2023年6月8日 20時33分

理数化学と家庭基礎の教科等横断型授業で、「食べ物に含まれるビタミンCのはたらきを調べよう」というテーマで授業が実施された。まずは、化学からスタートし、清涼飲料水中に含まれているビタミンC(アスコルビン酸)の定量をポビドンヨード中のヨウ素を活用して行う実験を行い、ヨウ素を還元するのに清涼飲料水がどれくらい必要なのかを実験によって求め、そこから140mL中に含まれているビタミンCを計算で求めた。この結果を利用し、レモン1個から果汁を取り出し、その果汁中に含まれるビタミンCの量を清涼飲料水で実施した同じ方法で求めた。

その後、家庭基礎において、化学の実験で判明したビタミンCの性質について確認した。発展的な内容として、ビタミンCと鉄を同時に接種すると効果的に吸収できるという論文内容が記載されている新聞記事を紹介し、ビタミンCと鉄を同時効率よく摂取するためのレシピを班で考え、発表した。

       

RESAS講演会を実施しました

2023年5月15日 16時40分

1年生のSTEAM探究の時間に、経済産業省 四国経済産業局のRESAS普及活用支援調査員 坂口祐 様にリモートでご講演いただきました。地域経済分析システムであるRESASの説明や具体例を見たのち、実習も行われました。海外の方が利用するクレジットカードに関することについて調べて発表する生徒も見られ、意欲的に1年生が活動する姿が見られました。
  


1年生のスーパーサイエンス(SS)化学実験実習

2023年5月12日 07時07分
課題研究

5月11日木曜日に行われた1年生のスーパーサイエンス(SS)は、化学実験実習でした。「色を測る~分光光度計の使い方~」と題して、愛媛大学理学部4回生で本校理数科卒業生の伊藤祐希さんが出張講義を行ってくれました。
  伊藤さんも所属する愛媛大学の杉浦美羽先生の研究室からお借りしている分光光度計を用いて、本来大学でしか測定できないような正確なデータを収集するための技法とデータ処理の仕方を学びました。
  これから課題研究を行っていくうえで、どのようにデータを集めるか、集めたデータをどのように正確に処理するかということは非常に大切になっていきます。松山南高校理数科では、高校1年生のうちからこうした手法を大学と連携して学んでいくことができます。
 
     

Coding Team Minami 始動

2023年4月27日 19時11分

 プログラムを組みながら、制御するロボット(VEX)を用いて、競技会に参加するチーム、その名も「Coding Team Minami」が活動を始めました。1・2年生20名によるチームです。今日は、本校STEAM教育支援員の武田先生ご指導の下、基本的な動作をできるようにスクラッチを組みながらロボットを動かしました。なかには、スクラッチを使わずにPythonのプログラムを直接入力してロボットを制御できるメンバーもおり、これからの活動に期待感が持てる会となりました。
 毎週水曜日、1時間程度の活動となる予定です。頑張りましょう。
  
 

理数科1年生「スーパーサイエンス」『ジュエルソープを作ろう』

2023年4月27日 16時44分

本日の理数科1年生のSSは、地学実験実習です。「ジュエルソープを作ろう」と題してグリセリンソープを使って鉱石の結晶の形をした石鹸を作りました。生徒たちは、様々な鉱石を調べ、その形や色を上手に再現していました。この実験を通じて、鉱石のもつ形の不思議さ(Science)や色の美しさ(Art)を再確認することができました。
  
 

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。