松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

中学生アドバンストサイエンス実験講座

2020年8月19日 16時14分
研究発表

 8月18日(火曜日)19日(水曜日)の2日間、中学生アドバンストサイエンス実験講座が本校会議室、各実験室において開催されました。
 多くの中学生の皆さん、保護者の皆様に御参加いただき、誠にありがとうございました。参加される皆様が安心して体験学習ができるように、一人一人の健康観察、マスク着用、消毒等の新型コロナウイルス感染予防対策をした上に、徹底した予防対策として、本校の教員と生徒はフェイスシールドを着用して学校の説明を行いました。
 全体説明会では、理数科2・3年生の生徒たちが、本校理数科の特色についての説明、関西研修と台湾修学旅行についての報告、課題研究の研究発表を行いました。
 その後、参加した中学生は、物理・化学・生物・地学の中から希望する2つの実験講座を各実験室で受講しました。
 物理ではパソコン計測機器を用いて単振り子の運動の解析を、化学では液体窒素を用いた極低温空気から液体酸素を取り出す実験を、生物では口腔上皮細胞中の遺伝子を析出させる実験を、地学ではチオ硫酸ナトリウムを用いた結晶の成長観察実験を行いました。
 各講座においては、理数科2年生の生徒たちが実験の支援役となり、中学生に対しての実験の支援や実験内容・学習内容に関する質問に対しての説明を行いました。参加した中学生たちも意欲的かつ真剣に実験に取り組んでいました。講座の時間が終わっても最後まで粘り強く実験を続けてくれた中学生もいました。「絶対に松山南高校理数科に入学する!」という心強い言葉をいただきました。

              

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。