松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

砥部焼班 「えひめ南予 きずな博」をイメージしたオレンジ色に挑戦

2021年3月1日 07時08分
課題研究

 自分たちの研究をほぼ終えた「ぎんなんズ」のメンバーが、今年の7月から開催される予定の「えひめ南予 きずな博」のイメージを「オレンジ色」で表現する実験を行いました。同時に、「ぎんなんズ」が開発した釉薬研究のために開発した釉薬の塗り方を、後輩「小梅ブラザーズ」にも伝えました。
 今回用いた灰は、卒業生の梅ちゃんズが用いた七折梅の枝灰を用い、写真の上段6枚がフリットを用いた透明釉、下段の6枚が福島長石を用いたマット釉を目指したものです。また、左の6枚が酸化チタンを、右の6枚が酸化鉄を用いたものです。酸化チタンは、別の試薬を加える必要がありましたが、鉄の釉薬では、何となくオレンジのような色が出ました。今後の研究のご期待ください。ただし、今回の研究は、オレンジ色を出すために、1230℃の酸化焼成という今までと異なる焼成で行いました。
    

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。