松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

アドバンストデータサイエンス研修を実施しました

2024年8月5日 15時57分
ニュース

Society5.0の実現に向けたSTEAM教育」を研修テーマに掲げ、以下の日程と訪問先で、標記の研修を実施しました。
【日 程】8月1日(木)・8月2日(金)
【訪問先】東京工業大学、東京大大学生産技術研究所、統計数理研究所、株式会社True Data
【参加者】2・3年生の希望者20名

1日目は、東京工業大学と東京大学生産技術研究所を訪問しました。東京工業大学では永原先生の「目に見えないちょっと先を予測してみよう!」をテーマにワークショップが行われました。班ごとに数式と定規やアルミフレームを用いて仮説を立てて計測し、発表しました。東京大学生産技術研究所では、小倉先生から「元素循環型社会構築に向けた触媒システムの設計」についての御講義をいただきました。また実際に研究生の研究を知ることで化学への関心が高まりました。佐藤先生から「コンピュータビジョン」についての御講義を受け、人物行動のセンシングという最先端の技術を学びました。

01東京工業大学 02東京大学_横 03東京大学 04東京大学

 2日目は、統計数理研究所と株式会社True Dataを訪問しました。
 統計数理研究所では、まず所長の椿先生のお話と宮里先生の研究所の概要説明があり、矢野先生から「衛星測位データで解き明かす地殻の動き」についての研究紹介がありました。統計や数学、地学などがダイナミックに結びつく研究に心を躍らせました。その後スーパーコンピュータを見学しました。
 株式会社True Dataでは外山先生から「ウレコン等を活用したデータ分析の実践ワークショップ」についての実習が行われ、データへの向き合い方を学んだ上で各班が商品を調べて考察し、発表しました。
 今回の研修を通して、データ分析やSTEAM教育についてより実践的なことを経験しました。今回の学びを磨いて今後の課題研究探究学習、進路探究等に活かしていきたいと思います。

05統計_横 06統計 08TrueData1 09TrueData5

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。