松南SSH

 
                       

                                                                                      

最新の松南SSH日記

「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム高校生コース」現地レポート④

2019年8月7日 09時38分

 第4週目は「Pharmacy: Explore the Field」を選択しました。今週は実験や病院訪問など、アクティビティがとても多い一週間でした。
実験では、特にカプセル薬を作ったのが楽しかったです。2通りの方法でカプセル薬を作り、どちらの方法の方がよいのかを考えました。他にも、いくつかの違う物質を加えた薬を数種類作り、溶け方などを観察しました。
 木曜日に、UConn Health Center を訪問し、見学・体験しました。病院内の見学で驚いたことがたくさんあります。一番驚いたのは、薬の届け方です。カプセルに薬を入れてセットし、ボタンを押すだけでその場所まで届くということです。壁の中のレーンを通って薬が届くようになっていたり、薬を運ぶロボットもいたりで、とても便利だなと思いました。病院には2つのタワーがあり、新しい方のタワーは患者さんの部屋がすべて個室らしく、ガラス張りのため眺めがとても綺麗でした。廊下にはいたるところにテレビのモニターがあって、患者さんの血圧・心拍数などの情報がいつでも確認できるようになっていました。さすがアメリカ、最先端の技術だな、と感じました。

 アンバサダー活動第2弾として友達に茶道を披露して、お茶を点てる体験をしてもらいました。その後、抹茶をアイスクリームにかけたり、牛乳に入れたりいろいろと試してくれていて、みんな抹茶をとても気に入ってくれました。

ルームメイトは先週と同じだったのでさらに仲を深めることができました。

 今週で、私の留学生活の第一部である「UConn Pre-college Summer」が終わりです。今考えてみると、アメリカに来てすでに4週間が過ぎました。特に最後の一週間は短く感じました。たくさんの人と出会い、たくさん学び、とても充実した4週間でした。一か月間通ったダイニングホールでのアメリカンなバイキングの食事、寮での生活はもう終わりです。
 来週からは第二部が始まります。ホテルでの生活、そして萬井さんの研究室で研究をさせて頂きます。新しい学びと発見がたくさんあるように、一日一日を大切に残りの期間も頑張ります。

 
                    薬の製作               実験中、友だちと

 

         UConn Health Centerの外観                                              お茶のお点前です

松山南高SSH事業について

 高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組や、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施するため、文部科学省は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH」を指定しています。本校は、SSH事業がスタートした平成14年度から、6期22年連続して指定を受け、研究実践に取り組んでいます。5期にわたる指定が必要な先導Ⅱ期には、全国で2校が指定(SSH校は218校)を受けています。研究開発課題をSociety5.0の実現に向けた未来創造型科学技術人材の育成-STEAM教育とデータサイエンスの推進-」とし、リーディング校として取り組んでまいります
 日々の活動の様子(松南SSH日記)はこちら になります。生徒は一人一台端末等の活用で、研究活動を推進しています。なお、松南SSH英語版ホームページは、日本語ページの英訳ではなく、参加した生徒が考えたことや思ったことを掲載することとし、生徒が更新(記事を作成した生徒名を末尾に記載)しています。