松南SSH日記

理数系教員育成支援プログラム

2020年10月22日 17時19分
高大連携事業

 10月21日水曜日の8時間目を利用して、1年生理数科42名を対象に理数教員育成支援プログラムの一環として、愛媛大学教職大学院M2の増田さんとM1の窪さんによる、TT形式の授業を行いました。
 内容は、「酢酸エチルの加水分解反応」と題して、来週行うメイン実験のための準備実験を行いました。新型コロナウイルスの影響で、なかなか実験の機会が得られない中の活動だったので、生徒は目を輝かせながら真剣に取り組みました。
 わずかなにおいの変化を頼りに、加水分解反応が進む仕組みを体験しました。においという非常に抽象的なものにも関わらず、生徒たちは自分たちの言葉で的確な表現で反応を捉えている様子は、やはり理数科の生徒だと感心しました。
 来週はいよいよメインの実験になります。化学の力が身近なところにも応用されていることを体験して、ますます化学に興味を持ってもらいたいと思います。