松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

アドバンストデータサイエンス研修(in滋賀大学)

2022年8月12日 07時26分

8月8日(月)・9日(火)に1泊2日で、最先端のデータサイエンス研究を行っている滋賀大学を訪問しました。

1日目は、滋賀大学データサイエンス学部姫野先生から「データサイエンスの手法とその応用」、「データサイエンス学部の企業連携」、斎藤先生から「3Dプリンタと3Dモデリング」についてワークショップが行われました。「データサイエンスの手法とその応用」では、データサイエンスの事例、予測と誤差の検証、データの可視化、回帰分析、決定係数と回帰直線などの講義の後、データ分析を行いました。データ分析ではExcelを用いて、基本統計量の計算、ピポットテーブルによる集計、回帰分析による予測モデルの作成、重回帰分析による予測モデルの作成を行いました。「データサイエンス学部の企業連携」では、トヨタグループや地元スーパー平和堂、滋賀県警など企業や行政機関との連携や、ジュニアデータサイエンティスト育成プログラミング教室などの地域貢献、インターンシップについてお話しいただきました。「3Dプリンタと3Dモデリング」では、3Dプリンタについて説明の後、実際に3Dプリンタを動かしたり、3Dモデリングの映像を見たりしました。

2日目は、本校OBで、滋賀大学4年時に合同会社miteiを起業した代表社員井本さんに「テキストマイニング」についてワークショップを行っていただきました。テキストマイニングについて講義を受けた後、KH Coderを用いて「高校野球」のツイートを分析しました。KH Coderで分析するために、Excelでの前処理についても丁寧に教えていただきました。KH Coderから出力された分析結果をグループで読み解き、発表を行い、井本さんから総評をいただきました。すべてのワークショップ終了後、姫野先生や井本さんに個人的に質問に行くなど積極的な姿勢が見られました。

今回の研修を通して、データ分析についてより実践的なことを経験し、今後の課題研究や進路探究に活かしていきたいと思います。

     
 

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。