松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

グローバルサイエンスキャンパス(GSC)広島 台湾研修 参加レポート

2019年9月24日 07時45分
高大連携事業

 グローバルサイエンスキャンパス(GSC)広島ステップステージに参加している理数科2年の藤家亜衣さんが、9月9日(月)~11日(水)の3日間、台湾で行われた研修に参加しました。藤家さんから研修の感想が寄せられています。

 私は9月9日から3日間GSC広島の活動として台湾での研修に参加しました。研修には広島県内の女子生徒2名と私の3名が参加しました。初日は移動日で、松山空港を出発し、羽田空港で広島県の生徒さんと合流し、台湾の松山空港に向かいました。台風の影響で羽田空港からの出発が遅れましたが、無事に台北に到着し、その後、台湾東北部の宜蘭県に移動しました。私は5月に修学旅行で台湾を訪問しましたが、ホテルの周囲のお店では台北とよく似た独特な香りがして懐かしく感じましたが、雰囲気が台北とはまた違っていて印象的でした。
 2日目は国立蘭陽女子高級中学を訪問しました。午前中は自分が行っている、砥部焼の釉薬の研究について英語でプレゼンを行いました。私にとっては初めての英語でのプレゼンで、すごく緊張しました。台湾の生徒さんたちは自分の研究を楽しんでおり、それを発表するのもとても楽しそうで、とても刺激を受けました。その後は、英語の授業に参加したり、美術と科学を織り交ぜた様々な科学演習を行ったりしました。終日、生徒さんたちとグループで活動しましたが、英語力の高さに圧倒されそうでした。でも、自分のできる限りの英語を使い、それでも駄目なときはジェスチャーを使ってコミュニケーションをとろうと頑張りました。その甲斐もあって、たくさんの友だちができました。自分の英語の弱い部分に気付くことができたので、これからもっと頑張っていきたいと感じました。
 3日目は帰国日でした。羽田空港到着の時、強風のために着陸が何度もやり直しです怖い経験をしましたが、無事帰国し、松山に到着しました。
あっという間の3日間でしたが、GSC広島で一緒に頑張っている仲間との絆を深めることができたこと、台湾で頑張っているリケジョの仲間と出会えたこと、修学旅行で訪れた台北周辺以外の台湾に触れることができたことなど、たくさんの経験をすることができました。これから自分の課題研究を含めて、学校生活をしっかり頑張っていきたいと思います。最後になりましたが、研修期間中、御指導いただいた広島大学の先生方に大変感謝しています。

 なお、研修の様子は、広島大学「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)広島」HP上にも公開されています。https://www.hiroshima-u.ac.jp/gsc/2019t
  

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。