松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

6/11(木)SSスーパーサイエンス

2020年6月11日 17時06分
課題研究

 理数科1年生は先週に引き続き、データサイエンスについて学びました。
 結論を導くために、どのようなデータが必要か、具体的な例から考えました。
 例えば、「虫歯の人を調べたら100人中73人がチョコレート好きだった。」このデータから、チョコレートは虫歯の原因であると言えるでしょうか?言えないのならば、ほかにどのようなデータが必要でしょうか?積極的に挙手し、取り組むことができました。個人的には、チョコレートが虫歯の原因でないことを祈っています。
      
 2年生は各班で課題研究を進めています。化学分野の研究を行っている班は、紫キャベツなどに含まれるアントシアニンという色素について調べています。アントシアニンはpHの変化により色が変化し、安定性も変化します。塩基性にした試験管では色が薄くなっています。また、先週紹介したストローはこのような装置になりました。
      

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。